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【バックナンバー】元証券ディーラー・たけぞうの「かぶリッジブログ」

たけぞうのかぶリッジブログ

本記事は、平日毎日更新の「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」直近のバックナンバーです。
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8月7日(金)☆昨日は日経平均617円安でTOPIX 9P高、オムロンが14%高で3.3倍増益、花王も好決算で買われる

6日の日経平均は617円安、TOPIX 9P高でした。

オムロン(6645)が14%高でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は189億円で前年同期比3.3倍、60億円程度の市場予想を大幅に上振れが材料視されました。主力の制御機器事業において、引き続きAI需要を追い風に半導体業界・二次電池業界向けの設備投資が拡大するなど、総じて好調な事業環境が継続すると想定しています。

ユニチカ(3103)が大幅高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の43.2億円に急拡大しました。事業撤退の影響により全体は減収であるものの、継続事業では増収を達成しました。高分子事業セグメントや機能資材事業セグメントのガラス繊維事業において高付加価値・高機能製品の販売を拡大しました。

花王(4452)が買われました。第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は509億円で前年同期比33.0%増となり、市場予想を70億円ほど上回った事や、同社製品を贈呈する株主優待の新設が好感されました。

東レ(3402)が上昇しました。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比82.3%増の312億円に拡大がポジティブ視されました。航空や宇宙・防衛用途が順調に拡大し、炭素繊維複合材料事業も伸びました。

一方で、キオクシアホールディングス(285A)が下落しました。同業のSanDiskが決算を発表し、同社株が時間外で売られた事がきっかけとなりました。

タツモ(6266)がストップ安でした。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の8億円→2.7億円(前年同期は23.8億円)に66.3%下方修正が嫌気されました。検収遅れによる売上高の減少や、検収が長引いている装置の評価減、原価増加が判明しました。

データホライゾン(3628)もストップ安でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は2億7,400万円の赤字がネガティブ視されました。前年同期の大型案件の反動や減価償却費の増加などが響きました。

8月6日(木)☆昨日は日経平均2,342円高でTOPIX 84P高、イビデンがストップ高で57.8%増益、ARM Holdingsの上昇がSBGを押し上げ

5日の日経平均は2,342円高、TOPIX 84P高でした。

イビデン(4062)がストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比57.8%増の274億円に拡大し、通期の同利益を従来予想の900億円→1,270億円(前期は608億円)に41.1%上方修正が好感されました。電子事業におけるIC Package基板の需要が当初想定を大きく上回りました。

アルコニックス(3036)もストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の71.4億円に急拡大がポジティブ視されました。非鉄関連相場の高止まりや需要家による特需、半導体関連に対する堅調な需要が恩恵となりました。

ソフトバンクグループ(9984)が買われました。同社傘下の英半導体設計大手ARM Holdingsが前の日に比べて17%を超す上昇したことがきっかけとなりました。

一方で、三井倉庫ホールディングス(9302)が11%安でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は57億円で前年同期比10.8%減が嫌気されました。前期特殊要因の剥落による航空貨物フォワーディング事業の落ち込みや適正料金収受のタイムラグ発生などが減益要因となりました。

横河電機(6841)が大幅安でした。営業利益は165億円で前年同期比1.8%増となり、市場予想を5億円程度の下振れがネガティブ視されました。

シグマクシス(6088)が売られました。第1四半期の決算を発表、営業利益は12.3億円で前年同期比24.1%の減益がきっかけとなりました。連結対象外となった子会社の影響、大型案件の減少などによる売り上げ減に加えて、賞与引当金戻入の影響などによる販管費の増加も重しとなりました。

8月5日(水)☆昨日は日経平均202円高でTOPIX 1P高、富士フイルムホールディングスが大幅高で2.9倍増益、三菱重工業は97.4%増益で上昇

4日の日経平均は202円高、TOPIX 1P高でした。

富士フイルムホールディングス(6134)が大幅高でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は152億円で前年同期比2.9倍となり、通期予想は従来の436億円から600億円、前期比2.0倍の水準に上方修正した事が好感されました。サーバー、サーバー関連機器などの売上が大幅に増加しました。

ヤマハ発動機(7272)は、26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比2.1倍の1,139億円に急拡大し13%高でした。新興国を中心にMC(モーターサイクル)事業の販売台数が増加したことや為替の円安進行などで想定を上回りました。

三菱重工業(7011)は、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比97.4%増の1,346億円に拡大し上昇しました。好調な受注を背景にエナジーセグメントのGTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)や原子力が売り上げを大きく伸ばしました。

JUKI(6440)がストップ高でした。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は8億円の黒字が材料視されました。

一方で、JVCケンウッド(6632)が20%安でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は15.3億円で前年同期比65.0%減が嫌気されました。想定以上のメモリーなど部品価格の高騰、人件費などの固定費増加が大幅減益となりました。

日本ハム(2282)は、27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比5.6%減の107億円に減少し下落しました。今期拡大を見込んでいる加工事業には下振れリスクが懸念されています。

