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かがやきホールディングス(384A)のIPO初値予想と上場概要紹介

IPO かがやきホールディングス アイキャッチ

今回はIPO企業の中から、7月16日に東証グロースに上場予定のかがやきホールディングス(384A) をご紹介します。

かがやきホールディングスは、コンサルティング事業、人材派遣事業、その他事業を営むグループ会社の企画・管理・運営を行っている企業です。

想定時価総額は17.3億円で、サービス業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

かがやきホールディングスのIPO基本情報

ここでは、上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

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上場日7月16日(水)
かぶリッジ独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格1,200円から、1,560円~1,799円
企業Webサイトhttps://www.kagayaki-grp.com/
取り扱い証券東海東京証券(主)、みずほ証券、SBI証券、あかつき証券

主幹事は東海東京証券だよ!

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かがやきホールディングスのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,200円
仮条件6月30日(月)発表予定
ブックビルディング期間7月1日(火)~7月7日(月)
当選発表日7月8日(火)
公開価格7月8日(火)発表予定
申込期間7月9日(水)~7月14日(月)
上場日7月16日(水)
初値7月16日(水)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だね!

かがやきホールディングスのIPO初値予想

かがやきホールディングスのIPO初値予想

想定時価総額17.3億円、吸収金額8.3億円の小型IPO案件です。

公募比率が50%と高く、VC保有がないため、売り圧力が弱い点は魅力的です。

また、時価総額が小さい点や、好調な業績と高い成長性が強みとして挙げられます。

一方で、オファリングレシオが52.7%と高いことがマイナス要素になるでしょう。

これらの点から、IPO評価: B (予想レンジ1.3倍以上1.5倍未満1,560円~1,799円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,200円

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

かがやきホールディングスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

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証券会社名割当率割当株数
東海東京証券(主幹事)%
みずほ証券%
SBI証券%
あかつき証券%
割当率・割当株数は、6月30日付近に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

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SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

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大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主稲垣 靖氏は同社の代表取締役社長です。

また第2位の株式会社稲垣は、代表取締役社長等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社となっています

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株主名比率
稲垣 靖42.96%
株式会社稲垣42.96%
髙山 隆幸2.34%
株式会社日本M&Aセンター1.56%
中川 与治1.56%
かがやきホールディングス従業員持株会1.38%
岡本 和也1.17%
佐藤 祐樹0.62%
米野井 剛0.39%
連結子会社の従業員0.39%
上位10名を記載

株式会社日本M&Aセンターも大株主になっているね!

かがやきホールディングスの業績情報

かがやきホールディングス業績データ
かがやきホールディングス業績データ2
EPSは左軸、BPSは右軸
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決算期2023年6月2024年6月
売上高1,5251,779
成長率+16.7%
経常利益129173
成長率+34.1%
経常利益率8.5%9.7%
当期純利益6697
成長率+47.0%
EPS59.986.6
BPS95.2199.6
目論見書を元に、かぶリッジ作成。
単位(売上・利益):千円
※2023年6月期から連結決算。
※2024年11月13日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施。
※EPS、BPSは2023年6月期首に株式分割が行われたと仮定して算出。

かがやきホールディングスの業績推移をチェックしてみましょう。

かがやきホールディングスは、2024年6月期において売上高17億7,905万3千円(前期比16.6%増)、経常利益1億7,318万1千円(同34.1%増)を達成し、高い成長性を示しています。

この成長の背景には、「既存サービスの収益拡大戦略」、「M&A戦略」、「アソシエーション戦略」といった明確な成長戦略があります。特に、各連携子会社とのシナジー効果を活かすことで売上高を拡大しています。

当期純利益も前期を47%上回り、業績は好調だね!

BPSも199.6円と増加しており、財務基盤の安定性がうかがえます。

今後の成長戦略の一つであるM&A戦略は、上場によってさらに大規模な展開が可能となるため、今後のさらなる成長が期待されます。

かがやきホールディングスの事業内容

かがやきホールディングスは、コンサルティング事業、人材派遣事業、その他事業を営むグループ会社の企画・管理・運営を行っている企業です。

同社は主に6つの事業を展開しています。

以下でそれぞれの事業を詳しく見ていきましょう。

経営コンサルティング業務

経営コンサルティング業務は、かがやきコンサルティング株式会社がサービスを展開をしています。

中堅・中小企業の経営者が抱える重要かつ難易度の高い経営課題の解決を支援しています。

経営者との接点を持つ金融機関・士業法人等の各機関と密に連携を取ることで、経営者が課題を的確に捉え、必要なサービスを提案・提供することで経営課題のサポートしています。

業務委託契約を締結しているかがやきアソシエイツから
各種の士業サービスを提供しているよ!

BPO、DX支援業務

BPO、DX支援業務は株式会社経理バンクがサービスを展開しています。

中堅・中小企業が直面する人材不足や業務効率化を行い、企業が本業に専念できる体制づくりを支援しています。

具体的には、

  • 記帳代行や給与計算等のバックオフィス業務の代行
  • DXを活用した業務プロセスの課題分析及び改善提案

が挙げられます。

M&A支援業務

M&A支援業務は、かがやきM&A株式会社がサービスを展開しています。

M&A仲介や小規模M&A支援を行っており、中堅・中小企業が抱える後継者問題の解決や成長戦略としてのM&A活用の支援に取り組んでいます。

不動産・リスクマネジメント業務

不動産・リスクマネジメント業務は、株式会社かがやき財産ネットワークスがサービスを展開しています。

不動産を活用した将来設計のコンサルティングを通じて、現状分析による課題の整理を行い、課題解決の計画を立案し、その実行支援を行っています。

また、保険活用によるリスクマネジメントを行うことで安心して経営できる環境づくりをしています。

パブリックコンサルティング事業

パブリックコンサルティング事業は、エスティコンサルティング株式会社がサービスを展開しています。

少子高齢化や人口削減を背景として地方創生への取り組みがより一層される中で、地方公共団体に対して以下のサービスを提供しています。

  • 公開・財務書類の作成支援
  • 公会計コンサルティング
  • 公営企業・法適用化支援
  • 公営企業コンサルティング

企業だけでなく地方自治体も支援しているんだね!

人材派遣業務

人材派遣業務はかがやきパートナーズ株式会社がサービスを提供しています。

事業法人が求める専門性の高いスキル(財務会計業務、人事・労務業務等)に関する人材だけでなく、経営に関する課題に対応できる人材(事業継承、DX化、BPO等)に対応できる人材を研修制度を通じて育成し、派遣を行っています。

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

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企業名上場日初値予想初値騰落結果
エレベーターコミュニケーションズ4/25C(1.0倍~1.3倍未満)1.29倍
LIFE CREATE4/24D(1.0倍未満)1.02倍
デジタルグリッド4/22D(1.0倍未満)1.17倍
IACEトラベル4/7C(1.0倍~1.3倍未満)0.86倍
ジグザグ3/31B(1.3倍~1.5倍未満)1.35倍

4月のIPOは予想に近い結果となりましたが、一方で初値を下回るケースもありました。

足もとでは中小型株が好調のため、複数社のIPOが控える6、7月も相場が続くことに期待です。

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