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歯科関連株とは?注目銘柄5選と追い風となる国民皆歯科検診も解説!

歯科関連株とは?注目銘柄5選と追い風となる国民皆歯科検診も解説!

・歯科関連株ってどんな銘柄があるの?
・「国民皆歯科検診」が話題だけど、恩恵は受けるのかな?

このようなお悩みを解決します。

かぶリッジの結論

  • 歯科関連株は、歯科材料・医療機器・ITプラットフォームなど歯科業界全体に関わる銘柄のこと。
  • 「国民皆歯科検診」という国策の追い風を受け、需要拡大が期待される。
  • 歯科×ITで独自の事業を展開する「メディカルネット(3645)」など個性的な銘柄に注目!

全国にはおよそ7万件の歯科医院があり、実はコンビニよりも多い数です。

そんな歯科業界が今、投資家から注目を集めています。

なんで歯科関連株が投資で注目されているの?

歯科関連株が注目されている背景にあるのが、政府が推進する「国民皆歯科検診」。

高市首相も口腔ケアへのこだわりを公言しており、歯科業界全体への追い風が強まっています。

そこで本記事では、歯科関連株の基礎知識から注目の理由、おすすめ銘柄5選まで分かりやすく解説していきます。

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💡歯科関連株 銘柄5選

▼クリックで解説箇所へ移動します。

  1. メディカルネット(3645)「歯科×インターネット」を強みとして、メディア事業やマーケティング支援を行う
  2. 松風(7979)人工歯や研削材などの消耗品に強みがあり、国内トップシェアを誇る
  3. ナカニシ(7716)「削るテクノロジー」で高い技術力を持ち、歯を削るハンドピースはグローバルNo.1シェアを実現
  4. マニー(7730)歯科医療機器の輸入販売を行い、アジア圏で高いシェアを確立
  5. Hiクラテス(4172)日立製作所と連携し、AI・音声電子カルテ統合システムをリリース
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

※本記事の注意事項

正しい情報をお伝えするために随時更新を実施しますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。

※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。

目次

歯科関連株とは?【基礎知識】

歯科関連株とは?【基礎知識】

まずは、歯科関連株の基本的な知識を押さえておきましょう。

ここでは、歯科関連株の種類や、業界全体の市場規模について解説していきます。

「歯科関連株」って一言で言っても、いろんな企業がありそうだよね。

歯科関連株とは?

歯科関連株とは、歯科医療に関わる製品やサービスを提供する企業のこと。

プラットフォームや情報サービスを提供する「ITプラットフォーム」、治療機器や材料を製造する「機器・材料系」、機器や材料の輸入・販売を行う「流通・商社系」に分けられます。

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分類代表的な銘柄事業の概要
ITプラットフォーム系メディカルネットHiクラテス歯科医院の集客支援、情報サービス
機器・材料系松風マニーナカニシ歯科用の治療機器、材料の製造・販売
流通・商社系マニー歯科用機器・消耗品の卸売・販売

歯科業界の市場規模

世界の歯科業界の市場規模は、2026年の447億ドルから、2034年には1,183億ドルまで拡大すると言われており、グローバル展開を進める歯科関連株にとって大きな追い風となっています。
FORTUNE BUSINESS INSIGHTSより)

年平均成長率は12.9%だよ!

後ほど紹介する5つの歯科関連株においても、グローバル展開を進め、高い世界シェアを誇っている会社が多いです。

そのため、世界の歯科業界の市場規模が拡大することは、各社ともに大きな恩恵を受けることになるでしょう。

会社名海外売上高比率
メディカルネット15.5% (26/5期計画)
松風58.6%
ナカニシ88%
マニー83.7%
Hiクラテス
直近の通期決算より

また国内の歯科医療機器の市場規模に関しても、2024年から2029年で、58億ドルから73.2億ドルまで拡大するという予測もあります。

国内外ともに市場環境は良いんだね!

歯科関連株が注目されている理由【国策・国民皆歯科検診】

歯科関連株が注目されている理由【国策・国民皆歯科検診】

💡このパートの要約

「国民皆歯科検診」が歯科業界の追い風に!