8月4日(火)☆日経平均は607円安でTOPIX 43P安、マクセルがストップ高で44.8%増益、MIXI・カシオ計算機もストップ高

3日の日経平均は前週末比607円安、TOPIX 43P安でした。

マクセル(6810)がストップ高でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は28.7億円で前年同期比44.8%増となり、市場予想を10億円程度上振れた事が評価されました。成長製品が好調であるほか、円安が寄与しました。

MIXI(2121)がストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比4.1倍の58.2億円に急拡大し、今期の年間配当を従来計画の125円→155円に増額が好感されました。

住友ベークライト(4203)が大幅高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比46.8%増の109億円に拡大しました。半導体需要の拡大を中心とした販売数量の増加や、販売価格の適正化、為替の円安推移などが寄与しました。

カシオ計算機(6952)がストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の134億円に急拡大しました。時計が「G-SHOCK」と「CASIO WATCH」の2軸戦略が奏功して双方の商品力とブランド力が強化された事がポジティブ視されました。

一方で、日本電気硝子(5214)が大幅安でした。第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は48.9億円で前年同期比44.2%減となり、65億円程度の市場予想を下振れが嫌気されました。ディスプレイ用ガラスの数量減、原燃材料コストの悪化、並びに、複合材の生産性改善効果の下振れなどが要因となりました。

TOTO(5332)が下落しました。営業利益は80.7億円で前年同期比1.6%減となり、市場予想を30億円近く下回った事がネガティブ視されました。セラミック事業では出荷の期ずれも発生しました。

8月3日(月)☆先週は日経平均249円安でTOPIX 8P安、円谷フィールズが週間67%高で高配当、タムロンはSony買収提案で上昇

先週の日経平均は前週末比249円安、TOPIX 8P安でした。

円谷フィールズホールディングス(2767)が週間で67%高でした。業績好調に伴い、従来無配としていた今期の上期配当を70円(前年同期は無配)実施するとし、年間配当は140円にした事が好感されました。先週末の配当利回りは5.81%です。

タムロン(7740)が上昇しました。ソニーグループの傘下のSonyから法的拘束力のない買収提案を受けたと発表が材料視されました。Sonyの広報担当者は、提案は事実で、両社の強みを生かせばカメラやレンズなどイメージング事業の発展に寄与すると考えていると説明しています。

トーメンデバイス(2737)が2営業日連続ストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12倍の197億円に急拡大及び、通期の同利益を従来予想の145億円→408億円(前期は133億円)に2.8倍上方修正がきっかけとなりました。

Oriental Land(4661)が買われました。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比48.6%増の583億円に拡大が好感されました。東京ディズニーシー25周年イベントの好調により、入園者数やゲスト1人当たり売上高(客単価)が伸びました。

一方で、ソシオネクスト(6526)が週間で20%安でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は7.8億円の赤字(前年同期は7.1億円の黒字)に転落が嫌気されました。研究開発費がかさみ営業損益は赤字となりました。

SCREENホールディングス(7735)が大幅安でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は144億円で前年同期比41.1%の大幅減益となりました。市場予想の半分程度の水準がネガティブ視されました。

OKI(6703)が売られました。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は15.2億円の赤字が嫌気されました。

7月31日(金)☆日経平均は433円安でTOPIX 21P安、アドバンテストが10%高で通期大幅上方修正、タムロンがストップ高でソニー買収提案

30日の日経平均は前日比433円安、TOPIX 21P安でした。

アドバンテスト(6857)が10%高でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は1,900億円で前年同期比53.3%増となり、1,550億円程度の市場予想を大幅に上回った事がポジティブ視されました。通期予想は従来の6,275億円から8,460億円、前期比69.5%増に上方修正しています。

タムロン(7740)がストップ高でした。ダイヤモンド・オンラインが29日の取引終了後に「ソニーグループがレンズメーカーのタムロンに買収を提案していることがダイヤモンド編集部の取材で分かった」と伝え、法的拘束力がない提案を受領していることは事実と公表した事が材料視されました。

トーメンデバイス(2737)がストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12倍の197億円に急拡大が好感されました。生成AI関連製品の需要が拡大するなか、メモリー価格の上昇基調が想定を上回る水準で推移していると説明しています。

日本電気(6701)が大幅高でした。第1四半期の決算を発表、Non-GAAP営業利益は747億円で前年同期比34.7%増となり、市場予想を約300億円上回った事が評価されました。

一方で、エス・エム・エス(2175)が売られました。第1四半期(4~6月)連結決算で、最終利益は37億2,800万円(同5.4%減)が嫌気されました。法人税の影響で最終利益がマイナスとなりました。

タカラスタンダード(7981)が8%安でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比12.5%減の39.1億円に減った事がネガティブ視されました。

7月30日(木)☆日経平均は930円安でTOPIX 10P高、カプコンがストップ高で81.1%増益、円谷フィールズホールディングスが連日ストップ高

29日の日経平均は前日比930円安、TOPIX 10P高でした。

カプコン(9697)がストップ高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比81.1%増の414億円に拡大が材料視されました。主力のデジタルコンテンツ事業で完全新規IP「プラグマタ」が発売直後から好評を博し、全世界販売本数250万本を突破したことが寄与しました。

