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トグルホールディングス(652A)のIPO初値予想と上場概要紹介

トグル IPO アイキャッチ

今回はIPO企業の中から、10月30日に東証グロースに上場予定のトグルホールディングス(652A)をご紹介します。

トグルホールディングスは、独自のAI技術を活用した再開発可能土地の仕入販売およびAIシステム開発等を行う企業です。

想定時価総額は594.9億円で、不動産業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

トグルホールディングスのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日10月30日(金)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格4,030円から、4,030円~5,238円
企業Webサイトhttps://toggle.co.jp/
取り扱い証券SMBC日興証券(共同主)、UBS証券(共同主)、SBI証券(共同主)など

主幹事はSMBC日興証券だよ!

共同主幹事会社でUBS証券、SBI証券もいるワン!

トグルホールディングスのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格4,030円
仮条件10月14日(水)発表予定
ブックビルディング期間10月15日(木)~10月21日(水)
当選発表日10月22日(木)
公開価格10月22日(木)発表予定
申込期間10月23日(金)~10月28日(水)
上場日10月30日(金)
初値10月30日(金)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

トグルホールディングスのIPO初値予想

IPO トグル

想定時価総額594.9億円、吸収金額156.2億円と大型のIPO案件で、吸収金額の大きさが需給面での懸念材料です。

一方で、公募と売出しのうち公募割合は66.6%と公募主体の構成で、オファリングレシオも26.2%と標準的な水準に収まっています。

また、2025年9月期の売上高成長率は+24.6%、経常利益率は7.5%と成長性・収益性ともに堅調で、前後2週間に他のIPOがなく資金が分散しにくい点も支援材料です。

ただし、VC等の一部株主のロックアップは公開価格の1.5倍以上で解除される条件となっており、過去1ヶ月の日経平均リターンも-1.39%と軟調なことから、初値の上値は重くなりやすいでしょう。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=4,030円~5,238円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:4,030円

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

トグルホールディングスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券(共同主幹事)%株
UBS証券(共同主幹事)%株
SBI証券(共同主幹事)%株
割当率・割当株数は、10月22日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の伊藤 嘉盛氏は同社の代表取締役です。

また第2位のFuni株式会社は、伊藤氏が発行済株式の全てを保有する会社となっています。

第8位の株主である山﨑 聡史氏は、同社の取締役です。

株主名比率
伊藤 嘉盛37.96%
Funi(株)34.55%
ブーストキャピタル1号投資事業有限責任組合3.06%
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生3号ファンド)3.05%
三鬼 紘太郎1.54%
日本郵政キャピタル1号投資事業有限責任組合1.53%
(株)レアゾン・ホールディングス1.38%
山﨑 聡史1.18%
ALL STAR SAAS FUND THREE Pte. Ltd.1.15%
髙﨑 将充1.02%
上位10名を記載

VC保有比率は約14%だよ!

トグルホールディングスの業績情報

トグルホールディングス(単体) 業績情報(百万円)
トグルホールディングス(単体) 業績情報(円)
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2021年9月2022年9月2023年9月2024年9月2025年9月
売上高511153693811,001
成長率ー+121.8%+220.7%+3.3%+162.8%
経常利益112-4176-26619
成長率ーーーーー
経常利益率216.8%ー20.7%ー2.0%
当期純利益80-41-135-25325
成長率ーーーーー
EPS8.0-4.1-13.3-23.62.2
BPS334.9330.888.761.360.0
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):百万円
※提出会社(単体)の数値を記載。
※2023年2月15日付で普通株式1株につき2,000株、2026年7月11日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施。2021年9月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。
トグルホールディングス(連結) 業績情報(百万円)
トグルホールディングス(連結) 業績情報(円)
スクロールできます
決算期2024年9月2025年9月
売上高9,91412,353
成長率ー+24.6%
経常利益412926
成長率ー+124.8%
経常利益率4.2%7.5%
当期純利益145564
成長率ー+289.2%
EPS13.548.2
BPS116.5157.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):百万円
※2024年9月期より連結決算へ移行。
※2026年7月11日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施。2024年9月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。

