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レイヤード(634A)のIPO初値予想と上場概要紹介

レイヤード(634A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、9月25日に東証スタンダードに上場予定のレイヤード(634A)をご紹介します。

レイヤードは、患者と医療の接点をスムーズにする各種SaaSを医療機関へ提供する企業です。

想定時価総額は39.9億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

レイヤードのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日9月25日(金)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格1,400円から、1,400円~1,819円
企業Webサイトhttps://layered.inc/
取り扱い証券SBI証券(主)、大和証券、岡三証券、FFG証券 など

主幹事はSBI証券だよ!

レイヤードのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,400円
仮条件9月4日(金)発表予定
ブックビルディング期間9月7日(月)~9月11日(金)
当選発表日9月14日(月)
公開価格9月14日(月)発表予定
申込期間9月15日(火)~9月18日(金)
上場日9月25日(金)
初値9月25日(金)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

レイヤードのIPO初値予想

レイヤード 初値予想

想定時価総額39.9億円、吸収金額13.7億円と小型のIPO案件で、資金が集まりやすい規模感となっています。

公募比率が70.6%と高い一方、オファリングレシオは34.3%とやや高めで、需給面では強弱が入り混じる形です。

業績面では、2026年6月期の売上高成長率が+35.6%、経常利益率が17.0%と成長性・収益性ともに良好です。

ただし、上場市場がスタンダード市場であり、前後1週間のIPO数が多い点は、初値の上値を抑える要因となります。

これらの点から、IPO評価:C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=1,400円~1,819円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,400

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:なお、主要株主およびVC2社には上場日から180日間(2027年3月23日まで)のロックアップが付されており、価格による解除条項もないため、上場直後の売り圧力は限定的です。
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

レイヤードの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SBI証券(主幹事)%
大和証券%
岡三証券%
FFG証券%
岩井コスモ証券%
九州FG証券%
西日本シティTT証券%
松井証券%
割当率・割当株数は、9月14日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の株式会社nanosは代表取締役社長 毛塚 牧人氏の資産管理会社です。

また、同率2位の毛塚 牧人氏は同社の代表取締役社長、田澤 悟郎氏は専務取締役です。

株主名比率
(株)nanos26.94%
毛塚 牧人23.77%
田澤 悟郎23.87%
吉居 大希7.92%
MEDIPAL Innovation投資事業有限責任組合3.96%
FFGストラテジー投資事業有限責任組合第1号3.96%
メディカル・データ・ビジョン(株)1.98%
三角 健二郎1.84%
二階 義元1.45%
伊藤 愛1.45%
上位10名を記載

VC保有比率は約7.9%だよ!

レイヤードの業績情報

レイヤード 業績データ
レイヤード 業績データ
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2022年6月2023年6月2024年6月2025年6月2026年6月
売上高7059271,1621,4611,980
成長率+31.5%+25.3%+25.7%+35.6%
経常利益-1012-15128337
成長率+161.8%
経常利益率0.2%8.8%17.0%
当期純利益-1012-2100239
成長率+139.3%
EPS-50.91.4-1.344.5106.5
BPS20.8130.9129.6174.1280.7
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):百万円
※2021年3月31日付で普通株式1株につき500株、2026年4月30日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を実施。2022年6月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。
※2026年6月期は有限責任監査法人トーマツの監査が未了。

2026年6月期は売上高約19億8,000万円(前期比35.6%増)、経常利益3億3,700万円(同161.8%増)と大幅な増収増益となりました。

事業区分別では、医療DXストック事業と医療DXイニシャル事業が成長を牽引しています。

  • 医療DXストック事業(月額利用料が積みあがる)
    • 売上高:10億9,400万円(前期比+25.5%)
    • 売上比率:55.2%
  • 医療DXイニシャル事業(SaaS導入時の初期費用)
    • 売上高:6億2,700万円(同+45.2%)
    • 売上比率:31.7%

主力のストック事業は、サポート人件費やサーバー費用などの原価が売上に比例して増えにくいという特性を持っています。

そのため、売上の拡大がそのまま利益につながりやすく、経常利益率は17.0%まで上昇しました。

2022年6月期は商号変更に伴う広告宣伝費の増加、2024年6月期は人材採用による採用費の増加により経常損失を計上したものの、2025年6月期以降は黒字幅を拡大しています。

売上高は23年6月期から26年6月期にかけてCAGR28.8%で伸びているよ!

レイヤードの事業内容

レイヤードは、患者と医療の接点をスムーズにする各種SaaSを医療機関へ提供する企業です。

「医療をもっと、わかりやすく。」をパーパスに掲げ、患者接点にまたがる複数のプロダクトを展開する「マルチプロダクト戦略」を採用しています。

レイヤード マルチプロダクト戦略
目論見書より

主なプロダクト

  • Symview(WEB問診システム/電子同意書/オンライン診療)
  • Wakumy(予約システム/無人受付ソリューション)
  • Kakarite(患者管理システム)
  • Iver(電話自動応答システム)
  • Medicastar(医療向けデジタルサイネージ/動画活用サービス)
  • Wehub(医療機関専用WEB制作・運用サポート)
  • Capai(AI電話エージェント) など

いずれかのプロダクトを通じた利用医療機関数は、2026年6月時点で約6,000施設となっています。

セグメントは医療DX事業の単一セグメントですが、サービスの提供先や収益構造の観点から次の3つの事業区分に分類されています。

医療DXストック事業

医療DXストック事業は、SaaS製品の月額利用料収入で構成されるストック型の事業です。

医療機関は予約・WEB問診・患者管理・電話自動応答・デジタルサイネージなどの各種プロダクトを、毎月定額および従量課金で利用できます。

利用医療機関が増えるほど収入が積み上がり、複数プロダクトの導入が進むことで医療機関あたりの平均単価(ARPU)も向上する収益構造となっています。

医療DXイニシャル事業

医療DXイニシャル事業は、サービスを新規導入する際に発生する初期費用による収益で構成されるフロー型の事業です。

単にSaaSのパッケージを提供するだけでなく、各医療機関の運用に即したコンサルテーションやシステム設定支援、受付スタッフへのレクチャーまでを担っています。

導入初期の丁寧なオンボーディングは解約率の低減や長期的な顧客関係の構築につながり、ストック事業を下支えする役割も果たしています。

広告事業

広告事業は、デジタルサイネージ「Medicastar」やWEB問診「Symview」の一部領域を広告媒体として活用する事業です。

広告主から提供された内容を法令や業界ガイドラインに照らして審査し、院内での掲出にふさわしい形に編集・最適化したうえで配信しています。

同社が運営するデジタルサイネージは2025年10月時点で3,500面を超え、国内最大規模の医療機関向けデジタルサイネージとなっています。

広告主には製薬企業や食品メーカー、自治体などが含まれるワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
エブリー8/4B(1.3倍~1.5倍未満)1.28倍
アイ・グリッド・ソリューションズ7/29C(1倍~1.3倍未満)1.24倍
ビーエイブル7/29C(1倍~1.3倍未満)1.45倍
ティアフォー7/22B(1.3倍~1.5倍未満)0.93倍
チャットプラス7/15B(1.3倍~1.5倍未満)2.11倍
ネイス6/30B(1.3倍~1.5倍未満)1.11倍

直近のIPOでは、初値騰落率が1倍を上回っているものが多く、2倍以上をつける銘柄もありました。

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