
・ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちるの?
・今から買っても大丈夫?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
- 短期的な調整はあっても、長期の上昇トレンドは継続中
- 銀行株全体につられた下落は一時的な調整で終わりやすい
- 一方で海外運用の損失などで「稼ぐ力」が揺らぐと、下落は深く、長引きやすい点に注意
ゆうちょ銀行(7182)は、2007年の郵政民営化に伴い誕生した、日本郵政グループの民間銀行です。
株価は2026年7月24日に上場来高値3,465円をつけたあと、8月の決算発表後に3,000円台前半まで調整しました。

高値から下がると「このまま暴落するのでは?」と不安になりますよね。
そこで本記事では、ゆうちょ銀行の株価がどんなときに・どの程度下がりやすいのかを整理し、下落リスク・株価推移・今後の見通しまで解説します。

執筆:かぶリッジ編集部
かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。
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ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちる?

まず押さえておきたいのは、短期的な下落はあっても、長期で見ると上昇トレンドはまだ崩れていないという点です。


長い目線で見ると、まだ右肩上がりの途中なんだね!
「株価が何円まで落ちるか」を当てることはできませんが、下落の「理由」によって、下がり方の深さや長さは大きく変わります。
ゆうちょ銀行の場合、下落の深さは大きく以下の3つの観点から整理できます。
業績と配当が伸びているうちは大きく崩れにくい
そもそも、ゆうちょ銀行の株価は「利益成長」と「累進配当」の組み合わせによって下支えされています。
まず利益についてですが、当期純利益は順調に伸びています。

そして同社は2026年5月に発表した新・中期経営計画で、配当性向50%程度の累進配当を打ち出しました。
この組み合わせがあると、株価が下がるほど配当利回りが上がり、配当目的の買いが入りやすくなります。
| 株価の例 | 予想配当利回り |
|---|---|
| 3,300円 | 約2.8% |
| 3,000円 | 約3.1% |
| 2,700円 | 約3.4% |

下がれば下がるほど配当利回りは魅力的になるね!
さらに、2027年3月末の株主からは3年以上の継続保有で株主優待が5,000円相当に拡充されます。
長く持つほど得をする制度のため、個人投資家が下落局面でも手放しにくいという点も株価の支えになります。
銀行株全体につられる下落は一時的になりやすい
一つ目の下落のパターンは、ゆうちょ銀行の中身は変わっていないのに、銀行株全体の流れにつられて下がるケースです。
その典型例が、2026年8月の値動きです。
2026年8月の下落の流れ
- 8月7日:1Q決算で好決算を発表
- 同日:米雇用統計が予想を下回り、米国の利上げ観測が後退
- 8月10日:銀行株がそろって売られ、ゆうちょ銀行も一時下落
決算内容が悪かったわけではなく、「材料出尽くし」と銀行株全体の売りが重なったことが下落の理由でした。
実際に、同じ時期のメガバンクの株価と並べてみましょう。

ゆうちょ銀行だけが売られたのではなく、銀行株全体に対する投資家心理によるものだったことが分かります。
実際、その後は株価が持ち直して回復しています。

好決算なのに下がるなんて、びっくりするよね…。
株価が下がったときは、まず「業績が悪化したのか」「市場全体の雰囲気なのか」を見分けることが大切です。
深く下落するのは「稼ぐ力」が揺らいだとき
二つ目の下落のパターンは、ゆうちょ銀行の「稼ぐ力」そのものが揺らぐケースです。
このときは一時的な調整では済まず、評価そのものが見直されて下落が深く長引きやすくなります。

