
・今AIブームが来ているけど、投資して良いのかな?
・AI関連銘柄として本命の企業はどこ?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
- AIは過去にブームが3回訪れており、現在は第3次AIブームの真っ只中!
- AIは様々な業界で活用されており、フィジカルAIに注目が集まっている
- ボラティリティが高いため、長期分散投資が大切!
AI関連のニュースが毎日飛び交う現在、AIの技術は凄まじい勢いで進歩を続けています。
そのような中、AI関連銘柄は最も注目される投資対象の一つとして人気を集めています。
しかし、「AI関連銘柄」と聞いてどのような企業があるのかイメージしづらいことも事実。
この記事では、様々なビジネスに利用されるAIの代表的な関連本命銘柄8選について紹介していますので、是非最後までご覧ください。

執筆:かぶリッジ編集部
かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。
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AI(人工知能)とは【基礎知識】

💡このパートの要約
- AIは過去にブームが3回訪れており、現在は第三次AIブームの真っ只中
- 生成AIや大規模言語モデルの登場により、AIが複雑な問題に対処できるようになった。
- AIは様々な業界・場面でビジネスに活用されている
第三次AIブームともいわれる現在、AIという言葉を耳にしない日はありません。
スマートフォンの音声アシスタントやスマート家電など、私たちの日常生活においても利用する場面が多くなってきました。
まずは、そんなAIに関する基礎的な知識を解説していきます。
以下の2点について解説します。
AI(人工知能)の歴史

「AI」ってよく耳にするけど何のこと?
AIとは何かを知るためには、AIの歴史からどのような流れでAIが発展してきたのかを見る必要があります。
ここでは、3つのAIブームの歴史からAIについて解説していきます。
第一次AIブーム
第一次AIブームは、1950~60年代に起こりました。
この時期のAIは「推論」と「探索」が可能となり、数学の定理の証明やパズルなど、特定の問題に対してすばやく解を提示できるようになりました。
しかし、単純な問題に対して解を出すことはできても、様々な要因が絡み合う問題に対して解を出すことはまだ難しく、ブームは終焉を迎えます。

アメリカでは、自然言語処理による機械翻訳も注力されていたよ!
第二次AIブーム
第二次AIブームは、1980年代に起こりました。
この時期のAIは、「エキスパートシステム」が生み出されました。
エキスパートシステムとは、特定の専門分野の知識をコンピュータに取り込んだ上で推論することで、その分野の専門家のように問題を解決するシステムのことです。
これにより第一次ブームの際は実現できなかった、特定の分野での複雑な課題解決が可能となりました。
しかし、コンピュータが推論するための膨大な知識を人間が記述する必要があり、活用の場が限定されてしまったことでブームは終焉を迎えました。

日本でも「第五世代コンピュータ」という大型プロジェクトが進められていたワン!
第三次AIブーム
第三次AIブームは、2000年代から現在まで続いているものです。
このブームが起こったきっかけとして、以下の2点が挙げられます。
- コンピュータの性能向上によりビックデータの処理・活用が可能になった
- ディープラーニングが登場した
ディープラーニングでは、知識を定義する要素をAIが自ら学習してくれるため、より複雑な問題に対して対処できるようになりました。

ビッグデータからAI自身が学習する「機械学習」が実用化されたんだよ!
ビジネスにおけるAI

ビジネスの場面ではどのように活用されてきたのかな?
現在、日常生活からビジネスに至るまで、様々なところでAIが活用されています。
代表的な例として、小売店の需要予測におけるAI活用があります。
従来の需要予測は、担当者の経験や勘に頼っており、予測の精度が低いという問題点がありました。
この問題に対して、AIを導入することで蓄積されたデータから客観的な分析ができるようになり、予測精度を高めることができるのです。
ここでAIが利用するデータは、過去の販売データはもちろんのこと、天候やマーケットのトレンドなども含みます。

複数の膨大なデータから正確に予測することは、AIの強みだよね!
ここで挙げたのはあくまで一例であり、医療現場での画像診断や製造業における不良品の検知など、様々な業界・場面でAIは活用されています。

最近では、テキストの入力に対して画像や文章を生成してくれる「生成AI」に注目が集まっているね!
【日本株】生成AI関連本命銘柄

ここでは生成AIの開発・インフラ・活用の各層で恩恵を受ける日本の本命銘柄を技術別にご紹介します。
①生成AIサービスを提供する企業
- 企業名:サイバーエージェント(4751)
- 株価:1,536円(2026/7/30終値)
- 時価総額:7,789億円(2026/7/30時点)

