11月14日(木)☆昨日の日経平均は前日比654円安で終了！ENEOSは大幅高、米国株式市場は仮想通貨関連や半導体関連が売られる

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昨日の日経平均は前日比654円安、TOPIXは33P安、グロース250 0.4P安で終了しました。

個別銘柄では青山商事（8219）がストップ高でした。これまで下限配当60円、配当性向40％としていましたが、今後は配当性向70％もしくはDOE3％のいずれか高い方を採用を発表し、25年3月期年間配当金は従来の61円から127円に引き上げた事が好感されました。

ENEOS（5020）が大幅高でした。今期最終利益を上方修正した事や増配が好感されました。また、社長がJX金属のIPOで得た資金を還元方針に沿って対応と発言された事も評価されました。
THK（6481）がストップ高でした。取得上限2000万株（自己株式を除く発行済み株数の16.31％）、または400億円とする大規模な自社株買いが好感されました。尚、営業利益は下方修正しています。

シャープ（6753）が、買われました。9月中間期営業損益が黒字転換した事が好感されました。
エクストリーム（6033）は、今期の業績予想を上方修正した事や増配、自社株買いが評価され大幅高となりました。

反面、ネクソン（3659）が大幅安でした。7-9月期営業利益が515億円で前年同期比11.3％増となりましたが、600億円程度の市場予想を大きく下回った事が嫌気されました。
ハーモニック（6324）がストップ安でした。2025年3月期の最終損益予想を従来の20億円の黒字から4億円の赤字に修正した事が嫌気されました。

SOX指数が軟調で推移した事などが要因となり、以下などの半導体関連が売られました。

あらた（2733）が10%超える下落となりました。7-9月期（2Q）経常利益が6％減益となった事が嫌気されました。

今朝のNYダウは47ドル高、ナスダック50P安、S＆P500が1P高でした。
個別銘柄は、アマゾンやスポティファイなどが買われました。

反面、以下などの仮想通貨関連や半導体関連が売られました。

セブンアンドアイ

●セブンが総額９兆円でＭＢＯ、会社は創業家から買収提案と発表（ブルームバーグ）

セブン＆アイ・ホールディングスが13日午後の適時開示で、創業家である伊藤家から法的拘束力のない買収提案を受けていることを明らかにした。

セブン＆アイは一部報道についてと題した開示資料で、特別委員会で同提案についてファイナンシャルアドバイザーやリーガルアドバイザーを交えて慎重かつ包括的な検討を行っているとした。

同日午前にＭＢＯ（経営陣が参加する買収）による非公開化を検討していることが報じられていた。創業家である伊藤家に加えて伊藤忠などが出資し、銀行融資と合わせて総額９兆円規模で全株式を買い取る。複数の関係者が同日までに明らかにしていた。

Bloomberg（2024年11月13日）

今日の予定

●11/14（木）
【海外】
米10月生産者物価指数（PPI）（22:30）

【決算】
三菱UFJ、三井住友、みずほ、ゆうちょ、日本郵政、SMC、第一生命、アサヒ

【海外決算】
ウォルト・ディズニー、アプライド・マテリアルズ

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