「稼ぐ力が揺らぐ」って、具体的にはどういうこと?
ポイントは、ゆうちょ銀行が「どこでお金を運用して稼いでいるか」にあります。
| 運用資産 | 構成比 |
|---|---|
| 外国証券等 | 40.1% |
| 預け金等(日銀預け金など) | 22.2% |
| 国債 | 19.4% |
| 地方債・社債等 | 7.0% |
| 貸出金 | 2.8% |
| その他 | 8.1% |
ゆうちょ銀行は「日本の銀行」でありながら、利益の多くを海外の市場から得ています。
海外相場の崩れが収益に直結しやすいのがゆうちょ銀行の大きなリスクの一つです。
ちなみに、過去にも株価が急落した局面はありました。
- ①2024年8月「令和のブラックマンデー」
-
日経平均が歴史的な下げ幅を記録し、銀行株もまとめて急落しました。
ただし、運用で大きな損失が出たわけではなかったため、ゆうちょ銀行の株価もその後回復しています。
- ②2025年4月「米関税ショック」
-
米国の関税政策をきっかけに世界的に株価が急落し、ゆうちょ銀行も大きく売られました。
こちらも稼ぐ力は損なわれず、その後3期連続の最高益を達成して株価は高値を更新していきました。

「暴落」しても、稼ぐ力が落ちていなければ戻ってきたんだね!
つまり、急落そのものより「なぜ下がったのか」の方が重要ということです。
では、稼ぐ力を揺るがしかねない具体的なリスクにはどんなものがあるのか、次の章で詳しく見ていきましょう。
ゆうちょ銀行の株価が下落する3つのリスク

ゆうちょ銀行の株価が下落するリスクは、大きく以下の3つです。
金利上昇による債券の含み損拡大
1つ目のリスクは、金利が上がるほど、保有している債券の評価額が下がるという点です。
ゆうちょ銀行は国債だけで約42兆円を保有しているため、この影響を大きく受けます。
| 2026年3月末 | 2026年6月末 | |
|---|---|---|
| 評価損益合計 (ヘッジ考慮後) | ▲1兆2,333億円 | ▲1兆807億円 |
| うち国債 | ▲2兆5,273億円 | ▲2兆7,611億円 |
同社決算説明資料よりかぶリッジ作成。
全体では約1兆円のマイナスで、国債の評価損は3か月でさらに約2,300億円膨らんでいます。

「金利上昇=銀行株に追い風」ってだけじゃないんだね…。
金利がゆるやかに上がる分には利息収入の増加が上回りますが、急激に上がると含み損の拡大が意識されて株価の重しになる点を押さえておきましょう。
日本郵政による株式売却で需給が悪化する

日本郵政はゆうちょ銀行の株をまだ売るの?
2つ目のリスクは、親会社である日本郵政による株式の売出しです。
郵政民営化法では、日本郵政はゆうちょ銀行の株式をすべて処分することが求められています。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2015年11月 | 上場 |
| 2023年3月 | 1回目の売出し |
| 2025年3月 | 2回目の売出し |
| 2025年6月 | 3回目の売出し →日本郵政の保有比率が50%以下 |
3度の売出しを経て保有比率は50%を下回りましたが、次の売却時期は現時点で発表されていません。
売出しが決まると大量の株が市場に出てくるため、一時的に株価が下がりやすくなります。
一方で、売出し価格は時価より少し割り引かれて決まるのが一般的です。

売出しは安く買えるチャンスにもなるワン!
貯金残高の減少と運用リスク
3つ目のリスクは、稼ぐための「元手」である貯金が減っている点です。
2026年3月末の貯金残高は186兆1,087億円で、前年から約4兆3,530億円減少しました。
ゆうちょ銀行は貯金を運用して利益を出すビジネスのため、貯金の減少が続けば、運用に回せるお金も減っていくことになります。
その対策として同社は、PE(プライベート・エクイティ)ファンドや不動産ファンドなどの「戦略投資領域」を拡大しています。

海外市場が崩れたとき、損失が出るリスクも抱えているワン!
利上げ観測の後退で銀行株全体が売られる
3つ目のリスクは、ゆうちょ銀行の業績に関係なく、銀行株がまとめて売られるケースです。
先ほど紹介したように、「利上げが遠のきそうだ」という観測が広がるだけで、銀行株は一斉に売られやすくなります。

何をチェックしておけばいいのかな?
保有中・購入検討中の人は、日銀の金融政策決定会合の日程を事前に確認しておくのがおすすめです。
会合の前後や、米国の雇用統計などの重要指標の発表後は、株価が大きく動きやすいことを覚えておきましょう。
ゆうちょ銀行の基本情報

