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BRANU(460A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、12月1日に東証グロースに上場予定のBRANU(460A)をご紹介します。

BRANUは、中小建設事業者に特化した各種ITサービスの提供等を行う企業です。

想定時価総額は41.9億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

BRANUのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日12月1日(月)
かぶリッジ独自の初値予想A(1.5倍以上~1.7倍未満)
※想定価格の930円から、1,395円~1,580円
企業Webサイトhttps://branu.jp/
取り扱い証券みずほ証券(主)、SBI証券、楽天証券、岡三証券、丸三証券など

主幹事はみずほ証券だよ!

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BRANUのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格930円
仮条件11月11日(火)発表予定
ブックビルディング期間11月13日(木)~11月19日(水)
当選発表日11月20日(木)
公開価格11月20日(木)発表予定
申込期間11月21日(金)~11月27日(木)
上場日12月1日(月)
初値12月1日(月)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

BRANUのIPO初値予想

BRANIUのIPO評価

想定時価総額41.9億円、吸収金額12.1億円の中型案件です。

VC保有比率が0%で売り圧力が弱い点は投資家にとって大きな魅力となります。

また、前後2週間にIPO競合がなく、過去1ヶ月の日経平均リターンが11.49%とマーケット環境が良好な状況下での上場となる点も追い風です。

売上高成長率23.2%と堅調な成長を維持しており、建設業界のDX化というトレンド性の高い事業領域も評価できます。

一方で、オファリングレシオが28.3%とやや高く、公募割合も44.2%と売出し中心の案件構成となっている点は、需給面での懸念材料となります。

これらの点から、IPO評価: A(予想レンジ1.5倍以上1.7倍未満=1,395円~1,580円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:930

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

BRANUの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
みずほ証券(主)%
SBI証券%
楽天証券%
岡三証券%
丸三証券%
水戸証券%
割当率・割当株数は11月20日に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

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大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の名富 達也氏は同社の代表取締役です。

また第2位の株式会社名富は、役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社となっており、上位2者で発行済み株式の約93.6%を占める集中的な株主構成となっています。

株主名比率
名富 達也50.83%
株式会社名富42.75%
露木 将也1.05%
宇都宮 久之1.00%
毒島 大輔0.48%
片山 雄輔0.48%
上位6名を記載

創業者とその資産管理会社が大半を占めていて、VC保有比率は0%となっているね!

BRANUの業績情報

BRANU業績データ
BRANU業績データ2

EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2020年3月2021年3月2022年3月2023年10月2024年10月
売上高7608219111,1461,412
成長率+8.0%+11.0%+23.2%
経常利益91614896
成長率+65.5%-93.4%+97.6%
経常利益率1.2%1.9%0.1%4.2%6.8%
当期純利益41004765
成長率+157.4%-99.4%+37.0%
EPS1.02.70.011.916.3
BPS32.835.535.626.643.0
目論見書を元に、かぶリッジ作成
※2022年11月24日付で普通株式1株につき200株、2025年6月27日付で普通株式1株につき100株の株式分割を実施。EPS、BPSは2023年10月期期首に株式分割が行われたと仮定して算出。
※2022年10月期は決算期変更により7ヶ月決算のため表示を省略。

BRANUの業績を見てみると、売上高は着実に右肩上がりで成長しており、2024年10月期には14億12百万円に達しました。

2022年3月期に経常利益が大きく減少したのは、成長投資として人材採用を積極的に進めたことが主な要因です。

その後、2023年10月期以降は収益性が大幅に改善し、2024年10月期の経常利益率は6.8%まで向上しています。

建設業界のDX化という成長市場で、着実にビジネスを拡大しているね!

同社が提供する「CAREECON Platform」は、中小建設企業の経営課題を解決するサービスとして登録ユーザー数が4,785社(2024年10月末時点)に達しており、今後も継続的な成長が期待できます。

建設業界全体のデジタル化が進む中、同社のプラットフォームの重要性はさらに高まっていくと考えられます。

BRANUの事業内容

BRANU株式会社は、「テクノロジーで建設業界をアップデートする。」をビジョンに掲げ、建設DXプラットフォームを提供する企業です。

建設業界の99%を占める中小建設企業にテクノロジーを提供しているよ!

