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estie<エスティ>(658A)のIPO初値予想と上場概要紹介

エスティ アイキャッチ画像

今回はIPO企業の中から、11月6日に東証グロースに上場予定のestie<エスティ>(658A)をご紹介します。

estieは、商業用不動産データベースを活用した不動産プラットフォーム事業を展開する企業です。

想定時価総額は165.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

estieのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日11月6日(金)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定発行価格1,070円から、1,070円~1,390円
企業Webサイトhttps://www.estie.jp/
取り扱い証券SMBC日興証券(主)、みずほ証券(共主)、野村證券、SBI証券など

主幹事はSMBC日興証券、みずほ証券だよ!

estieのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定発行価格1,070円
仮条件10月20日(火)発表予定
ブックビルディング期間10月21日(水)~10月27日(火)
当選発表日10月28日(水)
公開価格10月28日(水)発表予定
申込期間10月29日(木)~11月4日(水)
上場日11月6日(金)
初値11月6日(金)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

estieのIPO初値予想

estie IPO評価

想定時価総額165.8億円、吸収金額70.0億円と、東証グロース上場としては吸収金額の大きい案件です。

商業用不動産データとAIを掛け合わせたトレンド性の高い事業を展開しており、総合デベロッパーTop10社の9割以上に導入されるなど、強固な顧客基盤を持っています。

2025年12月期の売上高成長率は+90.3%と高成長が続いている点も好材料です。

一方で、オファリングレシオが約42.2%、公募割合は約0.9%(ほぼ全て売出)と、需給面ではマイナス要素となります。

経常損益の赤字が続いており、VC保有比率も48.1%と高めですが、主要株主の多くには2028年3月31日まで(上場日から512日間)のロックアップがかかっています(公開価格の1.5倍以上での売却は対象外)。

これらの点から、IPO評価:C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=1,070円~1,390円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,070円

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

estieの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券(主幹事)%株
みずほ証券(共同主)%株
野村證券%株
SBI証券%株
楽天証券%株
松井証券%株
岡三証券%株
丸三証券%株
割当率・割当株数は、10月20日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、第2位の平井 瑛氏は同社の代表取締役です。

また第3位のHRI株式会社は、平井氏の資産管理会社となっています。

株主名比率
UTEC4号投資事業有限責任組合18.98%
平井 瑛17.17%
HRI株式会社11.24%
株式会社日本政策投資銀行4.82%
Vertex Growth Fund II Pte. Ltd.4.82%
Globis Fund VI, L.P.3.82%
グロービス6号ファンド投資事業有限責任組合3.77%
束原 悠吾2.95%
岩成 達哉2.95%
上田 來2.95%
上位10名を記載

日本政策投資銀行も大株主になっているね!

estieの業績情報

estie(連結) 業績情報(百万円)
estie(連結) 業績情報(円)
EPSは左軸、BPSは右軸

EPSは最終赤字が続いているためマイナスで推移しています。

またBPSがマイナスとなっているのは、種類株式の払込金額および新株予約権を控除して算定しているためです。

スクロールできます
決算期2024年12月2025年12月
売上高1,0942,082
成長率ー+90.3%
経常利益-633-543
成長率ーー
経常利益率ーー
当期純利益-628-1,201
成長率ーー
EPS-89.8-171.6
BPS-299.0-470.7
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):百万円
※2024年12月期より連結決算へ移行。
※2026年8月31日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施。2024年12月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。

なお、連結決算へ移行する前を含む単体の業績(過去5年分)は以下の通りです。

estie(単体) 業績情報(百万円
estie(単体) 業績情報(円)
スクロールできます
決算期2021年12月2022年12月2023年12月2024年12月2025年12月
売上高1623435951,0941,956
成長率ー+110.8%+73.3%+83.8%+78.9%
経常利益-132-406-695-638-636
成長率ーーーーー
経常利益率ーーーーー
当期純利益-132-409-828-633-1,203
成長率ーーーーー
EPS-18.9-58.4-118.4-90.4-171.9
BPS-32.3-90.8-209.2-299.6-471.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):百万円
※単体(提出会社)の数値。
※2026年8月31日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施。2021年12月期期首において株式分割が行われたと仮定して算定。

2025年12月期は売上高20億82百万円(前期比+90.3%)、経常損失5億43百万円(前期は6億33百万円の経常損失)と、大幅な増収・赤字縮小となりました。

デベロッパーや投資運用会社、金融機関など幅広い顧客層で導入が進み、既存顧客へのアップセルや複数サービスの導入(マルチプロダクト化)が進展した結果、リカーリング売上高は前期比72%増加しています。

一方で、積極的な採用や連結範囲の拡大による人件費の増加、M&A関連費用などの先行投資が続いており、経常損益は赤字となっています。

また、当期純損失が12億1百万円に拡大したのは、M&Aで取得した一部の事業・資産について減損損失6億56百万円を特別損失に計上したためです。

なお、2026年12月期の中間期(1~6月)は売上高17億50百万円、経常損失2百万円と、半年間で前期通期の8割超の売上高を計上し、赤字幅も大きく縮小しています。

売上高は前期比でほぼ2倍に成長しているね!

estieの事業内容

estieは、独自に構築した商業用不動産データベースを活用し、不動産プラットフォーム事業を展開する企業です。

代表するサービスとして、「estie オフィスリサーチ」や「estie レジリサーチ」などがあります。

Vertical Dataソリューション

  • estie オフィスリサーチ(オフィス市場に関するデータ分析基盤)
  • estie レジリサーチ(賃貸住宅市場に関するデータ分析基盤)
  • estie 物流リサーチ(物流施設に関するデータ分析基盤)
  • estie 所有者リサーチ(不動産所有者情報等に関するデータ分析基盤)
  • estie J-REIT(J-REIT物件情報等に関するデータ分析基盤)
  • estie 案件管理(不動産売買取引の案件管理を支援する業務高度化基盤)

エンタープライズ実装

  • 顧客企業が保有するデータとVertical Dataを統合したデータ基盤・アプリケーションを個社別に開発・実装
  • エンジニア(Forward Deployed Engineer)を派遣し、データ整備からAI・アプリケーションの実装までを一貫して支援

専門情報サービス

  • 専門紙・ポータルサイト・Web媒体等を通じた不動産業界のニュース・解説記事の提供
  • 宅地建物取引業法に基づく登録講習等の教育サービス

Vertical Dataソリューションは、総合デベロッパーTop10社の9割以上、J-REIT全58銘柄の5割以上、信託業務を営む大手銀行5行で導入されています(2026年8月時点)。

総合デベロッパーTop10社の9割以上に導入されているんだワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
レイヤード9/25C(1倍~1.3倍未満)1.59倍
akippa9/18C(1倍~1.3倍未満)2.18倍
テクノクラフト9/18C(1倍~1.3倍未満)0.95倍
ベルテックス9/18C(1倍~1.3倍未満)1.10倍
かがやきホールディングス9/18B(1.3倍~1.5倍未満)1.68倍
Skyfall9/17C(1倍~1.3倍未満)1.17倍

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