ここで、ゆうちょ銀行の基本情報を確認しておきましょう。
| 会社名 | 株式会社ゆうちょ銀行 |
|---|---|
| 証券コード | 7182 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 上場日 | 2015年11月4日 |
事業内容
ゆうちょ銀行は、全国約2万4,000の郵便局ネットワークを通じて貯金を集める、国内最大級の貯金銀行です。
最大の特徴は、集めた貯金を貸出ではなく、国債や外国証券などの運用に回して稼ぐ「運用型」の銀行であることです。
その違いは、お金の「使い道」と「稼ぎ先」の数字を見るとはっきりします。
| ゆうちょ銀行 | 一般的な銀行 (メガバンクなど) | |
|---|---|---|
| 主な稼ぎ方 | 有価証券の運用 | 企業・個人への貸出 |
| 運用資産に占める 貸出金の割合 | 2.8% | 預金の多くを貸出に活用 |
| 運用資産に占める 外国証券等・国債の割合 | 59.5% (外国証券等40.1%・国債19.4%) | 運用の中心ではない |
| 資金運用収益に 占める主な内訳 | 外国証券利息 約61% 国債利息 約16% 貸出金利息 約2% | 貸出金利息が中心 |
| 金利上昇の 主な恩恵 | 国債利息・日銀預け金利息 | 貸出金利の上昇 |
同社決算説明資料よりかぶリッジ作成。

同じ銀行でも、稼ぎ方がまったく違うんだね。
もう一つの特徴が、生活インフラの一部になっているほどの顧客基盤です。
数字で見るゆうちょ銀行の顧客基盤
- 口座数:約1.2億口座(日本の人口に匹敵)
- 貯金残高:約186兆円(2026年6月末)
- ATM台数:約3万1,200台(2024年3月末)
- 通帳アプリ登録口座数:1,749万口座(2026年6月末)
年金の受け取りや公共料金の支払いなど、暮らしに欠かせない「お金の窓口」として根付いている点は、他の銀行にはない強みです。

日本郵政とゆうちょ銀行って、どういう関係なの?
ゆうちょ銀行は、日本郵政(6178)を親会社とする日本郵政グループの一社です。
| 会社 | 主な事業 | 日本郵政との関係 |
|---|---|---|
| 日本郵便 | 郵便・物流、郵便局の運営 | 100%子会社 |
| ゆうちょ銀行 | 銀行(貯金・送金・運用) | 約49.9%を保有 |
| かんぽ生命 | 生命保険 | 約50%を保有 |
両社の関係で押さえておきたいのは、以下の3つです。
- ①日本郵政の利益はゆうちょ銀行頼み
-
郵便・物流事業は郵便物の減少で苦戦しており、日本郵政グループの利益の多くはゆうちょ銀行が稼いでいます。
そのため、ゆうちょ銀行の業績や株価が上がると、日本郵政の株価も連動して動きやすい傾向があります。
- ②郵便局ネットワークの費用を負担している
-
ゆうちょ銀行は窓口業務を郵便局に委託しており、2026年4〜6月だけで日本郵便への委託手数料796億円、郵政管理・支援機構への拠出金684億円を支払っています。
この2つで営業経費の約6割を占めており、郵便局網は強みであると同時に大きなコストでもあります。
- ③日本郵政はいずれ全株を売る必要がある
-
郵政民営化法により、日本郵政はゆうちょ銀行株をすべて処分することが求められています。
日本郵政の株価や配当、今後の見通しについては、以下の記事で詳しく解説しています。
業績

ゆうちょ銀行の業績はどうなのかな?
ゆうちょ銀行の直近の業績推移は以下の通りです。

| 決算年度 | 経常利益 | 株主純利益 |
|---|---|---|
| 23年3月期 | 4,555億円 | 3,250億円 |
| 24年3月期 | 4,960億円 | 3,561億円 |
| 25年3月期 | 5,845億円 | 4,143億円 |
| 26年3月期 | 7,591億円 | 5,255億円 |
| 27年3月期(予) | 9,550億円 | 6,600億円 |
2026年3月期は経常利益7,591億円(前期比+29.8%)、純利益5,255億円(同+26.8%)で3期連続の上場来最高益となりました。
2027年3月期も純利益6,600億円(前期比+25.5%)と、大幅な増益を計画しています。
配当・株主優待

