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今回はIPO企業の中から、11月28日に東証グロースに上場したククレブ・アドバイザーズ(276A)をご紹介します。
ククレブ・アドバイザーズは、AIを活用したCRE(企業不動産)に関するソリューションの提供及び不動産テックシステムの開発・販売をする企業です。
想定時価総額は43.1億円で、不動産業のIPOとなっています。
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ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。
| 上場日 | 11月28日(木) |
|---|---|
| かぶリッジ独自の初値予想 | B(1.3倍以上1.5倍未満) ※想定価格1,050円から、1,365円~1,574円 |
| 企業Webサイト | https://ccreb.jp/ |
| 取り扱い証券 | みずほ証券(主)、楽天証券、水戸証券、極東証券など |

主幹事はみずほ証券だよ!
IPOの日程と価格は次のようになっています。
※発表次第更新しています。
| 想定価格 | 1,050円 |
|---|---|
| 仮条件 | 890~950円 |
| ブックビルディング期間 | 11月12日(火)~11月18日(月) |
| 当選発表日 | 11月19日(火) |
| 公開価格 | 950円 |
| 申込期間 | 11月20日(水)~11月25日(月) |
| 上場日 | 11月28日(木) |
| 初値 | 1250円 |

初値は公開価格の約1.3倍になったね!


公募比率が52.9%と高い点はプラスにはたらくでしょう。
また、想定時価総額43.1億円、吸収金額14.6億円と小型のIPOである点もプラスです。
一方、オファリングレシオが35.0%と高い点は初値にマイナスの影響を与えると考えられます。
これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍以上1.5倍未満=1,365円~1,574円)と判断しました。
※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。
ちなみに
初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。
また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。
同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。
| 証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
|---|---|---|
| みずほ証券(主幹事) | 93.92% | 1,307,900株 |
| 楽天証券 | 4.34% | 60,500株 |
| 水戸証券 | 1.30% | 18,100株 |
| 極東証券 | 0.43% | 6,000株 |

なかなかIPOが当選しないな…
この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。
IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。
以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。
| SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 | SMBC日興証券 | 松井証券 | 岡三証券 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取扱数 | 76 | 50 | 54 | 52 | 55 | 49 |
| 主幹事数 | 11 | 0 | 0 | 22 | 0 | 0 |
抽選方法 | 完全平等抽選: 60% IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30% 取引状況等を踏まえて定めた配分: 10% | 完全平等抽選 | 完全平等抽選 | 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て | 配分予定数量の70%以上を抽選 | 取引実績に応じて優遇抽選 |
| 事前入金 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の宮寺 之裕氏は同社の代表取締役です。
また第2位の株式会社フィールド・パートナーズは、土壌汚染に関する調査・対策から保証まで行う会社で、同社の関係会社となっています。
| 株主名 | 比率 |
|---|---|
| 宮寺 之裕 | 49.56% |
| 株式会社フィールド・パートナーズ | 20.80% |
| コタエル信託株式会社 | 9.19% |
| エムエル・エステート株式会社 | 4.82% |
| 合同会社ステルラ | 4.24% |
| 株式会社シーアールイー | 2.39% |
| 合同会社ティー・エム・ティー | 2.05% |
| 白土 秀樹 | 1.30% |
| 東金 陽子 | 1.06% |
| 鏑木 範久 | 1.06% |

未上場企業に信託型ストックオプションを提供するコタエル信託も大株主になっているね!


| 決算期 | 2019年8月 | 2020年8月 | 2021年8月 | 2022年8月 | 2023年8月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | ー | 112 | 418 | 515 | 703 |
| 成長率 | ー | ー | +273.2% | +23.2% | +36.5% |
| 経常利益 | -1 | 46 | 161 | 147 | 234 |
| 成長率 | ー | ー | +250.0% | ー | +59.2% |
| 経常利益率 | 0.0% | 41.1% | 38.5% | 28.5% | 33.3% |
| 当期純利益 | -1 | 30 | 101 | 98 | 163 |
| 成長率 | ー | ー | +236.7% | ー | +66.3% |
| EPS | -0.8 | 11.6 | 32.8 | 29.5 | 47.8 |
| BPS | 4.1 | 73.7 | 103.5 | 167.7 | 208.9 |
2023年8月期は売上高703百万円(前年同期比+36.5%)、経常利益234百万円(前年同期比+59.2%)となりました。
売上高、経常利益ともに年々順調に増加していることがわかります。
同社の主力事業であるCRE(企業不動産)戦略は、景気動向に関わらず経営戦略の一環として実行されます。
そのため、同社のビジネスは景気変動の影響を受けづらい事業構造と言えるでしょう。

CREを必要と考える企業が近年増えているよ!
ククレブ・アドバイザーズは、AIを活用したCRE(企業不動産)に関するソリューションの提供及び不動産テックシステムの開発・販売をする企業です。

以下の2つの事業を展開しています。
ククレブ・アドバイザーズは自社開発の不動産テックシステムを自ら活用した企業不動産ソリューションビジネスを展開しています。
主なサービス内容は以下の通り。
CREマーケットでは、不動産に関するノウハウだけでなく企業経営や財務、各産業についてのノウハウも必要になっており高い参入障壁が存在するとのこと。
そんな中、自社のテクノロジーを活用し、効率的なソリューションを提供できている点は明確な強みだと言えそうです。
同社は、CRE営業の業務効率化・DX化へ向けたシステム開発やサブスクリプションサービスも展開しています。
提供する主なシステム・サービスは以下の通り。
AIを活用し、人件費のかかりにくい効率的なシステム援助を行なっている点がポイントです。
また、サブスクリプション開始とともに契約数も急増しており、将来性に期待が寄せられます。

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。
| 企業名 | 上場日 | 初値予想 | 初値騰落結果 |
|---|---|---|---|
| Sapeet | 10/29 | B(1.3倍~1.5倍未満) | 1.52倍 |
| Hmcomm | 10/28 | A(1.5倍~1.7倍未満) | 1.33倍 |
| リガク・ホールディングス | 10/25 | D(1倍未満) | 0.96倍 |
| 東京地下鉄 | 10/23 | C(1倍~1.3倍未満) | 1.36倍 |
| Schoo | 10/22 | B(1.3倍~1.5倍未満) | 1.1倍 |
| 伸和ホールディングス | 10/21 | D(1倍未満) | 0.93倍 |
上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。
ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。
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