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ティアフォー(593A)のIPO初値予想と上場概要紹介

ティアフォー(593A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、7月22日に東証グロースに上場予定のティアフォー(593A)をご紹介します。

ティアフォーは、オープンソース型自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」を基盤とした自動運転ソリューションを提供する企業です。

想定時価総額は644.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

ティアフォーのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日7月22日(水)
かぶリッジ独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,015円から、1,320円~1,522円
企業Webサイトhttps://tier4.co.jp
取り扱い証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主)、モルガン・スタンレーMUFG証券(共主)、SMBC日興証券(共主)、大和証券など

三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券の3社が主幹事だよ!

ティアフォーのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,015円
仮条件7月6日(月)発表予定
ブックビルディング期間7月6日(月)~7月10日(金)
当選発表日7月13日(月)
公開価格7月13日(月)発表予定
申込期間7月14日(火)~7月17日(金)
上場日7月22日(水)
初値7月22日(水)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

ティアフォーのIPO初値予想

ティアフォー IPO評価

想定時価総額644.8億円、吸収金額250億円と大型のIPO案件です。

事業は、オープンソース型自動運転ソフトウェア「Autoware」を基盤とした自動運転ソリューションで、自動運転・AI・SDVというトレンド性の高い領域です。

公募割合が81.5%と高く、企業に資金が多く入る構成となっています。

一方で、吸収金額が250億円と大きく、オファリングレシオも38.8%と高めな点は、上場時の供給株数が相対的に多くなるため留意が必要です。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍以上1.5倍未満=1,320円~1,522円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,015

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ティアフォーの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)%
モルガン・スタンレーMUFG証券(共主)%
SMBC日興証券(共主)%
大和証券%
野村證券%
みずほ証券%
SBI証券%
マネックス証券%
楽天証券%
岩井コスモ証券%
松井証券%
水戸証券%
岡三証券%
東海東京証券%
割当率・割当株数は、7月13日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、同社の代表取締役CEOの加藤 真平氏は第2位の株主です。

また筆頭株主はSOMPOホールディングス株式会社で、損害保険大手のグループが出資しています

主要株主には180日間のロックアップが設定されています。

株主名比率
SOMPOホールディングス株式会社21.3%
加藤 真平(代表取締役)11.0%
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合6.9%
ヤマハ発動機株式会社6.6%
出川 章理6.3%
いすゞ自動車株式会社5.7%
KDDI株式会社4.0%
アイサンテクノロジー株式会社3.0%
UTEC 4号投資事業有限責任組合3.0%
二宮 芳樹2.7%
上位10名を記載

ヤマハ発動機やいすゞ自動車、KDDIなど、多くの事業会社が名を連ねているね!

ティアフォーの業績情報

ティアフォー 業績データ
ティアフォー 業績データ2
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2021年9月2022年9月2023年9月2024年9月2025年9月
売上高7217831,2943,8716,410
成長率+8.6%+65.3%+199.1%+65.6%
経常損失-3,314-3,907-3,614-4,834-5,504
経常利益率
当期純損失-3,318-3,910-3,793-4,834-4,799
EPS-97.6-108.6-94.3-113.3-108.2
BPS293.1457.3382.8399.7291.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成。単位は百万円(EPS・BPSは円)。
2024年9月期より連結決算に移行。
※2026年2月6日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施。2021年9月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。

ティアフォーの業績は、直近数期で売上高が急拡大している点が大きな特徴です。

2025年9月期の売上高は64億10百万円(前期比₊65.6%)と、高い成長を継続しています。

一方で、経常損失は55億04百万円、当期純損失は47億99百万円と、5期連続で赤字を計上しています。

これは研究開発活動や事業基盤整備に伴う先行投資の負担が継続しているためで、EPSは-108.2円、BPSは291.6円となっています。

同社は2024年9月期から連結決算に移行しているため、それ以前の期との比較には注意が必要だよ!

収益は完成車両の販売やエンジニアリングサービスといったワンタイム収入に加え、ソフトウェアライセンスなどの継続課金収入で構成されています。

将来的には量産フェーズ移行に伴うライセンス・ロイヤルティ収入の積み上げが想定されているね!

ティアフォーの事業内容

ティアフォーは、オープンソース型自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」を基盤に、自動運転ソリューションの社会実装を推進する企業です。

「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、2015年に名古屋大学で公開された「Autoware(オートウェア)」の開発を主導しています。

自動運転バスや物流車両、特殊用途車両などの社会実装を進めており、事業は自動運転の単一セグメントで、次の3つのサービスに大別されます

ティアフォー 事業内容

Mobility Service(モビリティサービス)

  • 地方自治体や交通事業者へ自動運転車両を提供
  • 実証実験・定期運行・保守運用を支援

Development Service(デベロップメントサービス)

  • 大手自動車OEM等向けの量産化開発を推進
  • ライセンス・ロイヤルティモデルで継続収益

Solution Service(ソリューションサービス)

  • 「Autoware」導入企業・団体への技術支援
  • 技術トレーニング、ライセンス、政府委託事業など

などのサービスを通じて、自動運転市場の発展段階と顧客の事業フェーズの双方に対応する事業を展開。

グループは同社と連結子会社2社、持分法適用関連会社3社で構成されています。

2025年9月期の実証実験・実装地域数は50地域、車両運用台数は公道25台・閉鎖空間89台となっています。

また、開発プロジェクト顧客数は2024年9月期の7社から2025年9月期は9社、2026年3月中間期には13社へ拡大しています。

※同社の事業内容分析は近日中にアップデートいたします。

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
ネイス6/30B(1.3倍~1.5倍未満)1.12倍
LiNKX6/23B(1.3倍~1.5倍未満)1.36倍
GO6/16C(1倍~1.3倍未満)1.21倍
梅乃宿酒造4/24C(1倍~1.3倍未満)1.5倍
犬猫生活4/23C(1倍~1.3倍未満)1.17倍
SQUEEZE4/22C(1倍~1.3倍未満)1.05倍

直近6社はいずれも初値が公開価格を上回っており、公開価格比の初値は1.0倍~1.5倍となっています。

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