ソニーの株価はどこまで上がるの?
10年後の株価の予想はどんな感じ?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
- 10年後のソニーの株価は上昇が予想される!
- ソニーは競合他社よりも財務指標が優れている!
- ソニーの今後の株価を占うのは、エンタメ事業の売り上げと海外事業展開の成果
ゲーム機やタレントマネジメント、個人の資産運用など幅広い事業に世界で取り組んでいるソニー。
「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というスローガンのもと、コンテンツ、プロダクツ&サービス、半導体事業を展開しています。
SNSでは「上がる」ってよく言われているけど、ほんとはどうなのか気になる…
そこで本記事では、ソニーの10年後の株価について分かりやすく解説していきます。
合同会社 Next Meeting 代表取締役 かぶリッジ監修者:たけぞう
専門家のポイント
ソニー株についての見解を話していきます。
ソニーの2024年内の決算では、成長分野と位置付ける半導体やゲーム事業での収益拡大が進みました。さらに新型の半導体画像センサーが最新のiPhoneに採用されています。リスクは為替となりそうですが、エンタメ事業の好調さ、金融部門の再上場など2025年にかけて期待したい企業です。
執筆:かぶリッジ編集部
かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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元証券ディーラー・たけぞうの「かぶリッジブログ」
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ソニーの株価は10年後どうなる? 3つの視点から考察
💡このパートの要約
ソニーの10年後の株価は… 上昇予想!
- 長期計画(10年後)では、エンタメに特化した事業を展開
- 足元のエンタメ事業のセグメント売り上げ好調&独自サービスの展開に期待
- 金融事業の減益→エンタメ業に特化するために子会社化(スピンオフ)して分業する狙い
これからソニーへの個別投資を考えている方にとって、将来の業績を予想することは必要になってきますよね。
ここではソニーの10年後の株価を、最新の「経営方針説明会」の発表資料を基に考察していきます。
結論から申し上げますと、ソニーの株価は上昇する予想です。
以下はこのような予想になった3つの要素をご紹介します。
ソニーが長期的にエンタメにより特化することを強調
「2024年度 経営方針説明会」発表資料の中の長期ビジョン「Creative Entertainment Vision」(ソニーの10年後のビジョン)にて、以下のようなスローガンを立てています。
- テクノロジーを活用し、フィジカル、バーチャル、時間といった次元を超え、世界中のクリエイターの創造性を解き放つ
- 境界を超えて多様な人々や価値観を繋げ、熱量の高いコミュニティを育む
- クリエイターと共に、想像を超えたわくわくするストーリー性のある体験を作り、感動の新たなタッチポイントとして世界中に広げる
-「Creative Entertainment Vision」が示す方向性に向けて、現在、さまざまなエンタテインメントカテゴリにおいて IP価値最大化の取り組みを進めている。-
ソニーグループ株式会社 2024年度経営方針説明会
ソニーはテクノロジー&サービス事業を成長させつつ、世界中のクリエイターや消費者に還元させるという計画を立てていることが分かります。
主に、アニメ・映画・音楽・スポーツなどのIPを更なる創造・育成を計画しているようです。
IPとは、知的財産権に基づいた有形・無形の知識や創作物のことを指します。
エンタメ事業に特化していくということだね!
