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チャットプラス(598A)のIPO初値予想と上場概要紹介

チャットプラス アイキャッチ画像

今回はIPO企業の中から、7月15日に東証グロースに上場予定のチャットプラス(598A)をご紹介します。

チャットプラスは、問い合わせ対応を自動化するチャットボット・FAQシステムをSaaSで提供する企業です。

Chat Plus、AI Agent Plus、FAQ Plusなどのサービスがあるよ!

想定時価総額は48.8億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
かぶリッジ公式ロゴ

執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

チャットプラスのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日7月15日(水)
かぶリッジ独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,050円から、1,365円~1,574円
企業Webサイトhttps://chatplus.jp/
取り扱い証券丸三証券(主)、SMBC日興証券、岡三証券、東海東京証券 など

主幹事は丸三証券だよ!

チャットプラスのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,050円
仮条件6月25日(木)発表予定
ブックビルディング期間6月29日(月)~7月3日(金)
当選発表日7月6日(月)
公開価格7月6日(月)発表予定
申込期間7月7日(火)~7月10日(金)
上場日7月15日(水)
初値7月15日(水)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

チャットプラスのIPO初値予想

チャットプラス 初値予想

想定時価総額48.8億円、吸収金額13.9億円と小型のIPO案件です。

公募割合が56.5%と高く、VC(ベンチャーキャピタル)の保有がなく売り圧力が小さい株主構成となっています。

事業は、生成AIを活用したチャットボットというトレンド性の高いSaaS領域です。

業績に関しても、売上高成長率36.3%、経常利益率36.1%と成長性・収益性ともに高い水準となっています。

一方で、オファリングレシオが28.4%とやや高めな点は、上場時の供給株数が相対的に多くなるため留意が必要でしょう。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍以上1.5倍未満=1,365円~1,574円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,050

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

チャットプラスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
丸三証券(主幹事)%
SMBC日興証券%
岡三証券%
東海東京証券%
SBI証券%
マネックス証券%
松井証券%
楽天証券%
岩井コスモ証券%
極東証券%
東洋証券%
割当率・割当株数は、7月6日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

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この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、第2位の大江 繭子氏は同社の代表取締役社長です。

また筆頭株主のマネーストレージ株式会社は、役員等により議決権の過半数を保有する関係会社となっています

株主名比率
マネーストレージ株式会社35.08%
大江 繭子(代表取締役社長)29.27%
西田 厚生7.54%
赤松 哲典(取締役COO)6.89%
西田 幸子3.77%
古市 直子3.77%
西田 大翔3.07%
西田 美朝3.07%
森下 俊光(取締役CFO)2.63%
同社従業員1.10%
上位10名を記載

VCの保有比率は0%なんだね!

チャットプラスの業績情報

チャットプラス 業績データ
チャットプラス 業績データ2
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2021年12月2022年12月2023年6月※2024年6月2025年6月
売上高3865073107491,021
成長率+31.3%-38.9%+141.6%+36.3%
経常利益42344162369
成長率-19.0%-88.2%+3,950.0%+127.8%
経常利益率10.9%6.7%1.3%21.6%36.1%
当期純利益24266105246
成長率+8.3%-76.9%+1,650.0%+134.3%
EPS6.16.61.626.361.5
BPS11.518.219.846.1104.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成
単位は百万円(EPS・BPSは円)。

※決算期変更により2023年6月期は6か月決算。
※2025年12月8日付で普通株式1株につき200株の株式分割を実施。2021年12月期期首に株式分割が行われたと仮定して算出。

チャットプラスの業績は、直近2期で急成長を遂げている点が大きな特徴です。

2025年6月期の売上高は10億21百万円(前期比36.3%増)、経常利益は3億69百万円(同127.8%増)と、増収増益を継続しています。

特に注目すべきは収益性の高さで、経常利益率は36.1%に達しており、SaaS企業ならではの高い利益率を実現しています。

当期純利益も前期比134.3%増の2億46百万円となり、EPSは61.5円、BPSは104.6円へと大きく伸長しました。

2023年6月期は、決算期変更によって6か月間の決算だから、前後の期との単純比較には注意が必要だよ!