サイバーエージェントは、生成AIの研究開発を始め、2020年には広告クリエイティブ制作を支援するシステム「極予測AI」の提供をしています。

現在は広告コピーの自動生成や商品画像の自動生成といった機能が追加されたワン!
インターネット広告事業において、AI技術を活かした領域を続々と展開しています。
2026年9月期第2四半期では、セグメント売上高1,277億円(前年同期比+8.6%)、セグメント利益68億円(同+13.9%)でした。
AIの技術力を含めた広告効果の最大化に向けて今後も業績を伸ばす勢いです。
しかし、全体の業績を押し上げているのはゲーム事業とメディア&IP事業のため、生成AIが主体となっているわけではないため業績に大きく直結することはないかもしれません。

自社開発の生成AIをどの程度他社に提供できるかもカギとなりそう!
②生成AIのインフラ(GPU・データセンター)に関連する企業
- 企業名:さくらインターネット(3778)
- 株価:2,923円(2026/7/30終値)
- 時価総額:1,224億円(2026/7/30時点)

さくらインターネットは、クラウドサービス事業およびデータセンター事業を行う東証プライム上場企業です。
国内最大規模の自社運営データセンターを保有しており、GoogleやAmazonの対抗馬として期待されています。

日本マイクロソフトと協業し、国内AIインフラの選択肢拡大に向けて取り組んでおり、生成AIの急速な需要拡大を全面に受けています。
2027年3月期第1四半期決算では、売上高111億円(前年同期比+48.6%)、営業利益12億円(黒字転換)となり好調でした。
主に前期に追加投資したGPUの高稼働により、GPUインフラストラクチャーサービスが売上成長を牽引しました。
また、連結業績予想も上方修正し、営業利益は当初通期予想比+66.7%を見込んでいます。

デジタル庁が「さくらのクラウド」の試用を開始したワン!
③生成AIをビジネスに活用している企業
- 企業名:リクルートホールディングス(6098)
- 株価:12,915円(2026/7/30終値)
- 時価総額:19兆173億円(2026/7/30時点)

リクルートホールディングスは、数々のWebサービスやアプリを提供する企業です。
2025年9月より開始したインディードの高機能・高単価の求人プランでは、過去のデータを基に求人に適合する人材をAIが探し出すサービスで活用されています。
従来の有料求人より精度が高く、採用時間も大幅に短縮できるとして顧客数が増えており、求人件数の増減に依存せず、1件あたりの収益を上げるモデルへの移行が進んでいます。

業績に影響はあったのかな?
2026年3月期通期決算では、売上収益3兆6,973億円(前年同期比+3.9%)、営業利益6,305億円(同+28.5%)と増収増益でした。
2027年3月期には売上収益4兆300万円、営業利益7,870億円を見込んでおり、今後も「AI関連株」として着実な成長が期待できます。
チャットGPT関連本命銘柄

ここでは、チャットGPT(ChatGPT)やLLM関連の企業を一挙に紹介します。
膨大なテキストデータと高度なディープラーニング技術を用いて構築された、自然言語処理分野における革新的な技術。
従来の言語モデルと比較して、計算量・データ量・パラメータ数という3つの要素を大幅に強化することで、より高度な言語理解を実現している。
①チャットGPT(ChatGPT)API活用企業
- 企業名:博報堂DYホールディングス(2433)
- 株価:1,264円(2026/8/4終値)
- 時価総額:4,386億円(2026/8/4時点)

博報堂DYホールディングスは、博報堂、大広、読売広告社が業務提携してできた共同持株会社です。
同社は、広告主等に対しマーケティング・コミュニケーションサービス全般の提供を行う子会社の経営管理を行っています。

具体的にはどこでチャットGPTを使っているのだろう?
同社の広告制作サービス「CREATIVE BLOOM TEXT Ads」では、検索連動型広告の配信業務においてAIを活用しています。
これにより、多様な訴求軸を持つより高い効果を見込める広告文を自動で生成することができ、業務の効率化・高度化に貢献します。

株価は下がっているようだけど、業績はどうかな?
2027年3月期第1四半期決算では、収益1,762億円(前年同期比+3.8%)、営業利益30億円(同+19.4%)でした。
チャットGPT活用における業績への直接的な影響はまだありませんが、今後も新規顧客獲得等により成長が見込まれるでしょう。
②国産LLMを開発している企業
- 企業名:NEC(6701)
- 株価:4,631円(2026/8/5終値)
- 時価総額:6兆3,178億円(2026/8/5時点)