  • 高市首相が口腔ケアへの関心を公言し、歯科が政治・政策の話題
  • 「国策:国民皆歯科検診」によって、受診者の拡大が見込まれる。
  • 「国民皆歯科検診×高齢化×自由診療市場の拡大」の3つの成長ドライバーが追い風

高市首相も実践!口腔ケアが政治の話題に

歯科関連株が注目されている理由として、高市首相が「口腔の健康へのこだわり」について発言したことが挙げられます。

高市首相は2026年3月の参院予算委員会で、歯の健康管理へのこだわりについて「歯石を取ったり、クリーニングしたりしている」と説明。
※産経新聞「全身の健康につながる」高市首相、歯の治療を問われ口腔ケアの「こだわり」説明 参院委より

「全身の健康につながる」として、口腔ケアの重要性を強調しました。

首相自らが口腔ケアを実践・発信しているのはインパクトがあるね!

「国民皆歯科検診」とは?

歯科関連株を語る上で欠かせないのが、「国民皆歯科検診」です。

国民皆歯科検診とは・・・

すべての日本国民が、年に1度、歯科検診を受けることを義務付ける制度のこと。

2022年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針2022)」に、具体的な検討を進める方針として盛り込まれました。

この制度のゴールは、大きく①口腔環境を健康に保ち、健康寿命を伸ばすこと、②医療費の削減を目指すことという2つ。

高齢化が進む日本で、医療費の抑制は大きな課題だよね…

まだ義務化には至っていませんが、厚生労働省は、健康診断で歯周病の検査を実施する企業などを支援する方針を明らかにしています。

このように「国民皆歯科検診」が実現・普及していくことで、歯科業界全体の需要拡大が見込まれるでしょう。

患者数の増加によって、需要拡大につながるワン!

歯科関連株にとっての追い風

国民皆歯科検診だけでなく、高齢化や自由診療市場の拡大など歯科関連株には大きな追い風が吹いています。

歯科関連株への追い風
  • 国民皆歯科検診
    予防歯科・定期健診が普及し、患者数が増加
  • 高齢化
    高齢者ほど歯科疾患リスクが高く、受診需要が増加
  • 自由診療市場の拡大
    インプラント・矯正・ホワイトニングなど保険外診療の需要が年々増加し、歯科医院・関連メーカー双方の収益を押し上げている

特に、歯科診療所を受診する患者のうち46%が65歳以上だと言われており、高齢化が進む日本にとって需要の底上げ要因となっています。

昔と比較して、65歳以上の割合がかなり上がっているね!

注目の歯科関連株5選【日本株】

今回は歯科関連株の中から、5社を厳選して紹介します。

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銘柄名コード市場株価時価総額PER
メディカルネット3645グロース301円32.4億円22.80倍
松風7979プライム1,698円607億円12.85倍
ナカニシ7716スタンダード2,776円2,559億円20.60倍
マニー7730プライム1,836円1,964億円28.04倍
Hiクラテス4172スタンダード2,335円52.0億円11.53倍
2026年4月22日時点

メディカルネット(3645)

メディカルネット 株価チャート
TradingViewより
社名株式会社メディカルネット
銘柄コード3645
市場東証グロース
業種情報・通信業
時価総額32.4億円
PER・PBR22.80倍・1.40倍

メディカルネット(3645)は、歯科×インターネットというユニークな領域で事業を展開する企業です。

インターネットを活用した「歯科医療の総合ビジネス(プラットフォームビジネス)」を展開し、医療や生活関連情報サービスを提供しています。

セグメント別
メディア・プラットフォーム事業
  • BtoCメディアを計11サイト運営
  • 患者向けに歯科医院の検索サービスや専門情報を提供
  • 顧客からの広告料収入を得る積み上げ式のストックビジネス
医療機関経営支援事業
  • 医療機関の経営に必要なHP制作、開業支援・運営サポートなどのサービスを提供
  • タイでの歯科医院の運営や、歯科商社事業も展開
医療BtoB事業
  • 歯科医療従事者への情報提供や、関連企業へのマーケティング支援を行う
  • 歯科医師サイト「Dentwave」は、国内最大級の歯科医療従事者会員数を誇る
クラウドインテグレーション事業
  • タイでの歯科業界のIT化(POSシステムなど)を推進する事業

医療機関経営支援事業が、売上の7割を占める主力事業だワン!

