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高配当株として人気のKDDI。
株価も好調だけど、今から買っても大丈夫かな?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
以下の理由から、長期保有ならKDDIの株を買うことをおすすめします。
2024年以降、株価が堅調に推移し最高値を更新しているKDDI(9433)。
高配当株として有名ですが、今から買っても遅くないのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

株主優待ももらえるし、安定配当が魅力的!
でも高値圏だから迷っちゃうな。
そこで今回は、KDDIの株を買うべきか初心者にもわかりやすく解説します。

💡このパートの要約
KDDIの株を長期保有で買うのはおすすめできます。
以下では、KDDI株の長期保有をおすすめする理由を3つご紹介します。
順番に見ていきましょう。
KDDIの最大の魅力は、通信事業による安定したキャッシュフローと高い配当利回りです。
携帯電話や光回線などの通信サービスは、景気に左右されにくいディフェンシブな事業モデル。
この安定した収益基盤を背景に、KDDIは23期連続増配を達成しており、株主還元に対する強い姿勢が評価されています。

23期連続増配ってすごい!
2026年1月時点での配当利回りは約3.0%と、他の大手通信キャリアと比較しても高水準。
配当性向は40%程度で推移しており、今後も増配の余地が十分にあります。
通信事業は成熟産業と言われていますが、KDDIは5G契約数の増加やARPU(1利用者当たりの平均収入)の回復により、通信料金の底打ちが見られています。
また、後述するau経済圏の拡大により、通信以外の収益源も着実に成長しており、長期的な業績の安定性が期待できます。
KDDIは配当だけでなく、株主優待制度も充実しています。
100株以上保有で年1回、Pontaポイントまたはローソン/成城石井商品詰合せセットがもらえます。
| 保有株数(保有期間) | 金額 |
|---|---|
| 100株以上(1年以上5年未満) | 2,000円相当 |
| 100株以上(5年以上) | 3,000円相当 |

株式分割に伴い、2026年度より基準が「200株以上」となるワン!
株主優待で受け取ったPontaポイントは、au PAY マーケット限定のPontaポイントとして1.5倍に増量できる点が魅力的です。

「株主さま専用のお得なポイント交換所」が利用できるよ!
さらに、KDDIは株主還元の強化にも積極的です。
近年では大規模な自社株買いを複数回実施しており、2025年5月も総額4,000億円規模の自己株取得を発表。
自社株買いは市場に流通する株式数を減らすため、1株当たりの価値が高まり、株価の上昇要因となります。
KDDIは通信事業の安定収益を背景に、成長分野への積極的な投資を進めています。
1点目は、5Gインフラの拡大。
全国での5G基地局整備を着実に進めており、5G契約数は順調に増加中です。

2025年3月末時点における5G基地局数は、ソフトバンク・ドコモを上回っているよ!
また、衛星通信サービス「スターリンク」との協業や、次世代通信インフラ「IOWN構想」への参画など、将来を見据えた先行投資も注目されています。
法人向けでは、DXソリューション事業が好調。
企業のデジタル化を支援するクラウドサービス、IoTソリューション、データセンター事業などが成長しており、通信以外の法人向け収益が拡大しています。

通信事業の収益のみに依存しない構造になっているんだね!
そして最も注目すべきはau経済圏の拡大です。
KDDIは金融(auじぶん銀行、auカブコム証券、au PAY)、エネルギー(auでんき)、EC(au PAYマーケット)など、通信以外の生活インフラサービスを幅広く展開しています。
これらのサービスを組み合わせることで、顧客1人当たりの利用サービス数が増加し、LTV(顧客生涯価値)の向上に繋がっています。

ただの通信会社じゃなくて、生活全般をカバーする企業になっているワン!

ここではKDDIの基本情報についてまとめます。
以下の2つの情報について詳しく見ていきましょう。
KDDIでは、以下の2つのセグメントで事業を展開しています。

KDDIの中核事業である個人向けサービスです。
主なサービスには以下が含まれます。
5G契約数は順調に増加しており、モバイルARPUも回復傾向にあります。

au、UQ、povoと価格帯別にブランドを使い分けているワン!
また従来の通信サービスのみならず、金融・エネルギー・エンターテインメント・コマース・教育などの非通信サービスも提供。
非通信サービスの例
これらのサービスを組み合わせることで顧客の生活全般をカバーし、解約率の低下と満足度向上を実現しています。
企業向けの通信サービスおよびDXソリューションなどを提供しています。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要が高まる中、法人向けソリューション事業は高成長を続けています。

企業のDXを支援する事業が伸びているんだね!
KDDIの2025年3月期決算の業績は、売上高5兆9,179億円(前期比+2.8%)、営業利益1兆1,186億円(前期比+16.3%)となりました。
| 単位:百万円 | 売上高 | 営業利益 | 親会社の所有者に帰属する当期利益 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 5,446,708 | 1,060,592 | 672,486 |
| 2023年3月期 | 5,671,762 | 1,075,749 | 677,469 |
| 2024年3月期 | 5,754,047 | 961,584 | 637,874 |
| 2025年3月期 | 5,917,953 | 1,118,674 | 685,677 |
| 2026年3月期(予想) | 6,330,000 | 1,178,000 | 748,000 |
パーソナル事業では端末販売収入や金融事業収入の増加により、底堅い成長を実現。
ビジネス事業ではIoT関連サービス・データセンター・デジタルBPO等で構成されるグロース領域が好調で、売上高は前期比+8.5%と高成長。