直近の決算でエンタメ事業は増収
エンタメに特化した長期計画を打ち出しているなら、足元のエンタメ業の売り上げや見通しはどうなっているのでしょう。
以下に、エンタメのセグメントの2022・2023年度の売上高、2024年度の見通しをまとめました。
エンタメ各セグメント | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度(予想) |
---|---|---|---|
音楽(売上高) | 13,806 | 16,190 | 17,400 |
(営業利益) | 2,631 | 3,017 | 3,300 |
映画(売上高) | 13,694 | 14,931 | 15,100 |
(営業利益) | 1,193 | 1,177 | 1,150 |
テクノロジー&サービス(売上高) | 24,760 | 24,537 | 24,200 |
(営業利益) | 1,795 | 1,874 | 1,900 |
単位:億円
各セグメント順調に売上・利益ともに伸びているのが分かります。
ただ、映画では減益、テクノロジー&サービスでは減収予想になってるよね…
来期の減収・減益予想の理由として以下の点が挙げられています。
- 映画(ほぼ前年度並み)
ハリウッドのストライキによる作品制作の減少 - テクノロジー&サービス
販売台数減少によるテレビの減収
とはいえ、計画書には「IP価値最大化のグローバル展開」と記載されていて、国内の収入に頼らず海外での事業成長を目標としています。
乗用車のパーソナライズされたエンターテインメント空間への開発など、オリジナリティあるコンテンツ開発も注目です。
そのため来期はやや弱気な予想となっていますが、長期的な目で見れば十分期待ができると考えられます。
エンタメ事業は好調に推移しています。今後、政府がクリエーターの発掘やコンテンツの海外展開を支援するとしています。2033年までに日本発コンテンツの海外市場規模を22年の4兆7000億円から20兆円に押し上げる目標を掲げており、同社にも追い風となりそうです。
金融業での大幅減益
ここで、金融ビジネスの業績も確認してみましょう。
セグメント | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度(予想) |
---|---|---|---|
金融ビジネス(売上高) | 8,891 | 17,700 | 9,100 |
(営業利益) | 3,181 | 1,736 | 1,450 |
単位:億円
23年度は大きく減益したんだね…
為替の影響を受けて売上は大きく増えましたが、営業利益は前年度より大きく落ち込んでいることが分かります。
とはいえ、金融事業についてソニーは以下のように言及をしています。
パーシャル・スピンオフに向けて準備を開始した金融事業については、自立を通じたさらなる進化を、ソニーブランドの利用や各事業との連携強化によりグループ全体で支えていく。
ソニーグループ株式会社 2024年度経営方針説明会
そして金融事業への言及は、資料中でなんとこの1文のみでした。
長期計画の中では、金融業の優先度が低いことが分かるワン!
後に紹介しますが、ソニーは金融事業を子会社することで、金融事業を会社から切り離そうと目論んでいます。
そのため今年度、来年度の大幅減益はこのスピンオフに向けたものと考えると、妥当なものだと言えます。
ソニー生命などの金融事業を統括するソニーFGは2025年10月をめどに、親会社のソニーGから分離・独立して再上場する方針を掲げています。生命保険と損害保険と銀行の3社がそれぞれの顧客情報を共有するシステムを構築するとしています。
ソニーの事業内容・業績
💡このパートの要約
- ソニーはゲーム、エンタメ、金融の3つの領域の事業を展開している
- 通期決算は5年連続の増益と好調な成長を続ける
- 2024年度の業績予想はほぼ横ばいの成長見込み
ソニーは正式には「ソニーグループ株式会社(Sony Group Corporation)」という名称であり、ゲーム&ネットワークサービス、エンタテインメント、金融など様々な事業を展開する総合的な電機メーカーです。
そんなソニーを構成する中心企業はどのようなものがあるのでしょうか。
事業内容
幅広く事業を展開しているんだね!
ソニーの数ある事業を大きく分けると、3つの業種に分けられます。
ゲーム&ネットワークサービス
ゲームの分野はソニー・インタラクティブエンタテインメントが担っています。
この分野は人気家庭用ゲーム機の「PlayStation」シリーズを販売しており、ソニーの売上3割を占める主力サービス(2023年度)となっています。
このハードウェアと並行して、専用ネットワークの構築やソニー独自のゲーム製作にも力を入れています。
エンターテインメント(音楽・映画・テクノロジー)
エンターテインメント事業は、ソニーミュージックグループが担当。
総合的なソリューションの提案・開発で、エンターテインメント業界全体の支援をしています。
音楽レーベルとしては邦楽バンドやアイドル、俳優をマネジメントし、映画事業ではアニメ関連事業に力を入れて国内外でのIPを利用したマーケティング活動を行っています。
金融
金融事業は、ソニーフィナンシャルグループが運営をしています。
銀行業だけでなく、「ソニー損保」や「ソニー生命」など個人のライフプランに合わせた保険サービスも有名です。
業績
業績はどうだったのかな?