また、国内外で事業領域を広げており、タイでの歯科クリニック開業支援も展開。

加えて、2025年6月には日本最古の歯科機器メーカー「ヨシダ」と資本業務提携を締結するなど、事業基盤の強化にも取り組んでいます。

2026年5月期3Q決算と通期業績予想

2026年5月期第3四半期の連結業績は、売上高49.5億円(前年同期比12.0%増)営業利益1.21億円(同104.1%増)親会社株主に帰属する四半期純利益1.25億円となりました。

前年同期は1.45億円の純損失でしたが、今期は黒字転換を達成しています。

歯科商社事業の利益拡大に加え、医療BtoB事業の黒字化、為替差益などが各段階利益の押し上げ要因となりました。

赤字から黒字への転換に成功したワン!

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2025年5月期3Q2026年5月期3Q前年同期比
売上高4,4214,950+12.0%
営業利益59121+104.1%
経常利益90226+149.2%
親会社株主帰属純利益-145125黒字転換
同社決算短信より(単位:百万円)

株主還元

メディカルネットは、安定的な利益還元を実施する方針です。

2026年5月期の配当予想は、1株当たり3円(配当性向23.0%)となっています。

前期(2025年5月期)も1株当たり3円の配当を実施しましたが、前期は当期純損失の計上により、配当性向は△38.4%となっています。

今期は黒字化により適正な配当性向に戻る見込みだワン!

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2025年5月期2026年5月期(予想)
1株当たり配当金3.00円3.00円
配当性向△38.4%23.0%
同社決算短信より

配当方針としては、内部留保をM&Aや人的投資に活用し、中長期的な企業価値向上を目指すとしています。

成長投資と株主還元のバランスを取りながら、企業価値の向上を図る姿勢は評価できるでしょう。

同社の決算はブリッジレポートで、将来性についてはnoteで詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

松風(7979)

松風 株価チャート
TradingViewより
社名株式会社松風
銘柄コード7979
市場東証プライム
業種精密機器
時価総額607億円
PER・PBR12.85倍・1.33倍
2026年4月22日時点

松風(7979)は、歯科医院や歯科技工所で使用される歯科材料・機械器具の研究開発や販売を行う企業です。

特に人工歯や研削材の分野に強みがあり、国内シェアトップを誇っています。

ちなみにネイル事業も展開しているよ!

歯科材料は消耗品的な性格が強く、受診者数の増加が売上に直結しやすいという特性があります。

歯科市場の拡大局面で恩恵を受けやすい銘柄のひとつです。

ナカニシ(7716)

ナカニシ 株価チャート
TradingViewより
社名株式会社ナカニシ
銘柄コード7716
市場東証スタンダード
業種精密機器
時価総額2,559億円
PER・PBR20.60倍・2.03倍
2026年4月22日時点

ナカニシは「削るテクノロジー」に強みを持ち、歯を削るデンタル事業、骨を削るサージカル事業、金属を削る機工事業の3つを展開する企業です。

特に歯科用ハンドピース(回転機器)では、28%の世界シェアを持ち、グローバルNo.1シェアを実現しています。

先進国マーケットでのシェア率が高いワン!

デンタル事業(歯科関連事業)では、主に3つの製品を展開しています。

ナカニシ デンタル事業の製品
同社HPより
  • 歯科用ハンドピース
    高速に回転することで、歯の治療をする歯科医療機器
  • インプラントモーター
    インプラント(人工の歯)を治療するモーター
  • 超音波スケーラー
    1秒で2万回以上の超音波振動を発し、歯石を取る

超高速回転技術と超音波技術の分野で、高い技術力を持っているよ!

