
・金が高騰しているけど、銀への投資も気になるな。
・銀ETFのおすすめはどれ?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
- 銀は金価格に連動して上昇トレンドが続いている
- 産業需要の拡大で今後も需給が逼迫する見通し
- NISA対応の【1542】純銀上場信託がおすすめ!
銀価格は2025年に入って大きく上昇し、過去10年で最高値圏に到達。
金が過去最高値を更新する中、銀も追随する形で価格が上昇しており、投資対象として再び注目を集めています。
一方で中には、「投資対象として銀ETFは候補にあるけど、どれに投資すべきか分からない」という方も多いはず。
そこで今回は、日本で購入できる銀ETFのおすすめ5選を「投資目的別」に徹底比較します。

銀ETFの選び方からメリット・デメリットまで分かりやすく解説するワン!

執筆:かぶリッジ編集部
かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。
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情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。
※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。
銀ETFがおすすめの理由3選!【2025年最新版】


なんで今、銀ETFがおすすめなの?
2025年現在、銀ETFが投資対象として注目されている理由を3つ解説します。
金価格に連動する上昇トレンド
銀は金と価格の連動性が高く、金相場の上昇は銀相場の上昇にもつながるケースが多く見られます。
2025年現在、金は過去最高値を更新中であり、銀もそれに追随する形で価格を上げています。

TradingViewより
歴史的に金銀の価格比(金銀比価)は年々高まって現在は約80〜90倍に達しており、割安感から銀への投資資金流入が進んでいます。

2025年第3四半期時点で、銀は年初来で50%近く急騰したよ!
金ETFについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

旺盛な「産業需要」と供給不足
また、産業需要の拡大と供給不足によって銀価格上昇が見込まれていることも、銀ETFをおすすめする理由の1つです。
銀は優れた電気伝導性・熱伝導性を持つため工業用途で幅広く使われており、近年、産業分野を中心にその需要が大幅に拡大しています。

実際に、2023年の世界の銀市場は70億ドルと推定されていますが、2028年には110億ドル以上に拡大するとの予測もあります。
特に以下の分野において、銀は不可欠な素材です。
- 太陽光発電パネル:約1億9,570万オンスの需要
- AI・データセンター:電気電子分野として約2億6,990万オンスの需要

- 電気自動車(EV):年間約8,000万オンスの需要

太陽光発電パネルでの需要が急増しているんだね!
このような環境下で、2025年は約3,600トンの銀の供給不足が見込まれており、5年連続で需要が供給を上回る状態が続いています。


AI・半導体需要や再生可能エネルギーの進展が続けば、銀の需要はさらに増加するワン!
金融緩和と国家の戦略的購入による追い風
銀ETFへの投資をおすすめする理由として、各国の金融政策と国家レベルでの戦略的な「買い」が銀価格を下支えしている点もあります。
各国の金融政策
2025年後半、米連邦準備制度理事会(FRB)は本格的な利下げサイクルに入り、2025年12月の会合では政策金利が3.50~3.75%に引き下げられました。
金利がつかない貴金属は、金利低下局面では相対的に魅力が増し、投資マネーが流入しやすくなります。
国家による銀の備蓄
2024年10月、ロシアは2025年から2027年の3年間で、合計515億ルーブル(約5.35億ドル相当)を銀の購入に充てる計画を発表しました。
通常、中央銀行の外貨準備といえば「金(ゴールド)」が主流ですが、銀を国家戦略として組み入れる動きは極めて異例です。