NECは、自社開発LLMを持つ大手総合電機・IT企業です。
2027年3月期第1四半期の決算では、売上収益8,197億円(前年同期比+14.5%)、営業利益587億円(同+66.1%)、四半期利益499億円(同+156.9%)でした。
同社は、生成AI「cotomi」を用いた業務自動化やセキュリティ診断のAIエージェントを開発し、サービス提供を開始しています。

他にLLM開発をしている企業は、NTTやソフトバンク、サイバーエージェントが挙げられるワン!
DX事業の売上高1兆円を目指しており、独自の生成AI「cotomi」のほか防衛向けの高度なセキュリティ技術を生かす方針です。
また、2026年4月にAnthropicとエンタープライズAI分野を中心とした戦略的協業も開始しています。
NECの株価動向については以下の記事もあわせてご覧ください。
③AI導入を支援している企業
- 企業名:大塚商会(4768)
- 株価:3,304円(2026/8/5終値)
- 時価総額:1兆2,555億円

大塚商会は、IT機器やシステムの導入からサポートまで行う企業です。
同社は、生成AIサービス「たよれーるneoAI Chat mini」を提供開始し、さまざまな業務に特化したAIアシスタントを柔軟かつ迅速に構築できる体系を実現しています。
また、AI導入支援としてAI関連SaaSの活用と定着を継続的に支援するサービスも提供しています。

業績はどうかな?
2026年12月期第2四半期決算では、売上高7,574億円(前年同期比+9.0%)、営業利益530億円(同+8.0%)と増収増益でした。
一方社内では、2025年からAcrobat AIアシスタントを全社員導入しており、今後もAIのマルチベンダーとして顧客の課題を解決していくことが期待されます。
【2026年最注目!】AIエージェント関連本命銘柄

ここでは、AIエージェント関連で注目の銘柄を解説します。

まずAIエージェントとは何だろう?
AIエージェントとは、人間が細かく指示を出さずとも、AI自らが計画し様々なツールを使い分けながら業務タスクに取り組む自律型ソフトウェアを指します。
生成AIは、人の一度の入力に対して一度の出力を生成しますが、AIエージェントは継続的な自律行動により目標達成を行うことが可能です。

AIエージェントの活躍する機会は今後も増えていきそうだけど、市場規模はどうなんだろう?
世界のAIエージェントの市場規模は、2025年で79億ドルに達し今後も増加が予測されています。
国内AIエージェント市場は2026年度で375億円であり、2033年度には3,600億円まで拡大する見込みです。
AIエージェント関連で注目の企業を2社ご紹介します。
①ヘッドウォータース(4011)
- 株価:2,144円(2026/8/12終値)
- 時価総額:129億円

ヘッドウォータースは、AI・データ・クラウド技術を軸に、エンタープライズ企業のAI導入を本番運用まで支援するテクノロジーカンパニーです。
展開する3事業のうち、AIインテグレーションサービス事業の中にAIエージェントが含まれています。

業績はどうかな?
2025年12月期通期決算では、売上高39億円(前年同期比+34.2%)、営業利益2億2,925万円(前年同期比-25.6%)でした。
特にAIインテグレーション事業の売上高は、26億円(前年同期比+80.9%)と最高売上高を6期連続更新しており好調でした。
AIエージェント案件の需要が強く、ロイヤルクライアント化によってサービス別1案件あたりの売上単価も過去最高を更新しています。

2026年12月期は増収増益を予想しているワン!
一方、純利益率・EPSの低下やROE・ROAの悪化も見られ、2025年12月期通期では戦略的投資により営業利益自体は減少しています。
増収はしていますが、利益の安定性とグロース市場特有のボラティリティの両方に注意が必要です。
②AI inside(4488)
- 株価:2,190円(2026/8/12終値)
- 時価総額:85億円

AI insideは、コンピュータの製造・販売やAI基盤の提供のほか、AIエージェントのプラットフォームを提供しています。
2026年第1四半期に同社主力製品である「DX Suite」にAIエージェントを標準搭載し全ユーザーへ提供を開始後、継続的なアップデートによりデータ化の精度を高めています。
2026年3月期決算は、売上高47億円(前年同期比+7.9%)、当期純利益3.51億円で黒字転換を達成しました。
「DX Suite」の利用ライセンス数が増加し、チャーンレート(解約率)も低水準を維持、自己資本比率は72.6%に上昇し財務基盤が強化されています。