円谷フィールズホールディングス(2767)が連日でストップ高でした。29年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標を上方修正及び、ウルトラマン60周年記念特別配当として70円を実施し、年間配当予想を140円(前期70円)とする方針が追い風となりました。

キーエンス(6861)が上昇しました。第1四半期の決算を発表、営業利益は1,871億円で前年同期比44.7%増となり、コンセンサスを300億円近く上回った事が好感されました。

一方で、SCREENホールディングス(7735)が大幅安でした。第1四半期の決算を発表、営業利益は144億円で前年同期比41.1%の大幅減益となり、市場予想の半分程度の水準が嫌気されました。

キオクシアホールディングス(285A)が続落となりました。韓国SK Hynix決算を受け、SKの株価が20%安になるなど影響を受けました。その他の半導体関連も軒並み下落しました。

7月29日(水)☆日経平均は2,566円安でTOPIX 102P安、円谷フィールズがストップ高で配当開始、キオクシアホールディングスはストップ安で中国DUV脅威

28日の日経平均は前日比2,566円安、TOPIX 102P安でした。

円谷フィールズホールディングス(2767)がストップ高でした。業績好調に伴い、従来無配としていた今期の上期配当を70円(前年同期は無配)実施するとし、年間配当は140円に増額が好感されました。

さくらインターネット(3778)が6.9%高でした。上半期予想は従来の6.5億円から22億円に、通期予想は15億円から25億円にそれぞれ上方修正が材料視されました。GPU Infrastructure Servicesが想定を上回る好調推移しました。

SHIFT(3697)が続伸しました。Proofpoint Japanと協業し、同社が展開する内部不正・内部脅威対策ソリューション「Proofpoint Insider Threat Management」の導入・定着支援を始めると発表しました。

一方で、キオクシアホールディングス(285A)がストップ安でした。中国企業の台頭によるメモリー需給改善シナリオが意識されるなか、米ニュースサイトのインフォメーションは同日、中国が国産の液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したと報じ、オランダのASML Holdingの株価は大幅安を余儀なくされた事などが嫌気されました。6月22日の最高値12,700円から1ヶ月強で60%安となりました。

以下の半導体関連銘柄が軒並み下落しました。

  • ディスコ(6146)
  • アドバンテスト(6857)
  • レーザーテック(6920)

7月28日(火)☆日経平均は320円高でTOPIX 54P高、マクニカホールディングスが大幅高で3.2倍増益、カバーはストップ高でゲーム1位

27日の日経平均は前週末比320円高、TOPIX 54P高でした。

マクニカホールディングス(3132)が大幅高でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の162億円に急拡大が好感されました。半導体事業では前期に海外において新たな商流を獲得したことを背景に、産業機器や車載市場においてシェアの拡大が進みました。

カバー(5253)がストップ高でした。CyberAgent(4751)の連結子会社であるQualiArtsと共同で開発する、「ホロライブ」初の公式スマートフォン向けゲーム「hololive Dreams」が23日配信開始され、27日時点のAppStoreアプリのセールスランキングで1位となっていることが材料視されました。

誠建設工業(8995)がストップ高でした。与党が成立をめざす「副首都」法案の採決が、参議院・特別委員会で行われ、自民・維新の与党の賛成多数で可決されたことがポジティブ視されました。

一方で、中外製薬(4519)が売られました。第2四半期の決算を発表、4-6月期コア営業利益は1,659億円で前年同期比25.2%増となりましたが、市場予想を5%程度下回った事がネガティブ視されました。

信越化学工業(4063)は、先週末に第1四半期の決算を発表し、通期予想は7,000億円で前期比10.2%増の見通しとしているが、これは7,600億円程度のコンセンサスを下回った事が嫌気されました。

7月27日(月)☆先週は日経平均470円高でTOPIX 92P高、三井松島が週間48%高で大幅増配、地銀統合ニュースで愛媛銀行が大幅高

先週の日経平均は前週末比470円高、TOPIX 92P高でした。

三井松島(1518)が週間で48%高でした。年間配当金は従来計画の74円から130円にまで引き上げ、前期比66円の増配がキッカケとなりました。

KOA(6999)が買われました。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の13.1億円に急拡大及び、今期の上期配当を従来計画の19.5円→31.5円に大幅増額が好感されました。

愛媛銀行(8541)が大幅高でした。いよぎんホールディングス(5830)と経営統合に向けて最終調整している事が報じられました。27年4月にも統合し、持ち株会社に2行がぶら下がる形式を検討するとしています。両行が注力する船舶融資などを強化する方針です。地銀の年初来高値が目立ちました。

OBC(4733)が上昇しました。27年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.8%増の71.2億円に伸びが材料視されました。

一方で、以下の百貨店株が売られました。

  • J.フロント リテイリング(3086)
  • 高島屋(8233)
  • 松屋(8237)

猛暑による客足減少から国内消費への影響が懸念されました。

日本高純度化学(4973)は週間で7.2%安でした。27年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.7%減の1.2億円に落ち込みが嫌気されました。貴金属価格の下落に伴う一過性の要因で利益は押し下げられました。

たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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