金融緩和と国家の買い支えで、銀価格の押し上げが期待できるワン!
【目的別】あなたに合ったおすすめの銀ETF

私の投資目的に合った銀ETFはどれだろう?
投資目的によって、最適な銀ETFは異なります。
以下の目的別におすすめの銘柄を紹介します。
- NISA枠で投資したい
- 【1542】純銀上場信託
- 【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト
- コストを抑えたい
- 【1673】WisdomTree 銀上場投資信託
- 【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託
- 分散投資がしたい
- 【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託
- 【SIL】グローバルX 銀ビジネス ETF
- 株式の成長性も追求したい
- 【SIL】グローバルX 銀ビジネス ETF
- 銀価格に連動させたい
- 【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)
- 【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト
| 銘柄コード | 銘柄名 | 上場国 | 最低投資額 | 経費率 | 5年騰落率 | NISA対応 | 出来高 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1542 | 純銀上場信託(現物国内保管型) | 日本上場 | 24,770円 | 0.55% | +223.8% | 〇 | 147,194 |
| 1673 | WisdomTree 銀上場投資信託 | 日本上場 | 76,460円 | 0.49% | +223.6% | × | 25,990 |
| 1676 | WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託 | 日本上場 | 39,010円 | 0.44% | +126.8% | × | 614 |
| SLV | iシェアーズ シルバー・トラスト | 米国上場 | 7,477円 | 0.50% | +111.0% | 〇 | 51,559,721 |
| SIL | グローバルX 銀ビジネス ETF | 米国上場 | 10,898円 | 0.65% | +59.8% | × | 4,872,323 |
おすすめの銀ETF一覧

【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)
純銀上場信託(1542)は、大阪取引所の先物価格をベースとして算出した「銀地金100グラムあたりの理論価格」との連動を目指す国内ETFです。
一定の受益権口数(10万口以上)を持っている場合、受益権と引き換えに貴金属地金の現物と交換することができます。

三菱UFJ信託銀行が運用するETF「金の果実シリーズ」の一つだワン!
| 銘柄コード | 1542 |
|---|---|
| 名称 | 純銀上場信託(現物国内保管型)(愛称:「銀の果実」) |
| 連動対象 | 銀地金100gの現在価値 |
| 最低投資額 | 24,770円 |
| 経費率 | 0.55% |
| 5年騰落率 | +223.8% |
| 上場市場 | 東京証券取引所(国内上場) |
| NISA対応 | 〇 |
Bloombergより
過去5年で+223.8%と、5つのファンドの中で最も騰落率が高くなっています。
一方、純銀上場信託(1542)のデメリットとして、経費率が0.55%と比較的高い点は認識しておく必要があるでしょう。

経費率は、「グローバルX 銀ビジネス ETF(SIL)」に次いで高いんだね…。
【1673】WisdomTree 銀上場投資信託
WisdomTree 銀上場投資信託(1673)は、ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格に連動することを目指す国内ETFです。
価格は7,646円ですが10口単位での購入となるため、最低投資金額は約77,000円になります。
| 銘柄コード | 1673 |
|---|---|
| 名称 | WisdomTree 銀上場投資信託 |
| 連動対象 | ロンドン地金市場協会(LBMA)の銀価格 |
| 最低投資額 | 76,460円 |
| 経費率 | 0.49% |
| 5年騰落率 | +223.6% |
| 上場市場 | 東京証券取引所(国内上場) |
| NISA対応 | × |
Bloombergより
【1676】WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託
WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託(1676)は、金・銀・白金・パラジウムの4つの貴金属に分散投資できるETFです。
構成比率は以下の通りになっています。
- 金:65.70%
- 銀:19.54%
- パラジウム:9.49%
- プラチナ:5.27%
※2025年5月30日時点
| 銘柄コード | 1676 |
|---|---|
| 名称 | WisdomTree 貴金属バスケット上場投資信託 |
| 連動対象 | 貴金属バスケット(金、銀、白金、パラジウム) |
| 最低投資額 | 39,010円 |
| 経費率 | 0.44% |
| 5年騰落率 | +126.8% |
| 上場市場 | 東京証券取引所(国内上場) |
| NISA対応 | × |
Bloombergより

経費率が0.44%で、一番コストが低いよ!
【SLV】iシェアーズ シルバー・トラスト
iシェアーズ シルバー・トラスト(SLV)は、世界最大級の銀ETFで、米国市場に上場しています。
銀の現物価格に連動することを目指しており、流動性が非常に高く、売買しやすいのが最大の特徴です。

