読者のギモン
ゆうちょ銀行で新NISA口座を開設していますが、他の金融機関に乗り換えたいです。
手続きのやり方やタイミングが知りたいです。
編集部の回答
新NISA口座の変更手続きは、変更したい年分の前年の10月1日からその年の9月30日までに行う必要があります。
2025年分から証券口座を変更したい場合は、2024年10月1日から2025年9月30日までが手続き期間です。
しかし、変更したい年分が属する年(上記例なら2025年1月1日以降)に一度でも変更前の新NISA口座で買い付けを行うと、2025年分は変更できません。

手続き期間は長く設定されてるけど、変更したい前の年の10月1日から12月31日がおすすめだワン!
もちろん変更したい年になってから手続きを行うことも可能です。
しかしそうすると、年明けから移行完了まで新たな買い付けはできず、積立投資を中断することになってしまいます。



積立投資は、できるだけ中断しないでいられた方がいいよね!
解約手続き方法
新NISA口座と同時に、投資信託口座(特定口座)も廃止する場合は、郵送のみで手続きが完了します。
解約にあたっては、投資信託の残高や自動積立契約がない状態にすることが条件です。



今後ゆうちょ銀行を通じて、新NISA口座以外で投資信託に投資する人(課税対象)以外は、廃止して問題ないワン!
郵送の場合は、ゆうちょ銀行のページから投資信託総合取引解約申込書」と「送付用封筒」を印刷して送付。
後日「非課税口座廃止通知書」が届きます。
乗り換え先で新NISA口座開設
乗り換え先の金融機関に、申込書類の請求を行います。
その後、前の新NISA口座廃止時に交付された「非課税口座廃止通知書」やその他書類を送付します。



非課税口座廃止通知書は乗り換え手続きに必要だから、大切に保管する必要があるね!
筆者の見解まとめ
2025年分から金融機関を変更したい場合、2024年10月1日から12月31日に手続きを済ませるのがおすすめです。
ゆうちょ銀行の投資信託口座も解約する場合、手続きは郵送で完結します。
解約時に送付される非課税口座廃止通知書は乗り換え時に必要なため、大切に保管しましょう。


執筆:かぶリッジ編集部
かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。
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