12月2日(月)☆先週の日経平均は前週末比75円安で終了！三菱UFJがウェルスナビの買収を発表、東証は日本電解の上場廃止を決定

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先週の日経平均株価は前週末比75円安の38208円、TOPIXは16P安の2680Pで終了しました。
グロース250は9P高の643Pでした。

個別銘柄は、ウェルスナビ（7342）が大幅高となりました。29日付けの日経新聞で｢三菱UFJフィナンシャル・グループ（8306）が同社を買収すると発表｣と報じ、同日引け後に1株1950円でTOBする事が正式に発表されました。
住信SBIネット銀行（7163）は、東洋経済オンラインが｢NTTドコモの買収先候補として同社が浮上している｣と報じた事がきっかけで上昇しました。

京成電鉄（9009）と京浜急行電鉄（9006）は25日に2社の株式について、「アクティビストとして知られる旧村上ファンド系の投資会社が保有した」と報じられ買われました。
旧村上ファンドの保有により過去に実現した、阪急・阪神合併の再現を予測する見方も広がりました。

日本パワーファスニング（5950）は11月8日に発行済み株式総数の25.1％または上限400万株の自社株買いの実施を発表、および高配当銘柄からの物色で3営業日連続でストップ高となりました。
楽天銀行（5838）は好調な業績が好感され上場来高値を更新しています。

一方、日本電解（5759）は大幅安でした。同社は27日の取引終了後、民事再生手続きの開始を東京地裁に申し立て、受理されたと発表しました。これを受け、東京証券取引所は同日、日本電解の上場廃止を決定しました。

ユニチカ（3103）は官民ファンドへの優先株発行による希薄化や取引行への債権放棄要請などが嫌気されました。
日産自動車（7201）はムーディーズ・ジャパンが同社の発行体格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した事が嫌気されが週間で11%下落し、株価は年初来安値を更新しました。

その他、以下銘柄などが下落しています。

週末のNYダウは161ドル高、ナスダック157P高、S&P500が33P高でした。
NYダウとS&P500は過去最高値を更新しています。

バイデン米政権が検討している半導体製造装置や人工知能（AI）メモリー半導体の中国向け販売規制を巡り「当初想定されていたほど厳しい措置にはならない」との思惑から、今週は半導体関連に買いが入りました。

今日の予定

●12/2（月）
【国内】
7-9月期四半期法人企業統計調査（8:50）
11月新車販売台数（14:00）
11月軽自動車販売台数（14:00）

【海外】
11月Caixin製造業購買担当者景気指数（PMI）（10:45）
米11月ISM製造業景況指数（24:00）
米サイバーマンデー

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