BlackRock(ブラックロック)が運営しているよ!
| ティッカー | SLV |
|---|---|
| 名称 | iシェアーズ シルバー・トラスト |
| 連動対象 | ロンドン地金市場協会(LBMA)銀価格 |
| 最低投資額 | 7,477円(48.32ドル) |
| 経費率 | 0.50% |
| 5年騰落率 | +111.0% |
| 上場市場 | ニューヨーク証券取引所(米国上場) |
| NISA対応 | 〇 |
Bloombergより

最低投資額が約7,500円と、5つの中で最安だワン!
【SIL】グローバルX 銀ビジネス ETF
グローバルX 銀ビジネス ETF(SIL)は、銀の現物ではなく、銀鉱山企業の株式に投資するETFです。
銀価格の上昇時には、銀鉱山企業の株価も上昇するため、銀価格の値動きを増幅して取り込める可能性があります。
「Solactive Global Silver Miners Total Return Index」に連動するよう設計されています。
Solactive Global Silver Miners Total Return Index とは・・・
銀鉱業産業のパフォーマンスを反映する指数。
銀の採掘、精錬、探査など、銀ビジネスに関連している世界中の厳選された企業から構成されている。
組入銘柄・地域別構成比
| 組入銘柄 | 比率 |
|---|---|
| WHEATON PRECIOUS METALS CORP | 22.17% |
| PAN AMERICAN SILVER CORP | 12.58% |
| COEUR MINING INC | 7.50% |
| HECLA MINING CO | 5.84% |
| FRESNILLO PLC | 5.33% |
| FIRST MAJESTIC SILVER CORP | 5.01% |
| KOREA ZINC CO LTD | 4.61% |
| INDUSTRIAS PENOLES SAB DE CV | 4.34% |
| OR ROYALTIES INC | 4.08% |
| CIA DE MINAS BUENAVENTUR-ADR | 3.71% |
| 国・地域別構成 | 比率 |
|---|---|
| カナダ | 65.6% |
| 米国 | 15.3% |
| 英国 | 5.5% |
| 韓国 | 4.8% |
| メキシコ | 4.4% |
| ペルー | 3.5% |
| オーストラリア | 1.0% |
| ティッカー | SIL |
|---|---|
| 名称 | グローバルX 銀ビジネス ETF |
| 連動対象 | Solactive Global Silver Miners Total Return Index |
| 最低投資額 | 10,898円(70.43ドル) |
| 経費率 | 0.65% |
| 配当利回り | 0.23% |
| 5年騰落率 | +59.8% |
| 上場市場 | ニューヨーク証券取引所(米国上場) |
| NISA対応 | × |
Bloombergより
銀ETFを購入するメリット

リスク分散になる
銀ETFは、株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオのリスク分散に効果的です。
特に以下のような局面で、銀ETFはポートフォリオを守る役割を果たします。
- インフレ対策:実物資産として購買力を維持
- 株式市場の下落局面:安全資産として資金が流入
- 地政学的リスク:有事の際の避難先として機能

ただ、金と比べて工業需要の影響を受けやすいから、景気後退局面で下落する可能性もある点には注意が必要だよ!
分散投資の観点から、ポートフォリオの5〜15%程度を貴金属に配分することが一般的とされています。
証券会社で少額から投資可能
現物の銀を購入する場合と比較して「少額・低コスト・低リスク」で投資できる点も、銀ETFのメリットです。

現物の銀を購入する場合、年間2万円以上のコストがかかる可能性もあるワン!
- 少額投資が可能:【SLV】なら約7,500円から購入できる
- 低コスト:信託報酬は年0.4%~0.7%前後で、100万円投資しても年間4千~7千円程度
- 低リスク(保管不要):現物と違い、盗難や紛失のリスクがない

NISA口座なら売買手数料が無料になる証券会社が多いのも魅力だね!
株式と同様にリアルタイムで取引できる
銀ETFは株式と同様に証券取引所に上場しているため、証券取引所の取引時間中であればリアルタイムで取引可能です。