ゆうちょ銀行の2026年の配当はいくらなの?
ゆうちょ銀行の2027年3月期の配当予想は年93円(前期比+19円)です。
| 決算年度 | 年間配当 |
|---|---|
| 23年3月期 | 50円 |
| 24年3月期 | 51円 |
| 25年3月期 | 58円 |
| 26年3月期 | 74円 |
| 27年3月期(予) | 93円 |
ゆうちょ銀行の配当の基本情報
- 2027年3月期予想:年93円
- 権利確定月:3月の年1回(中間配当なし)
- 方針:配当性向50%程度の累進配当
そして個人投資家に人気なのが、500株以上の保有でもらえる株主優待です。

ゆうちょ銀行の株主優待って、どんなものがもらえるの?

| 対象 | 3月末時点で500株(5単元)以上を保有する株主 |
|---|---|
| 優待内容 | オリジナルカタログギフト ・3年未満:3,000円相当 ・3年以上:5,000円相当(2027年3月末から) |
| 権利確定日 | 3月31日(年1回) |
| 届く時期 | 6月下旬ごろ(株主総会の決議通知に同封) |
| 選び方 | カタログ冊子のハガキ、または専用WEBサイト |
カタログには、次のような商品が掲載されています。
カタログギフトで選べる主な商品
- 郵便局の「ふるさと小包」:47都道府県の特産品(明太子やご当地スイーツなど)
- 暮らしの品や、企業キャラクター「はりちょ」のオリジナルグッズ
- 社会貢献活動への寄付
専用WEBサイトでは約200点から選べるため、食費の足しにしたり、贈り物にしたりと使い道の幅が広いのが魅力です。

全国のご当地グルメから選べるのは、郵便局ならではだね!
さらに注目なのが、2027年3月末の株主から新設される「長期保有優遇」です。
毎年3月末・9月末の株主名簿に、同一の株主番号で7回以上連続して記載されていること(=3年以上の継続保有)。
初回の2027年3月末は、過去にさかのぼって判定されます。
つまり2024年3月末から同じ株主番号で持ち続けている人は、初回から対象になり得ます。
では、500株を保有した場合に配当と優待でどれくらい受け取れるのか、計算してみましょう。
株価3,270円×500株=投資金額163万5,000円
配当93円×500株=46,500円
・3年未満:配当46,500円+優待3,000円=49,500円 → 合計利回り約3.0%
・3年以上:配当46,500円+優待5,000円=51,500円 → 合計利回り約3.1%
※2026年9月15日時点の株価をもとにした税引前の試算です。

優待をもらうには160万円以上必要なんだね…ハードルはちょっと高いかも。
ただし、NISAの成長投資枠(年240万円)を使えば500株を購入でき、配当を非課税で受け取れます。
NISA口座で最初から買っておけば、口座移管による株主番号の変更も避けられるため、長期保有優遇を狙う人にも相性の良い方法です。
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ゆうちょ銀行の株は買うべき?今後の株価を左右する3つのポイント

ここからは、ゆうちょ銀行の株を買うべきかを判断するうえで押さえておきたい3つのポイントを解説します。
2028年度「純利益1兆円・ROE10%」を達成できるか
今後の株価を左右する最大の焦点は、新・中期経営計画(2026〜2028年度)の目標を達成できるかです。
まず、これまでのROEの推移と目標を並べてみましょう。
| 決算年度 | 当期純利益 | ROE |
|---|---|---|
| 2021年度 | 3,550億円 | 3.80% |
| 2022年度 | 3,250億円 | 3.44% |
| 2023年度 | 3,561億円 | 3.74% |
| 2024年度 | 4,143億円 | 4.28% |
| 2025年度 | 5,255億円 | 5.30% |
| 2028年度(目標) | 1兆円超 | 10%程度 |
4年かけて3%台から5%台に上げてきたROEを、わずか3年で倍近い10%程度まで引き上げるという、かなり野心的な目標です。