新規顧客獲得の難しさや従業員採用のノウハウ不足、案件の採算が不明瞭といった経営課題の解決を支援しています。

オウンドメディア構築及び建設業マッチングメディア「CAREECON」

「CAREECON」は、中小建設企業の新規顧客獲得や従業員採用を支援するマッチングメディアです。

BRANUサービス1
同社HPより
  • 登録ユーザー数: 4,785ユーザー(2024年10月末時点)
  • 月間PV数: 230,418PV(2024年10月末時点)
  • 年間GMV: 1,874百万円(2024年10月期)
  • 特徴: 企業ウェブサイト、動画、施工事例、ブログコンテンツ等のオウンドメディアを構築

オウンドメディア構築に加え、「CAREECON」への企業PRページ構築、受発注案件や採用案件の優先掲載サービスをパッケージで提供しています。

建設関連情報を掲載する建設メディア機能と工事案件の募集・応募を可能とする機能を備え、顧客のオウンドメディアへの導線を確保することで、新規の顧客獲得や従業員採用の機会を提供しています。

ユーザー登録を行うことで「CAREECON」への施工事例の掲載や、建設企業間で工事案件の募集や応募が無償で可能となります。

統合型ビジネスツール「CAREECON Plus」

「CAREECON Plus」は、中小建設企業の経営課題解決に特化した統合型ビジネスツールです。

  • 提供プラン: Standardプラン、miniプラン
  • 収益モデル: 初期費用+月額利用料のストック型収益
  • サポート体制: カスタマーサクセスによる経営課題解決支援
  • 特徴: マーケティングから採用管理、施工管理、経営管理までの一連の機能を具備

「CAREECON Plus」は、4つの主要機能を提供しています。

マーケティング機能

CMS、アクセス解析、SEO対策キーワードジェネレーター等の機能を備え、企業のウェブマーケティングを支援します。

AIブログアシスタント機能により、建設業界に特化したコンテンツ作成が容易になり、見込み顧客の獲得を促進します。

採用管理機能

求人票作成、採用特設サイト作成、応募者管理機能に加え、外部の大手求人サイトへの自動連係ができるマルチポスト機能を備えています。

建設業特化媒体「キャリコンジョブ」との連携により、効率的な採用活動を実現します。

施工管理機能

クラウド上に工事案件毎に情報を集約するデータベースを作成でき、図面や写真等の各種ファイルを工事現場から携帯アプリを通じて格納できます。

社員や協力業者等の工事案件の関係者が資料や工程表、社員日報や危険予知情報をオンライン上で共有・更新することで、資料整理や情報共有のコストを削減し、生産性の向上に寄与します。

経営管理機能

全社・案件別収支管理、案件別売上・粗利管理、顧客・取引先管理、見積・請求書管理等の機能を備えています。

売上、原価率等の経営判断に必要なデータを集計、可視化することで、案件ごとの適切な価格設定や原価管理を支援します。

OCRで請求書を取り込み、案件毎の売上、売上総利益の実績や予実差異を把握できます。

建設業特化型人材獲得支援サービス「キャリコンジョブ」

「キャリコンジョブ」は、建設業に特化した人材獲得支援サービスです。

  • サービス内容: 求人票作成・更新、求職者検索・アプローチ
  • 収益モデル: 成功報酬型のフロー収益
  • 特徴: 建設業界に特化した求人媒体として、効率的な採用活動を支援

中小建設企業が抱える従業員採用のノウハウ不足という課題に対し、建設業界に精通した専門的な人材獲得支援を提供しています。

「CAREECON Plus」の採用管理機能とも連携し、求人票の作成から応募者管理、採用までの一連のプロセスを効率化します。

建設業界に特化したDXプラットフォームで、中小建設企業の経営課題を包括的に解決しているんだワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日市場かぶリッジ予想初値(公開価格比)
インフキュリオン10/24グロースC(1倍~1.3倍未満)0.93倍
サイバーソリューションズ10/23グロースA(1.5倍~1.7倍未満)1.39倍
ユーソナー10/17グロースC(1倍〜1.3倍未満)1.18倍
テクセンドフォトマスク10/16プライムC(1倍〜1.3倍未満)1.19倍
ライオン事務器10/15スタンダードC(1倍〜1.3倍未満)1.76倍
サイプレス・ホールディングス10/8スタンダードD(1倍未満)0.95倍
ウリドキ10/7名証ネクストD(1倍未満)1.08倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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