自己資本比率が高水準なのは魅力的だね!
今後もAI活用による継続的な生産性向上・業務効率化、重点事業や人的資本等への成長投資を推進した上で収益性を確保、営業利益は前年同期比+68.2%を見込んでいます。
【初心者必見!】AI関連低位株・割安株


初心者向けのAI関連銘柄はないのかな?
ここでは、1株100~700円で購入できるAI関連低位株をご紹介します。
「低位株」とは一般的に株価が数百円程度と低く、少額から売買できる銘柄を指します。
低位株の特徴や投資初心者が陥りやすいリスクを以下の記事にて解説していますので、あわせてご覧ください。

初心者におすすめのAI関連低位株とは?
| 会社名 | 証券コード | 市場 | 株価 | 時価総額 |
|---|---|---|---|---|
| ブロードバンドタワー | 3776 | 東証スタンダード | 255円 | 156億円 |
| FRONTEO | 2158 | 東証グロース | 644円 | 254億円 |
| エルテス | 3967 | 東証グロース | 596円 | 37億円 |
3社の企業内容や業績は以下にまとめていますのでご覧ください。
ブロードバンドタワー(3776)
都市型データセンターの運用を主力とし、ビッグデータ・AI関連も手がける企業です。
2026年12月期中間期は売上高62億円(前年同期比-2.1%)と小幅減収。
営業利益は29.8%増の3億9,900万円、中間純利益は101.3%増の4億5,600万円と収益性は大きく改善しています。
FRONTEO(2158)
特化型AIで創薬支援・不正検知システム・経済安全保障領域を提供する企業。
2026年3月期通期は売上高76億円(前年同期比+25.3%)、営業利益7億円(同+40.1%)と好調。
AI創薬の分野では参天製薬と眼科領域で連携、内閣府事業で研究セキュリティ・リスクマネジメントシステムを開発しています。
AI創薬市場の本格化に期待できる銘柄です。
エルテス(3967)
デジタルセキュリティ事業(内部不正対策サービス)を主力に、AI技術を用いたリスク検知・分析ソリューションを展開する企業です。
2027年2月期第1四半期は売上高21億円(前年同期比+11.5%)、営業利益6,500万円(同+46.5%)と増収増益。
SNSの発達がより高度化していくことに伴い、AI技術でのセキュリティ事業も需要高が見込まれます。

AI関連の日本銘柄は抑えられたかな?
今が買い時?AI関連割安株
| 会社名 | 証券コード | 株価 | 予想PER | PBR | ROE | 配当利回り | 時価総額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NTT | 9432 | 161.4円 | 13.41倍 | 1.33倍 | 10.40% | 3.35% | 14兆6,148億円 |
| アドソル日進 | 3837 | 1,520円 | 15.90倍 | 3.88倍 | 22.15% | 3.16% | 262億円 |
| マクニカホールディングス | 3132 | 3,349円 | 18.69倍 | 2.09倍 | 10.45% | 2.39% | 5,997億円 |
NTT(9432)
国内通信最大手。
2026年度第1四半期は増収増益を達成しましたが、通期では減益予想が示されており、下期の動向が注目されます。
PER13.41倍・PBR1.33倍という低いバリュエーションは、成長性よりも通信インフラ企業としての安定性が評価されている表れとも言えます。
アドソル日進(3837)
組込みソフトウェア開発が主事業で、AI・IoT分野にも事業を展開する独立系のITソリューション企業。
3期連続の最高益更新に向けて業績が進捗しており、予想ROE22.15%・配当利回り3.16%は他2社と比較して高水準だが、時価総額が小さいため値動きの大きさや流動性に注意が必要です。
マクニカホールディングス(3132)
半導体・電子部品の商社最大手。
AI・半導体需要の拡大を追い風にし、2027年3月期第1四半期は大幅増収増益を達成。
一方、他事業の業績が芳しくないため事業セグメント間で明暗が分かれています。
米国AI関連本命銘柄


