Starbucks （スターバックス）は株主優待なし！カフェ関連優待のある銘柄は？

このようなお悩みを解決します。

Starbucks（スターバックス）は、世界最大のコーヒーチェーンであり、主にコーヒーストアの経営、コーヒー及び関連商品の販売を行っています。

よくカフェにいく方は「スタバなどのカフェをもっとお得に利用したい！」と思ったこともあるでしょう。

以下は、おすすめのカフェ関連の株主優待がもらえる銘柄です。

銘柄名	利用できるカフェ（代表例）	最低取得金額	100株での優待内容
ドトール・日レスホールディングス（3087）	・ドトールコーヒーショップ ・エクセルシオールカフェ	約25.1万円	1,000円分の株主優待カード
東和フードサービス（3329）	・椿屋珈琲 ・椿屋カフェ ・ダッキーダック ・PRONT(4店舗のみ利用可)	約20.4万円	4月30日時点で500円券を3枚 10月31日時点で500円券を2枚
コメダホールディングス（3543）	・コメダ珈琲店 ・おかげ庵 ・米屋の太朗	約30万円	プリペイドカード「KOMEKA」1,000円分
サンマルクホールディングス（3395）	・サンマルクカフェ ・鎌倉パスタ ・神戸元町ドリア	約26.3万円	優待カード1枚（20％割引券） すし処函館市場（宝田水産を含む）の割引率は10％
銀座ルノアール（9853）	・喫茶室ルノアール ・ニューヨーカーズ・カフェ ・カフェ・ミヤマ	約9.4万円	株主優待券1,000円分

今回は、スターバックスの株主優待の有無や同業界の株主優待、おすすめネット証券会社を紹介します。

Starbucksには株主優待がない

結論、スターバックスは米国株であるため、株主優待を実施していません。

米国をはじめとする海外の企業では、株主優待という概念自体がほとんど普及していません。

一方で、配当金で株主還元を行う企業が多いです。

また、日本法人であるスターバックスコーヒージャパンは、東京証券取引所 JASDAQに上場していました。

しかし、2014年後半に米国のスターバックスが完全子会社化を目指してTOB（株式公開買い付け）を実施し、2015年3月に上場廃止が決定しました。

タリーズコーヒーの株主優待はない？

タリーズコーヒーは、2004年にはMBO（マネジメントバイアウト）を実施。

その後、2006年に全株式を伊藤園（2593）に売却し、上場廃止となりました。

つまり、伊藤園はタリーズで使える優待券を発行していません。

タリーズで使える株主優待を配布している企業があります。

佐藤食品工業という植物エキスや粉末酒の製造・販売をおこなっている会社です。

この会社の株主優待は、タリーズデジタルギフト2,000円分。

詳しくは、こちらをご覧ください

カフェ関連の株主優待がある銘柄6選

スタバには株主優待がありませんが、日本企業にはカフェ関連の株主優待を提供している会社があります。

以下の6社には株主優待があり、お得にカフェを楽しむことができます。

ドトール・日レスホールディングス（3087）

ドトール・日レスホールディングスは、「ドトール」をはじめとしたカフェを展開している企業です。

上場市場	プライム市場
株価（12/8終値）	2,541円
単元株数	100株
最低投資金額	254,100円
権利確定月	２月
配当利回り	2.12%
優待利回り ※100株保有の場合	0.39%

同社の株主優待は、店舗で使える株主優待カードを提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株～299株	1,000円分の株主優待カード
300株～499株	3,000円分の株主優待カード
500株以上	5,000円分の株主優待カード

東和フードサービス（3329）

東和フードサービスは、「椿屋珈琲」などの高級喫茶・カフェや、パスタ・ケーキのレストランなど、多彩なブランドの外食チェーンを東京圏中心に展開する企業です。

上場市場	スタンダード市場
株価（12/8終値）	2,046円
単元株数	100株
最低投資金額	204,600円
権利確定月	4月・10月
配当利回り	0.97%
優待利回り ※100株保有の場合	1.22%

同社の株主優待は、店舗で使える株主優待券を提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株～199株	4月30日現在の株主に500円券を3枚 10月31日現在の株主に500円券を2枚
200株～399株	4月30日現在の株主に500円券を4枚 10月31日現在の株主に500円券を3枚
400株～799株	4月30日現在の株主に500円券を7枚 10月31日現在の株主に500円券を7枚
800株～2,399株	4月30日現在の株主に500円券を14枚 10月31日現在の株主に500円券を14枚
2400株～3,999株	4月30日現在の株主に500円券を24枚 10月31日現在の株主に500円券を24枚
4,000株以上	4月30日現在の株主に500円券を36枚 10月31日現在の株主に500円券を36枚

コメダホールディングス（3543）

コメダホールディングスは、「珈琲所 コメダ珈琲店」などのフルサービス型喫茶店チェーンをフランチャイズ（FC）方式で全国展開し、店舗設計や食材の製造・卸売、直営店運営も手掛ける企業です。

上場市場	プライム市場
株価（12/8終値）	3,010円
単元株数	100株
最低投資金額	301,000円
権利確定月	2月・8月
配当利回り	1.99%
優待利回り ※100株保有の場合	0.66%