同社はサブスクリプション(継続課金)方式を採用しており、ARR(年間経常収益)は2025年6月末時点で10億77百万円と積み上がっています。

ストック型のSaaSビジネスで、利益率の高さが光るね!

チャットプラスの事業内容

チャットプラスは、問い合わせ対応を支援するチャットボット・FAQシステムをSaaSで開発・提供する企業です。

ミッションは、「コミュニケーションによる感動を最大限に追求し、AIを駆使した全自動社会を最速で実現する」だよ!

チャットプラス 事業系統図
目論見書より

収益構造の最大の特徴は、月額・年額のサブスクリプションを基盤としたストック型収益の比率が高い点です。

  • ストック型収益(売上構成比93.8%)
    「ChatPlus」「AI AgentPlus」「FAQPlus」の月額・年額利用料
  • フロー型収益(同3.3%)
    スポットでの機能追加開発や設定サポートなど
  • コンテンツ配信サービス等(同2.9%)
    占い等のコンテンツをWebメディア向けに提供

報告セグメントは「SaaSソリューション事業」の単一セグメントで、主力サービスは次のとおりです。

チャットボットシステム

FAQシステム

Chat Plus

Chat Plusは、企業の問い合わせ対応やコミュニケーションの自動化を支援するチャットボットシステムです。

3つの応対方式を備えています。

  • 人間のオペレーターが対応する有人チャット
  • 事前に用意した質問/回答に沿うシナリオ型
  • AIを利用して、フリーワードで入力された質問に回答するフリーワード型

この他にも、LINEやWhatsAppのアプリとの「外部連携」や、応答を分析し総評/アドバイスを提示する「AI分析レポート」といった機能が利用できます。

AI Agent Plus

チャットプラス AI AgentPlus
目論見書より

「AI Agent Plus」は、「Chat Plus」のチャットボットとChatGPT等の生成AIを連携させたチャットボットシステムです。

フリーワードによる複雑な問い合わせの意図を理解し、登録データをもとにその場で回答を生成します。

「AI Agent Plus」は「Chat Plus」のすべての機能を含んでいるよ!

FAQ Plus

「FAQ Plus」は、AIがマニュアルなどからFAQを自動作成し、その後の記事管理までを代替するヘルプサイト運用サービスです。

FAQとは、よくある質問と回答に関する記事のことだよ!

Word・PDF・URLからFAQ記事を数分で自動生成でき、手作業での転記・整形が不要になるため、導入企業にとっては以下の効果が得られます。

  • コスト削減
    記事の訪問者が自身で解決できるため、問い合わせ件数・対応コストを削減できる。
  • ナレッジの蓄積
    属人化していた対応をFAQとして蓄積することで、対応品質の均一化に繋げられる。
  • 顧客満足度の向上
    閲覧データの分析を通じ、顧客ニーズの把握やサービスの改善に繋げられる。
  • 従業員満足度の向上
    問い合わせ対応の削減によって、従業員の負荷を軽減できる。

生成AI活用の拡大を背景に、企業のチャットボットへの導入意欲は高まっているワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日かぶリッジ予想初値(公開価格比)
梅乃宿酒造4/24C(1倍〜1.3倍未満)1.5倍
犬猫生活4/23C(1倍〜1.3倍未満)1.17倍
SQUEEZE4/22C(1倍〜1.3倍未満)1.05倍
バトンズ4/21B(1.3倍〜1.5倍未満)2.54倍
ソフトテックス4/9C(1倍〜1.3倍未満)1.65倍

上場時期が重なり資金が分散される恐れもありましたが、いずれの銘柄も初値が公開価格を上回りました。

特にバトンズのような条件の良い銘柄は、公開価格比2.54倍の初値を付けています。

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