次はアメリカのAI関連銘柄に注目してみよう!
生成AIの開発競争を支える米国企業の中でも、特に「AIバリューチェーン」の各層を代表する5社をご紹介します。
半導体(作る)、クラウド・基盤モデル(動かす)という役割の違いを押さえておくと、銘柄ごとの特徴が理解しやすくなります。
| 企業名 | ティッカー | 市場 | 主な事業 | AI関連の柱 | 時価総額 |
|---|---|---|---|---|---|
| エヌビディア | NVDA | NASDAQ | AI半導体(GPU) | データセンター向けGPU、CUDAプラットフォーム | 5.42兆ドル |
| マイクロソフト | MSFT | NASDAQ | クラウド・AIアシスタント | Azure AI、Copilot、OpenAIへの出資 | 3.66兆ドル |
| アルファベット(Google) | GOOGL/GOOG | NASDAQ | 検索・クラウド・基盤モデル | Google Gemini、Google Cloud | 4.20兆ドル |
| アマゾン | AMZN | NASDAQ | クラウドインフラ | AWS AI、独自AIチップ「Trainium」 | 2.88兆ドル |
| メタ・プラットフォームズ | META | NASDAQ | SNS・基盤モデル | Llama(オープンソースLLM)、広告AI | 1.47兆ドル |
エヌビディア
AIブームの「土台」を作る企業です。
生成AIの学習・推論に使われるGPUで圧倒的なシェアを持ち、世界最大の時価総額企業となっています。
マイクロソフト
自社のクラウド「Azure」にAI機能を組み込み、企業向けAIアシスタント「Copilot」を展開。
OpenAIへの大型出資を通じて、生成AIの実用化を牽引する立場にあります。
2026年6月期第4四半期決算でAzureの年間売上高が初めて1,000億ドルを突破しました。
アルファベット(Google)
自社開発の基盤モデル「Gemini」を検索エンジンに統合し、「AIに検索が奪われる」という当初の懸念を跳ね返す形でシェアを拡大。
「Google Cloud」もクラウド市場で存在感を強めています。
アマゾン
クラウド最大手「AWS」を通じてAIインフラを提供する立場です。自社開発のAI専用チップ「Trainium」も展開し、他社への依存を下げる戦略を進めています。
メタ・プラットフォームズ
オープンソースの基盤モデル「Llama」を軸に、広告事業やSNSプラットフォームへのAI活用を進めています。
2026年に入り、AI投資への積極性と収益化ペースを巡って株価の変動が大きくなっている局面です。
AI関連銘柄に投資する際の注意点と対処法


AI関連銘柄に妙味があることは分かったけれど、リスクはないのかな?
AI関連銘柄への投資は、特に成長期待が大きい分野であるためたしかに魅力的です。
一方で、AI業界としてみると、技術革新や市場の需要変動に影響を受けやすくボラティリティが高い特徴もあります。
このリスクに対して、長期積立投資を活用してみましょう。
ボラティリティが高い
AI関連銘柄は他のセクターと比較してボラティリティが高くなりやすいです。
理由は以下の2点です。
AIバブル
現在、その過度な期待感により一部では「AIバブルなのではないか」という声が上がっています。
実際に、AI関連銘柄は実体経済から大幅にかけ離れており、AIが生み出す価値は過剰に評価されているのも事実です。
これにより、好調な決算であるにも関わらず「市場の期待に届いていない」といった理由で株価が下落してしまうようなケースが見られます。

市場の期待値によって株価が大きく変動する可能性があるんだね!
変化のスピードの激しさ
AIの技術競争は激しく、日々新しいニュースが飛び交っています。
現在優れた技術を持つ企業でも、一瞬にして他の企業に追い抜かれる可能性もあるのです。
中国のスタートアップ企業であるDeepSeekが、低コストで生成AIを開発したというニュースが2025年1月に出た際、アメリカのAI半導体大手であるエヌビディアの株価は17%も下落しました。
このように、AIの開発競争は激しいものであり、ボラティリティが高くなる要因となっています。
長期積立投資がおすすめ
AI関連銘柄にはリスクが伴いますが、長期積立投資(ドルコスト平均法)を用いることで、そのリスクを抑えリターンを伸ばすことが望めます。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法は、一定額を定期的に投資する手法で、株価が高い時にも低い時にも購入を行うことで、平均購入価格を安定させる効果があります。
以下で、「毎月同じ口数を買う」方法と「毎月同じ額を買う」方法とを比較し、ドルコスト平均法の実用性を見てみましょう。
毎月同じ口数を買う場合
| 毎月300口購入する場合 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1口当たりの価格 | 100円 | 60円 | 150円 | 100円 | ー |
| 購入口数 | 300口 | 300口 | 300口 | 300口 | 1,200口 |
| 購入額 | 30,000円 | 18,000円 | 45,000円 | 30,000円 | 123,000円 |
→1口あたりの平均取得価格は102.5円
毎月同じ額を買う方法(ドルコスト平均法)
| 毎月30,000円購入する場合 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1口当たりの価格 | 100円 | 60円 | 150円 | 100円 | ー |
| 購入口数 | 300口 | 500口 | 200口 | 300口 | 1,300口 |
| 購入額 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 120,000円 |
→1口あたりの平均取得価格は92.3円
上記のように、「毎月同じ額を買う」ドルコスト平均法では、買う口数が自動的に変わるため、平均取得単価が安くなります。
つまり、下落相場であっても淡々と積立投資を続けることが大切です。
AI関連銘柄 よくある質問