本当にそんなに増やせるの?何で稼ぐつもりなんだろう…。
同社が示しているロードマップでは、経常利益を以下のように積み上げる計画です。
| 項目 | 増減額 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 2025年度 経常利益 | 7,591億円 | - |
| 円金利資産 | +6,000億円超 | 国債の利息収入増、短期金利上昇による収益増 |
| リスク性資産 | +2,000億円超 | PE・不動産ファンドや外債投資信託の収益増 |
| 役務収益 | +100億円超 | 送金利用や資産運用商品の残高増 |
| 営業経費 | ▲1,000億円程度 | 物価上昇程度(年3%程度)の増加 |
| 2028年度 経常利益 | 1兆4,000億円超 | 当期純利益1兆円超 |
ここから分かるのは、増益要因の7割超を「円金利資産」、つまり国内の金利上昇に頼っているという点です。
為替の大幅な円高や海外市場の急変で前提が崩れれば「期待しすぎだった」と評価が見直され、株価の下落要因になる点には注意が必要です。
日銀の利上げペースと資金利益の伸び
2つ目のポイントは、日銀の利上げがどのようなペースで進むかです。
金利が上がると、ゆうちょ銀行の利益は次のような仕組みで増えていきます。
金利上昇で利益が増える仕組み
- 日銀が利上げする
- 国債の利息や日銀への預け金の利息が増える
- 貯金者に払う利息の増加を上回れば、資金利益が拡大する
実際、2026年3月期は資金運用収益が前期比5,206億円増となり、利息の支払い増加(同1,752億円増)を大きく上回りました。
ただし、金利が急激に上がると保有債券の含み損も膨らみます。

「ゆるやかな利上げ」が一番うれしいシナリオだワン!
アナリストの目標株価と適正株価の考え方

ゆうちょ銀行の適正株価っていくらなの?どこまで上がる?
一つの目安になるのが、証券会社のアナリストが出している目標株価です。
| 平均目標株価 | 3,538円(アナリスト10人) |
|---|---|
| レーティング内訳 | 強気買い3人・買い4人・中立3人 |
| 直近の主な引き上げ | 米系大手証券:3,740円(9月10日) 大和証券:3,700円(6月19日) |
平均目標株価3,538円は、2026年9月15日時点の株価から約8%上の水準です。
アナリストの多くは、利上げによる資金利益の拡大が続くことを前提に評価しています。
ただし、目標株価はあくまで予想であり、その株価になることを保証するものではないという点に注意が必要です。

目標株価は参考程度にして、業績や金利をチェックしないとね…。
【まとめ】ゆうちょ銀行の株価はどこまで落ちる?今後の見通し

最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。
かぶリッジの結論
- 短期的な調整はあっても、長期の上昇トレンドは継続中
- 銀行株全体につられた下落は一時的な調整で終わりやすい
- 一方で海外運用の損失などで「稼ぐ力」が揺らぐと、下落は深く長引きやすい
ゆうちょ銀行の強みは、金利上昇を追い風にした利益成長と、累進配当+株主優待という還元姿勢にあります。
今後の株価は、日銀の利上げがゆるやかに続き、2028年度「純利益1兆円超」に向けて利益を積み上げられるかにかかっていると言えるでしょう。
ただし金利や需給イベントによる値動きは避けられず、投資家のタイプによって向き・不向きが分かれる銘柄でもあります。
- 向いている投資家
-
- 累進配当と株主優待(3年以上保有で5,000円相当)を受け取りながら長期保有できる人
- 下落局面で時期を分けて買い増しできる人
- NISA成長投資枠で高配当株を持ちたい人
- 向いていない投資家
-
- 金利動向による短期の値動きに耐えられない人
- 配当利回り4%以上を求める人
- 日本郵政の売出しなど需給イベントが気になる人
ゆうちょ銀行の株は、日銀の金融政策と中期経営計画の進捗を確認しながら、時期を分けて長期的に投資を検討していきましょう。