マニー(7730)

マニー 株価チャート
TradingViewより
社名マニー株式会社
銘柄コード7730
市場東証プライム
業種精密機器
時価総額1,964億円
PER・PBR28.04倍・3.19倍
2026年4月22日時点

マニーは、医療機器の製造販売・輸入販売を行う企業です。

サージカル関連製品、アイレス針関連製品、デンタル関連製品の3セグメントに分かれており、「デンタル関連製品」が歯科事業に該当します。

デンタル事業の治療機器は1,500種類以上あるよ!

特に、ダイヤバー、リーマ・ファイルの製品は、アジア地域でトップシェアを確立

120以上の国・地域で販売をしており、海外売上高比率は83.7%となっています。

2026年8月期には、過去最高益を更新する見込みです。

2026年8月期 通期業績予想

  • 売上高:328億円(前期比+9.4%)
  • 営業利益:92億円(同+12.3%)
  • 当期純利益:64.5億円(同+24.8%)
スクロールできます
決算期売上高営業利益当期純利益
2023年8月期244.872.459.5
2024年8月期285.183.962.8
2025年8月期299.681.951.6
2026年8月期328.092.064.5
単位:億円

Hiクラテス(4172)

Hiクラテス 株価チャート
TradingViewより
社名Hiクラテス株式会社(旧:東和ハイシステム)
銘柄コード4172
市場東証スタンダード
業種情報・通信業
時価総額52.0億円
PER・PBR11.53倍・1.23倍
2026年4月22日時点

Hiクラテス(4172)は、歯科医院向けの電子カルテ統合システムの研究開発・販売に特化した企業です。

26年1月に「東和ハイシステム」から社名を変更したワン!

2023年には日立製作所と共同で、AIを活用して音声でカルテに入力できる「AI・音声電子カルテ統合システム」を開発・リリース。

Hiクラテス「AI・音声電子カルテ統合システム」
同社HPより

このサービスが好調に推移したことで、2026年2月の1Q決算発表時に2Qの業績予想を上方修正しましたが、2026年9月期の業績予想は据え置きとなっております。

前回発表予想今回修正予想
売上高12.40億円12.58億円
営業利益2.94億円3.55億円
経常利益3.44億円4.13億円
当期純利益2.35億円2.77億円
EPS105.6円124.7円

2026年9月期は、過去最高の売上と利益を見込んでいるよ!

【まとめ】歯科関連株は国策の追い風に乗る注目テーマ!

【まとめ】歯科関連株は
国策の追い風に乗る注目テーマ!

歯科関連株について、よくわかったよ!

この記事では、歯科関連株の基本情報や、注目されている背景にある「国民皆歯科検診」という国策、歯科関連銘柄について詳しく解説してきました。

最後に、本記事の重要なポイントを振り返っておきましょう。

かぶリッジの結論

  • 歯科関連株は、歯科材料・医療機器・ITプラットフォームなど歯科業界全体に関わる銘柄のこと。
  • 「国民皆歯科検診」という国策の追い風を受け、市場拡大が期待される。
  • 歯科×ITで独自の事業を展開する「メディカルネット(3645)」など個性的な銘柄に注目!

歯科関連株に興味のある方は、まずは以下の5社について調査してみてください。

💡歯科関連株 銘柄5選

▼クリックで解説箇所へ移動します。

  1. メディカルネット(3645)「歯科×インターネット」を強みとして、メディア事業やマーケティング支援を行う
  2. 松風(7979)人工歯や研削材などの消耗品に強みがあり、国内トップシェアを誇る
  3. ナカニシ(7716)「削るテクノロジー」で高い技術力を持ち、歯を削るハンドピースはグローバルNo.1シェアを実現
  4. マニー(7730)歯科医療機器の輸入販売を行い、アジア圏で高いシェアを確立
  5. Hiクラテス(4172)日立製作所と連携し、AI・音声電子カルテ統合システムをリリース

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