ここでは、AI関連株についてよくある質問を取り上げ、回答します。
投資初心者から上級者までテーマ株について深掘っていきましょう。
- 現在、注目されているAI関連の本命テーマは何ですか?
- 具体的にどのような日本株銘柄が本命として挙げられますか?
- AI関連株に投資する際のリスクは何ですか?
以下で詳しく見ていきましょう。
Q1:現在、注目されているAI関連の本命テーマは何ですか?
2026年の日本株市場では、AIというテーマの中でも投資対象が細分化しています。
代表的なテーマの軸を以下に挙げてみました。
- バーティカルAI・フィジカルAI
政府が領域特化型の「バーティカルAI」とハードウェアにAIを組み込む「フィジカルAI」の開発・社会実装を国家戦略の柱に据え、19分野を重点領域に指定しました。
2040年度までに官民合計370兆円超の投資が見込まれる規模の政策テーマ。 - AIインフラ
AI開発を支える計算基盤への投資は、2026年も継続予想。
ただしAIインフラへの過剰投資を懸念する市場の声から、AIインフラ需要は続くが、個別企業の業績が素直に伸びるとは限らないという、需要と収益化のギャップに注意。 - AIエージェント
AIエージェント需要の拡大中。
AIエージェントによる影響が決算数値に直接表れる企業が増える予想。
生成AIだけでなく、次世代のAI活用が増えていくと予想されます。
AI関連銘柄に投資をする際は、細分化されたAI活用ごとに分散投資をしてみても良いかもしれません。
Q2:具体的にどのような日本株銘柄が本命として挙げられますか?
本記事で紹介した分野は以下の通りです。
各銘柄の詳しい解説・最新の業績・株価は、それぞれの見出しをご覧ください。
なお、ここに挙げた銘柄は業種・事業内容・時価総額の規模が大きく異なります。
大型のSIer・通信持株会社もあれば、時価総額百億円規模のグロース市場銘柄もあり、値動きの荒さや業績の安定度もそれぞれ違うため、投資をする際には注意が必要です。

自分がAI関連のどの分野・どの規模の銘柄に投資したいのかを意識して選ぶワン!
Q3:AI関連株に投資する際のリスクは何ですか?
- ボラティリティの高さ
- AI関連株すべてが業績が伸びるわけではない
- 流動性リスク
AI関連銘柄はテーマ性から、期待先行で買われやすい分、決算内容が市場予想からわずかに外れただけでも大きく売られることがあります。
また、生成AIを活用して業績を伸ばしている企業であっても、同じ生成AIによって従来の事業モデルそのものが置き換えられるという代替性のリスクも孕んでいます。
AI関連銘柄に投資をする際は、長期・分散投資が基本であり、AI業界のスピードに飲み込まれすぎないようにすることも重要です。
【まとめ】AI関連銘柄の本命8選

いかがだったでしょうか?
ここで本記事のポイントをおさらいしておきましょう。
本記事の結論
- AIは過去にブームが3回訪れており、現在は第3次AIブームの真っ只中!
- AIは様々な業界で活用されており、フィジカルAIに注目が集まっている
- ボラティリティが高いため、長期・分散投資が大切!
現在、AIは最も注目されているセクターの一つとなっています。
今後のAI開発はより競争力が増し、需要も拡大し続けることからAI関連投資は魅力的であるといえます。
一方、過度な期待感によりボラティリティの高さやAIバブル崩壊も懸念されます。
目まぐるしく変化する状況をいち早くキャッチするためにも、日々の情報収集は欠かせません。
かぶリッジでは週次ニュースなどもまとめているので、情報収集にぜひご活用ください。





