日経平均は前日比196円安、TOPIXは8P安 グロース250は4P高でした。
個別銘柄は、アドバンテスト(6857)が大幅上昇となりました。AI投資の活発化を背景に、関連する装置需要の顕著な増加から、今期上方修正を発表しました。同時に自社株買いも発表した事が好感されました。
東京鐵鋼(5445)がストップ高となりました。通期の業績を上方修正した事や今期の年間配当を従来計画の235円→335円に増額する事が好感されました。
いちよし証券(8624)が12%高でした。上限200万株(発行済み株式数5.9%)が評価されました。
ガーラ(4777)がストップ高となりました。中国企業と「フリフオンライン」のライセンス契約締結が好感されました。
商船三井(9104)は、今期最終利益・期末配当予想の増額修正及び、上限8.2%の自社株買いを発表し、上昇しました。
反面、京セラ( 6971)が10%安でした。第2四半期の決算を発表し、営業利益が169億円で前年同期比40.3%減となった事が嫌気されました。
また、KDDI株売却方針が発表されましたが、時期や規模など内容は期待外れとの見方もありました。
エムスリー(2413)が大幅安でした。第2四半期の決算を発表し、7-9月期営業利益は121億円で前年同期比27.0%減が嫌気されました。
日立製作所(6501)は、前日決算を発表しましたが、コンセンサス予想を下回った事で、5.3%安で終了しました。
野村総合研究所(4307)もコンセンサス予想を下回った事が嫌気され大幅安となりました。
今朝のNYダウは378安ドル、ナスダック512P安、S&P500 108P安でした。
マイクロソフトが大幅安となりました。10~12月期の売上高見通しが市場予想を下回った事が嫌気されました。
半導体のアームは、バーンスタインが売り推奨した事で7%安となりました。
エヌビディアやモノリシックなどの売られSOX指数が大幅安となりました。
今日の予定
●11/1(金)
【海外】
中国10月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
米10月雇用統計(21:30)
米10月ISM製造業景況指数(23:00)
【決算】
三菱商事、KDDI、三井物産、村田製作所、丸紅、TDK、野村ホールディングス、SUBARU、住友電気工業、旭化成
【決算】
エクソン・モービル、シェブロン
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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