同社の株主優待は、店舗で使える株主優待カードを提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株以上	1,000円分の株主優待カード

さらに長期保有株主優待制度として300株以上保有かつ3年以上の継続保有で2月にプラスで1,000円分の株主優待カードが提供されます。

サンマルクホールディングス（3395）

サンマルクホールディングスは、「サンマルクカフェ」や「生麺専門 鎌倉パスタ」など、カフェ事業とレストラン事業を主軸に多種多様な外食ブランドを全国で展開する企業です。

上場市場	プライム市場
株価（12/8終値）	2,648円
単元株数	100株
最低投資金額	264,800円
権利確定月	3月
配当利回り	1.96%
優待利回り ※100株保有の場合	ー

同社の株主優待は、店舗で使える株主優待カード（割引カード）を提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株以上	株主優待カード（20%の割引）

株主優待カードは、カフェだけでなく、同社が経営しているレストランでも利用が可能です。

銀座ルノアール（9853）

銀座ルノアールは、「喫茶室ルノアール」をはじめとした様々な業態の喫茶店チェーンを首都圏中心に展開するほか、貸会議室事業なども手掛ける企業です。

上場市場	スタンダード市場
株価（12/8終値）	943円
単元株数	100株
最低投資金額	94,300円
権利確定月	3月
配当利回り	0.31%
優待利回り ※100株保有の場合	1.06%

同社の株主優待は、店舗で使える株主優待券を提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株～499株	1,000円分の株主優待券
500株～999株	5,000円分の株主優待券
1,000株以上	10,000円分の株主優待券 3,500円相当のオリジナルアイスコーヒーセット

【隠れ優待】佐藤食品工業（2814）

佐藤食品工業は、茶エキスや植物エキス、天然調味料、そして世界で初めて成功した粉末酒など、天然食品の粉末化に特化した製品を製造・販売する企業です。

上場市場	スタンダード市場
株価（12/8終値）	3,240円
単元株数	100株
最低投資金額	324,000円
権利確定月	3月・9月
配当利回り	1.35%
優待利回り ※100株保有の場合	0.61%

同社の株主優待はタリーズで使えるデジタルギフト券を提供しています。

保有株式数に対する優待の内容は以下のようになっています。

保有株式数	優待内容
100株～499株	タリーズデジタルギフト（2,000円分）
500株～999株	タリーズデジタルギフト（2,000円分）+1,000相当の自社商品
1,000株以上	タリーズデジタルギフト（2,000円分）+3,000相当の自社商品

なお、最後にカフェ関連の株主優待以外にもおすすめの株主優待探している方は以下の記事をご覧ください。

お得な優待銘柄に投資できるおすすめのネット証券会社

株主優待のある株に投資したいとなったとき、どの証券口座を選べば良いのか分からない人もいるかもしれません。

ここでは、数あるネット証券から失敗しない証券会社を選びたい方に向けて、おすすめのネット証券を2つ紹介・比較していきます。

SBI証券

SBIグループは2025年に1,400万口座を達成し、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇っています。

そんなSBI証券のNISAでは、毎日と毎週コースがあるので、基本の毎月コースよりもきめ細かく「時間分散投資」ができます。

クレカ積立をすればVポイントも貯まるので、お得に老後の資産形成ができますよ。

低コストな商品を多く取り扱っているSBI証券は、あなたの資産を増やすパートナーになってくれるでしょう。

マネックス証券

マネックス証券では、マネックスカードを使って毎月積立投資をすると、カード決済額に対して1.1%の「マネックスポイント」が貯まります。

クレカ積立によるポイント還元サービスは主要ネット証券で実施していますが、年会費（実質）無料のクレジットカードのなかでマネックスカードの還元率はトップレベルに高いです。

【まとめ】スターバックスに株主優待はある？

最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。

おすすめのカフェ関連の株主優待は以下の通りです。

銘柄名	利用できるカフェ（代表例）	最低取得金額	100株での優待内容
ドトール・日レスホールディングス（3087）	・ドトールコーヒーショップ ・エクセルシオールカフェ	約25.1万円	1,000円分の株主優待カード
東和フードサービス（3329）	・椿屋珈琲 ・椿屋カフェ ・ダッキーダック ・PRONT(4店舗のみ利用可)	約20.4万円	4月30日時点で500円券を3枚 10月31日時点で500円券を2枚
コメダホールディングス（3543）	・コメダ珈琲店 ・おかげ庵 ・米屋の太朗	約30万円	プリペイドカード「KOMEKA」1,000円分
サンマルクホールディングス（3395）	・サンマルクカフェ ・鎌倉パスタ ・神戸元町ドリア	約26.3万円	優待カード1枚（20％割引券） すし処函館市場（宝田水産を含む）の割引率は10％
銀座ルノアール（9853）	・喫茶室ルノアール ・ニューヨーカーズ・カフェ ・カフェ・ミヤマ	約9.4万円	株主優待券1,000円分

株式投資では株主優待のある企業を狙って投資するのも良いですが、事業を取り巻く環境の変化や収益性などの総合的な判断も必要となってきます。