単位:億円 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 82,598 | 89,987 | 99,215 | 109,743 | 130,207 |
営業利益 | 8,455 | 9,552 | 12,023 | 13,023 | 12,088 |
経常利益 | 3,393 | 1,188 | 2,266 | 3,127 | 3,036 |
当期純利益 | 5,821 | 10,438 | 8,822 | 10,117 | 9,804 |
純資産額 | 27,065 | 29,409 | 30,608 | 32,407 | 32,892 |
売上高は5年連続で増収しており、同社の安定的な成長ぶりが窺えます。
しかし2023年度通期を見ると、各段階の利益は減益に。
主な原因として、金融、イメージセンサー分野での大幅な減益が挙げられています。
2024年度上期決算まとめ
ソニーは2024年11月8日、2024年度(2025年3月期)上期決算を発表しました。
2024年度上期決算の売上高は、前年同期比2.2%増の5兆9172億円。
株主に帰属する中間純利益は同36.5%増の5,701億円であり、通期計画へ対する進捗率58.2%と余裕をもって着地しました。
2024年4月から9月期の連結決算も純利益は好調に推移しました。中でも、ゲーム分野と音楽分野が牽引しましたね。
ストライキなどの影響から映画セグメントでは大幅な減益が見られましたが、ほとんど主要セグメントでは増収増益を達成。
特に、プレーステーション関連コンテンツで収益性の伸びを見せたゲーム&ネットワークサービスセグメントが業績を大きくけん引しました。
2025年3月期の予想は売上高が前期比2.4%減の12兆7,100億円、営業利益は8.4%増の1兆3,100億円を見込んでいます。
24年11月に25/3期の通期予想を上方修正したんだよ!
株主還元では、2026年度に総還元性向を40%程度にする目標を掲げているワン!
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競合他社と比較!ソニーの強みと弱みは?
💡このパートの要約
ソニーの強みと弱みは以下3つ!
- 営業利益率が10%と高い →本業での「稼ぐ力」がしっかりしている!
- ROEが12%と高い →元手を効率的に活用して、多くの利益を出している!
- 配当性向が10%程度と低い →投資家への還元が少ない・・・
電気機器を扱う競合3社と比較して、ソニーの特徴を見てみましょう。
大きく以下の3つの特徴が挙げられます。
以下、電気機器を扱う3社について主要財務データと参考指標を表にまとめ比較してみます。
決算 | ソニーG(6758) | 日立製作所(6501) | 三菱電機(6503) | パナソニックHD(6752) |
---|---|---|---|---|
売上高(億円) | 112,650 | 97,287 | 52,579 | 84,964 |
当期純利益(億円) | 9,705 | 8,258 | 2,849 | 4,439 |
営業利益率 | 10.7% | 7.8% | 6.2% | 4.2% |
自己資本比率 | 22.2% | 46.7% | 60.6% | 48.3% |
ROE(自己資本利益率) | 12.8% | 10.3% | 7.6% | 9.8% |
PER(株価収益率) | 17.9倍 | 30.4倍 | 18.2倍 | 11.05倍 |
PBR(株価純資産倍率) | 2.26倍 | 3.30倍 | 1.52倍 | 0.77倍 |
EPS(1株当たり純利益) | 794.6円 | 636.6円 | 136.5円 | 190.2円 |
配当利回り | ー | ー | ー | ー |
配当性向 | 10.8% | 28.3% | 36.6% | 18.4% |
※PER、PBRは11/15の終値より算出
営業利益率が10%と高い
財務データからわかるソニーの強みは、営業利益率が10.7%と高い点です。
営業利益率とは、売上に対して本業でどれくらいの利益が出ているかを示した値のことです。
企業の「稼ぐ力」を示す数値だよ!
一般的に営業利益率は10%以上あれば優良企業とされています。
営業利益率が約11%のソニーは十分に稼げる事業を展開しているといえます。
同社は営業利益率が高い企業として知られています。特に、ゲーム事業の営業利益率は2024年7~9月期に13.0%に高まり、四半期ベースでは22年1~3月期(13.1%)以来、10四半期ぶりの高水準となりました。
ROEが12%と高い
ソニーはROEが12.8%と競合他社より高い点が魅力的です。
ROEとは、企業が自己資本を用いてどれだけの利益を生み出したのかを表す指標です。
上場企業のROEの平均は9.7%だワン!
つまり、資本の効率性を表す指標といえるため、数値が悪いと経営効率に疑問が残ります。
ソニーは競合他社と比べて、資金を効率的に収益化しているといえます。
配当性向が10%程度と低い
一方、ソニーの弱点として、配当性向が10.8%と他社より低い点が挙げられます。
配当性向とは、当期純利益のうち、どれだけの割合を配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向が低いことが一概に悪いことだとは言えませんが、配当を重視する個人投資家にとっては魅力的とは言えません。
配当に使わない利益は貯蓄や、設備投資や事業投資に充てていることが多いワン!
ただし、ソニーは株主還元で「総還元性向」を重視しています。
第5次中期経営計画期間で段階的に増加させ、最終年度である2026年度には40%程度とすることを目標に。
2024年度の自己株式取得枠は2,500億円となっています。
合同会社 Next Meeting 代表取締役 かぶリッジ監修者:たけぞう
専門家のポイント
同社の配当性向は10%程度と低くなっています。2026年までに総還元性向を40%を目指すとしています。
配当性向は、持続的な配当を受け取れるメリットもありますが、デメリットして企業の成長や設備投資に対して資金が多く使われていない可能性もあり、成長力に対し疑問符もつきます。
ソニーの株価は今後どうなる? 将来性を分析
💡このパートの要約
4つの観点から分析!
