無料で見れる?!映画の株主優待6選！【2025年版】

このようなお悩みを解決します。

株主優待は日々の暮らしに彩を添えてくれるツールです。

みなさんが一度は聞いたことのある企業からそうでない企業まで、多くの会社が映画の優待を実施しています！

この記事では、映画を無料もしくは割引で見れる株主優待を6銘柄ご紹介します！

イオンシネマやTOHOシネマズなど映画館で使える株主優待6選

映画館で使える株主優待として、以下の6社を紹介していきます。

順に見ていきましょう。

イオン：株主優待でイオンシネマを1000円で利用！

イオンの株主優待では、イオン株式会社の株式を100株以上保有することで「オーナーズカード」を貰えます。

このオーナーズカードを使うことで、下記の金額でイオンシネマを鑑賞することができます。

利用者	ご優待価格
大人	1,000円（通常 : 1,800円）
大学生	1,000円（通常 : 1,500円）
高校生以下	800円（通常 : 1,000円）

通常料金から大人は800円引き、大学生は500円引き、高校生以下は200円引きで鑑賞することができます。

特に大人は約4割引ですので、かなりお得感のある優待と言えるのではないでしょうか。

割引に回数制限がないことも、映画好きからすると魅力です！

イオンの株主優待をイオンシネマで利用するには、自動券売機および窓口に行ってオーナーズカードを読み込ませる必要があります。

以下の記事でイオン株について詳しく分析していますので、併せてご覧ください。

東宝：TOHOシネマズで使える映画招待券

東宝の株主優待では、TOHOシネマズにて映画を無料で見れる映画招待券がもらえます。

以下は、保有株式数に対して貰える映画招待券の枚数です。

権利確定日の保有株式数	映画招待券枚数
100株以上	1枚
500株以上	3枚
1,000株以上	5枚
2,000株以上	10枚
3,000株以上	15枚
5,000株以上	18枚
10,000株以上	20枚

東宝の株主優待が使える映画館

東宝の株主優待は、以下の「TOHOシネマズ直営劇場」と新宿バルト9などの「共同経営劇場」で使うことができます。

「映画株主ご招待券」は原則、「ムビチケ」が発売されている新作公開の映画作品のみ利用可能です。

優待の情報は変更されている場合もありますので詳しくは同社HPをご覧ください。

スバル興業：TOHOシネマズで使えるギフトカード

スバル興業は道路メンテナンス事業と賃貸不動産業が主力の会社です。

一見映画とは関係なく思えますが、株主優待ではTOHOシネマズで使えるギフトカードがもらえます。

東宝の映画招待券とは異なり、映画だけでなく劇場内でのドリンクやフード、パンフレットにも使えるギフトカードとなっています。

権利確定日の保有株式数	ギフトカード金額
500株以上	2,000円
1,000株以上	3,000円
1,500株以上	4,000円

その理由は、スバル興業が東宝の子会社だからです。

親会社子会社ともに上場していることを親子上場といい、近年その数は子会社の上場廃止により減少しています。

子会社が上場廃止される際は、株価に上乗せをして親会社が株式を買い取り、一般の株主は儲かることが一般的です。

詳しくはこちらの記事をぜひご覧ください。

松竹：新宿ピカデリーなどで使える

歌舞伎座で有名な松竹も、映画館で使える株主優待を設置しています。

松竹の株主優待はポイント制で、対象の映画館にて1人10ポイントで1映画見ることができます。（新宿ピカデリーのみ20ポイント必要）

最低購入単位の100株でも80ポイントもらうことができるので、8回タダで映画を見れるということになります。

ただし、松竹配給作品に限るなど制限がある場合があるので詳しくは公式HPでご確認ください。

東京テアトル：圧倒的高コスパの映画招待券

東京テアトルは映画配給、中古マンション販売、賃貸不動産、レストラン経営などを手掛ける企業です。

まず東京テアトルの株を100株保有することで映画招待券4枚がもらえます。

そして200株になると8枚、300株では12枚、400株では16枚のように保有株数に比例して増えていきます。

招待券ですので、ヒューマントラストシネマなど対象の映画館にて無料で映画を見ることができます。

さらに松竹と比べると100株購入に必要な金額が約1/10で済むので、そこも大きな魅力と言えるでしょう。

さらにテアトルの魅力はこれだけではありません。

招待券を使い切った後も、優待綴りの表紙を見せることで映画が割引になります。

レストランやリフォームも割引料金で利用でき、今回紹介する6企業の中では最も手厚い優待と言えるでしょう。

東急：109シネマをお得に！

東急の株主優待では、500株以上の保有で109シネマズで使える映画鑑賞優待券を4枚もらえます。

この優待券を使用することで、全国の109シネマズ＆ムービルにおいて1,000円で映画を見ることができます。（109シネマズプレミアム新宿のみ1,000円引きで鑑賞）

さらに、ル・シネマ渋谷宮下・bunkamura ミュージアム・五島美術館共通の招待券も4枚もらうことができます。

ル・シネマ渋谷宮下の優待は、Bunkamuraの休館期間の終了日もしくは別途定める日までの期間限定優待となっています。

東急の優待は映画の他にも、電車・バス全線きっぷや東急ストアお買い物券など盛りだくさんです。

長期で保有するにはどこがおすすめ？割安度ランキング

株主優待銘柄は、長期保有することが一般的です。

ここではバフェットで有名なバリュー投資の考え方を用いて、6つの銘柄の中で長期で持つべき割安な銘柄を探していきます。

指標はネットキャッシュ比率を用いて比較しました。

結果をまとめると、以下の表のようになりました。

Ticker	会社名	ネットキャッシュ比率	時価総額	現金預金	投資有価証券	有利子負債
9632	スバル興業	29%	48,182	13,878	262	0
9602	東宝	13%	1,321,659	45,874	142,613	22,572
9633	東京テアトル	10%	8,846	2,696	3,204	4,976
9601	松竹	-8%	146,900	19,069	39,441	69,935
8267	イオン	-59%	3,213,042	1,179,828	341,965	3,403,245
9005	東急	-83%	1,094,700	62,549	254,918	1,227,645

ネットキャッシュ比率が高い3社について、企業固有の特徴も踏まえ解説していきます。

【まとめ】長期で持ちたい映画株主優待は3つ！

最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。

今回は映画にフォーカスして、6つの企業の株主優待をご紹介しました。

さらに6銘柄を割安面からランク付けすると、スバル興業・東宝・東京テアトルの3銘柄がおすすめであることが分かりました。

特に東京テアトルの優待は、最低購入金額も他企業に比べて安く、映画招待券のもらえる枚数も多いため、コスパの高い優待であると言えるでしょう。

バリュー投資で長期保有し、安全性高く利益を狙いに行くという投資スタイルは、優待で生活を豊かにするというコンセプトとマッチしていると言えるでしょう。

その他にも、かぶリッジでは株主優待について紹介した記事があるので、ぜひあわせてご覧ください。