ビジネス事業の成長が全体を牽引しているよ!
2026年3月期の業績予想では、増収増益を見込んでおり、安定した成長が継続する見通しです。

ここで、KDDIの株価の推移を見てみましょう。
2024年以降、株価は堅調に推移し、足元では上場来高値を更新しています。

株価上昇の背景には何があるのかな?
ここからは、KDDIの株価が上昇している理由を2つ見ていきましょう。
KDDI株価上昇の最大の要因は、過去最高益を達成した業績の好調さです。
2025年3月期決算では、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。
政府の料金値下げ圧力や楽天モバイル参入による競争激化で、一時は通信料金の下落が懸念されていました。
しかし、5G契約数の増加やARPU(1利用者当たりの平均収入)の回復により、通信料金は底打ちし、安定化の兆しが見えています。

料金値下げの影響を乗り越えて、業績が回復しているんだね!
また、通信事業の安定化だけでなく、ビジネス事業の高成長が業績を牽引。
法人向けDXソリューションは企業のデジタル化需要を取り込み、順調に拡大中です。
この好調な業績が、株価上昇の原動力となっています。

業績に裏付けられた株価上昇だから安心感があるワン!
上記のように好調な業績を残したのは、ビジネス事業の高成長が大きな要因です。
特に注目すべきはグロース領域の急成長。
IoT関連サービス、データセンター、デジタルBPOなどで構成されるこの領域は、前期比+8.5%と高い成長率を記録しています。

二桁近い成長率ってすごいね!
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、KDDIの法人向けソリューションへの需要は拡大の一途。
クラウドサービスでは、AWS・Azure等との協業により、企業のクラウド移行を支援。
IoTソリューションでは、工場のスマート化や物流のデジタル化など、製造業・物流業を中心に導入が進んでいます。
また、データセンター事業も急拡大。

2031年3月期の売上高目標2,000億円を目指しているワン!
これら通信以外の事業の成長が、株価上昇を後押しする大きな要因となっています。

多様な収益源を持っているんだね!

💡このパートの要約
KDDIの今後は?
KDDIの株価は今後どうなっていくのでしょうか。
以下では、株価や事業戦略・環境などに注目してKDDIの将来性を見ていきます。
KDDIの今後の成長を左右するポイントは、au経済圏のさらなる拡大です。
前述の通り、KDDIは通信・金融・エネルギー・EC・エンタメなど、生活の様々な場面でサービスを提供しています。

auのサービスをたくさん使うほど、お得になる仕組みだよね!
特に金融分野では、au PAY、auカブコム証券、auじぶん銀行、au PAY カードなどのサービス間連携が進んでおり、シナジー効果が本格化しています。
例えば、au PAYで貯めたポイントを証券投資に回したり、銀行の金利優遇を受けたりと、金融サービス間のクロスセルが活発化。

関連商材を一緒に購入してもらうことを「クロスセル」と言うんだね!
また、エネルギー分野でも「auでんき」の契約者が増加しており、通信とのセット割引による顧客囲い込みが進んでいます。
今後は、教育、ヘルスケア、モビリティ(MaaS)など、さらに多様な分野への展開が予想されます。
au経済圏が拡大すればするほど、顧客の解約率は下がり、安定した収益基盤が構築されるでしょう。

生活のあらゆる場面でauを使うようになれば、離れにくくなるワン!
KDDIは5Gの次の世代となる6G時代を見据えた先行投資も進めています。
まず注目されるのが、スターリンクとの協業。

スターリンクは低軌道衛星を使った高速インターネットサービスで、山間部や離島など、光回線が届きにくい地域でも高速通信を提供できます。

運用会社であるSpaceX社のCEOはイーロン・マスク氏だワン!
KDDIはスターリンクと提携し、日本国内でのサービス展開を開始。
災害時の通信確保や、過疎地域でのデジタル格差解消など、社会課題の解決にも貢献しています。

衛星通信で、どこでもネットが使えるようになるんだね!
また、KDDIはIOWN構想にも参画しています。
IOWNは光技術を活用した次世代通信インフラで、超高速・大容量・低遅延・低消費電力を実現する技術です。
NTTが主導するこの構想に、KDDIも共同で参画し、通信業界全体の技術革新を推進しています。
これらの先行投資は、長期的にはKDDIの競争力を高める重要な布石と言えるでしょう。

6G時代に向けて、今から準備しているワン!
KDDIは海外事業にも積極的に投資しています。
例えばミャンマー・モンゴルでは、通信サービスや金融サービス、エンターテインメントサービスの提供に取り組んでいます。
これらの新興国では人口増加とスマートフォンの普及が進んでおり、通信市場の成長余地が大きいことが特徴です。

ミャンマー市場参入前(2014年以前)の携帯電話普及率はわずか10%だったワン!
また、データセンター事業やクラウドサービスなど、法人向けソリューションの海外展開も進めています。
データセンターはイギリスを主要拠点とし、ロンドンにおける6棟目が2027年度に開業予定。

データセンター需要は今後も続くと予想されているため、目が離せません。

足元で好調なビジネス事業のさらなる収益拡大に期待したいね!

かぶリッジの結論
以下の理由から、長期保有ならKDDIの株を買うことをおすすめします。
KDDIの株価は高値圏にあり、買うのをためらう方もいるかもしれません。
しかし、好調な業績、安定した配当、魅力的な株主優待、そしてau経済圏の成長というポジティブな要素が揃っており、長期保有なら引き続き魅力的な銘柄と言えます。
特に高配当株を探している投資家や、株主優待に魅力を感じる方にとって、KDDIは有力な選択肢となるでしょう。

高値圏でも、分散して買い増していけば問題ないワン!
また、通信事業の底堅さに加え、次世代技術への投資も進んでおり、中長期的な成長にも期待できます。

安定と成長性、どちらも期待できる銘柄だね!