- 株価 →長期的に右肩上がり!
- 海外事業の打ち切り →インドでの海外事業が中止。計画実現に不安感…。しかし良いウワサも?!
- 金融分野の切り離し →エンタメ事業へ専念。中期計画に向けた着実なアプローチ!
- 株式分割 →投資家層の拡大に期待!
ソニーの株価は今後どうなるのかな?
ソニーの今後を以下の点から考察していきます。
株価の推移【チャート】
直近5年のソニーの株価の推移を見てみましょう。
2022年後半には一時下落していましたが、結果的には安定的に上昇をしています。
長期投資をしていた人は利益を得られているね!
2024年初めには、2022年ぶりの最高値圏内の3,000円に達しています。
ソニーの株価はこれからも安定的に上昇していくのではないかと考察できます。
24年10月1日に1:5の株式分割を行ったワン!
インドでの事業展開打ち切り
え?ソニーは海外事業に力を入れているハズじゃ…。
2024年1月に、ソニーと印大手メディア企業「ジー・エンターテインメント・エンタープライゼズ」との合併交渉が決裂したことが分かりました。
合併交渉が決裂した理由は明らかにはなってはいませんが、ジー社のCEOが会社資金を私的利用した疑惑が浮上したことが原因だといわれています。
これは事実上のインド事業の打ち切りとなり、グローバルに事業拡大するソニーにとって幸先の悪い結果になってしまいました。
これじゃ企業の将来性が不安になってきたよ!
しかし、ソニーは米大手メディアの「パラマウント・グローバル」に対して260億ドル、日本円でおよそ4兆円で買収を提案したと米複数メディアから報じられました。
結果的に条件が折り合わず買収実現には至りませんでしたが、今後3年間でM&Aなど成長投資を1兆8000億円実施する計画を掲げていることもあり、今後も海外でのM&Aは注目されるでしょう。
ソニーフィナンシャルグループ(SFGI)のスピンオフ上場
2024年2月、ソニーグループが完全子会社で金融事業を担うソニーフィナンシャルグループをスピンオフ上場させることが発表しました。
この金融子会社を分社化することで、エンタメ、イメージセンサー事業に集中することができます。
これは、ソニーの長期計画の「エンタメ事業に特化する」ことを反映した決定であり、計画実現に向けて積極的に動いていることわかります。
スピンオフは企業が特定の部門を分離して、新会社として独立させることだよ!
経団連も漫画やアニメ、映画、音楽などのコンテンツ産業の育成に向けた政策提言を発表し、現在は数百億円程度の政府の関連予算を早期に2000億円以上へ増やすよう提言しました。映画や音楽などを手掛ける同社にとって恩恵がありそうです。
2024年10月に株式分割
さらにソニーは、2024年9月30時点の株主に対して、1対5の株式分割を実施しました。
株式分割を行うことで投資家層の拡大が見込まれ、より多くの投資家の関心を集めることが可能になります。
最低投資額が5分の1に引き下げられた事で、ソニーへの投資のハードルが大きく下がったといえます。
1単元買うのに100万円程度必要だったのが、20万円程度に引き下げられたワン!
【まとめ】ソニーの株価は上昇予想!ただし判断は慎重に
ここまで、ソニーの株価の10年後の予想について、解説してきました。
最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。
かぶリッジの結論
- ソニーは10年後、エンタメ事業を全世界で拡大させる中期計画を立てている。
- 競合他社に比べても、業績や経営指標が良い!
- 中期計画の実現のために、事業整理や資金調達を積極的に動いている!
- 海外への事業は若干不安感が残る…。
やっぱりソニーはすごいね!
インドでの事業が中止になったことがネックになったとしても、ソニーの資金力を考えると、やはりソニーの今後は明るいものになるのではないかと考えられます。
特にアーティスト部門では、音楽ユニットの「YOASOBI」が世界中で人気な点を考慮すると、ソニーの世界での成功は実現性があると分かりますね。
とはいえ、10年後の企業の姿を完全に予想することはできないため、投資には慎重な判断が必要でしょう。
この他にも注目の個別株について、編集部目線で解説しているので、ぜひ一緒にご覧ください。