2025年9月期の売上高は123億5,300万円(前期比24.6%増)、経常利益は9億2,600万円(同124.8%増)と増収増益となりました。

増収の主な要因は、東京23区を中心に需要が堅調なレジデンス用地に加え、ホテル用地の売却が順調に進展したことです。

売上高の大部分は土地の仕入販売を行う「Land Creation」(2025年9月期:122億8,800万円)が占めており、同サービスが成長を牽引しています。

積極的な人員採用や広告宣伝費の投下を行いながらも、売上総利益の拡大により経常利益率は4.2%から7.5%へと改善しました。

なお、2026年9月期は第3四半期累計で売上高131億7,900万円、経常利益6億7,300万円となっており、すでに前期の通期売上高を上回っています。

売上・利益は第4四半期に偏りやすい傾向があるよ!

トグルホールディングスの事業内容

トグルホールディングスは、独自のAI技術を活用して再開発可能な土地を創出・販売する企業です。

「産業変革事業」の単一セグメントのもと、「Land Creation」と「Agentic Platform」の2つのサービスを展開しています。

Land Creation(2025年9月期売上高:122億8,800万円)

  • 独自の土地解析システムによる再開発候補地の特定
  • 建築可能な規模・形状を算定するボリュームチェックの半自動化
  • 複数の土地を取りまとめた開発用地の不動産デベロッパー等への販売

Agentic Platform(2025年9月期売上高:6,442万円)

  • 業務を観測・構造化・自動化する業務基盤の開発・運用
  • 「デベNAVI」「VCプロ」「Gate.」など不動産・建築業界向けプロダクトの提供
  • AIを活用した業務効率化コンサルティング(toggleエージェント)の提供

詳しく見ていきましょう。

Land Creation

Land Creationは、複数の土地を取りまとめることで、新たな開発用地を創出するサービスです。

東京都で1年間に市場へ出回る土地情報は約2.4万件にとどまる一方、同社は市場に流通していない「オフマーケット」の土地情報を解析対象としています。

従来は建築の専門家に依頼して数週間から数か月を要していた建築可能規模や事業性の検証を、独自の地図データ基盤とボリュームチェック技術により最短約1分で行える点が特徴です。

さらに土地の取得前から複数の買い手の購入意向や価格水準を確認したうえで仕入れを判断しており、在庫リスクの抑制を図っている点が、同社の強みとなっています。

主に東京を中心とした一都三県で展開しており、大阪及び福岡にも営業拠点を設置しています。

Agentic Platform

Agentic Platformは、日々の業務を観測・構造化し、人とAIエージェントに振り分けて実行・自動化する業務基盤です。

自社業務で培った仕組みを外部企業にも提供しており、ボリュームチェック技術を提供する「デベNAVI」「VCプロ」や、不動産価値分析のAIクラウドサービス「Gate.」などを月額課金で販売しています。

特定の大規模言語モデルに依存せず、用途や性能、コストに応じて複数のモデルを選択・組み合わせて利用できる構成となっています。

今後はAgentic Platformの提供を通じて効率化余地の大きい企業を見極め、M&Aを含む事業機会につなげることで非連続な成長を目指す方針です。

現在の収益のほとんどはLand Creationによるものだワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
KOMPEITO9/11C(1倍~1.3倍未満)0.93倍
エブリー8/4B(1.3倍~1.5倍未満)1.28倍
アイ・グリッド・ソリューションズ7/29C(1倍~1.3倍未満)1.24倍
ビーエイブル7/29C(1倍~1.3倍未満)1.45倍
ティアフォー7/22B(1.3倍~1.5倍未満)0.93倍
チャットプラス7/15B(1.3倍~1.5倍未満)2.11倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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