値動きを見ながら取引したい方におすすめだね!
わざわざ現物を買いに行く必要もなく、証券口座さえ保有していればスマホから簡単に取引できます。
そして銀ETFをCFD取引する場合なら、自由度はさらに高まります。
CFD取引とは
実際の資産を保有せず、価格の上げ下げの差額だけで売買する取引。
少ない資金で大きな取引ができ、上昇相場でも下落相場でも利益を狙えます。
銀ETFの投資を検討している方は、CFD取引にも対応している証券口座を開いてみるのもおすすめです。
銀ETFを購入するデメリット

金よりも価格変動が大きい
銀は金と比較して、価格変動幅(ボラティリティ)が大きいという特徴があります。
これは銀が以下3つの要因に影響を受けるためです。
- 安全資産としての需要:金と同様に、有事の際に買われる
- 工業用途の需要:景気動向に敏感に反応する
- 市場の小ささ:金と比較して市場が小さく、値動きが激しいため投機の対象になりやすい
配当金が出ない
銀ETFは現物の銀価格に連動する商品のため、株式投資とは異なり基本的に配当金(分配金)は支払われません。
そのため、配当金狙いの投資を考えている方にとって最適な方法ではないでしょう。
配当金狙いの投資をしたい方は、「日本のおすすめ高配当株10選でインカムゲインを狙おう」の記事を参考にしてください。

銀鉱山株に投資する【SIL】なら配当収入も得られるけど、配当利回りは0.23%だよ…。
銀ETFに投資する方法【おすすめの証券会社】

楽天証券

楽天証券は「2025年オリコン顧客満足度 ネット証券ランキング」で4度目の1位になるなど、今話題の証券会社です。
楽天グループの証券会社ということで楽天経済圏を活用しつつオトクに投資を始められます。

楽天ポイントを使って投資できるのは便利ね!
楽天証券では日本国内の金ETFのみならず、米国の金ETFや投資信託で金へ投資することも可能。
楽天ポイント投資も可能なため、初めての金投資でいきなり現金を使うことに抵抗がある人にも安心ですね。
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銀ETFに関するよくある質問

銀ETFとは?
銀ETFとは、銀価格に連動することを目指す上場投資信託のこと。
株式と同じように証券取引所で売買でき、銀の現物を保有することなく、銀価格の値動きを取り込むことができます。

投資信託とは何が違うの?
ETFと通常の投資信託の違いとしては、以下の通り。
| ETF | 一般的な投資信託 | |
|---|---|---|
| 上場 | ◯ | × |
| 価格 | リアルタイムで変動する | 1日1回の基準価格 |
| 取引機会 | 取引所の取引時間内 | 1日1回 |
最大の特徴としてETFは上場していることから、株式同様に取引所を通じてリアルタイムで取引できる点が挙げられます。
銀ETFへの投資における注意点は?
銀ETFへの投資を検討する際は、以下の点に注意しましょう。
- 取引量:銘柄によっては取引量が少なく、希望価格で売買が成立しない可能性がある
- 価格変動が大きい:金より変動幅が大きく、短期的には大きく下落する可能性がある
- 配当金がない:価格の値上がり益のみが利益となる
- 景気敏感:工業需要の影響を受けやすく、景気後退時には下落しやすい
- 為替リスク:米国ETFの場合、円安・円高の影響を受ける
- 信託報酬:年0.4~0.7%前後のコストがかかる
長期保有を前提に、ポートフォリオの5〜15%程度に抑えるのが賢明です。
また、2025年現在は価格が高値圏にあるため、一括投資ではなくドルコスト平均法での積立投資を検討するのも良いでしょう。
【まとめ】おすすめの銀ETF


銀ETFについてよく理解できたよ!
今回は銀ETFのおすすめ銘柄を、投資目的別に5つ紹介しました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
かぶリッジの結論
- 銀は金価格に連動して上昇トレンドが続いている
- 産業需要の拡大で今後も需給が逼迫する見通し
- NISA対応の【1542】純銀上場信託がおすすめ!
銀ETFはそれぞれ異なる特徴があるため、自分の投資目的に沿った銘柄を選ぶのが重要です。
いずれも主要ネット証券で手数料無料で購入できるため、ぜひ証券口座を開設して少額から投資を始めてみてください。

銀ETFでポートフォリオを分散して、資産防衛を強化するワン!







