11月28日(金)☆昨日の日経平均は前日末比608円高で終了！スカパーは宇宙事業が評価され大幅高、レゾナックは目標株価引き上げで8.8%高

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昨日の日経平均は前日末比608円高、TOPIXは13P高で終了しました。

個別銘柄は、スカパーJSATホールディングス（9412）が大幅高でした。日経新聞が「2025年4～9月期の売上高に対する営業キャッシュフロー（CF）比率をランキングすると、宇宙事業が軌道に乗り業績好調な同社が5割に迫り上位に入った」と報じた事、及び子会社のスカパーJSATが宇宙航空研究開発機構（JAXA）から先進レーダー衛星「だいち4号」のデータ・サービス事業者として選定された事がきっかけとなりました。
TOPPANホールディングス（7911）が買われました。グーグルとTPUを共同開発する米ブロードコム向けのシェアが高いとされる同社に注目が集まっています。ブロードコムは同社が2026年末にシンガポールで稼働させる半導体パッケージ基板の工場に出資しています。

レゾナック・ホールディングス（4004）が8.8%高でした。モルガン・スタンレーMUFG証券が26日、レゾナック・ホールディングスの目標株価を従来の5,700円から7,700円に引き上げが好感されました。エヌビディア、ブロードコムなどASIC（カスタム半導体）メーカーとの取引が2026年後半以降に本格化すると想定されると説明しています。
山口フィナンシャルグループ（8418）が大幅上昇でした。発行済み株式数の4.73%に当たる1,000万株、150億円を上限とする自己株式の取得実施を発表した事が追い風となりました。
岡本硝子（7746）が買われました。U-MAPと協業を進めている窒化アルミニウム放熱基板に関して、グリーンシート製造設備を増強すると発表がきっかけとなりました。

一方で、SMC（6273）が売られました。野村証券が、短期業績は下方修正も受注回復を評価、投資判断は「Buy」を継続が嫌気されました。7～9月期までの業績進ちょくを考慮して2026年3月期、2027年3月期の利益予想は下方修正しました。
ピクセルカンパニーズ（2743）が大幅安でした。一時会計監査人予定者である監査法人Ks Lab.に関し、就任に至らないこととなったと発表し、それがネガティブ視されました。

今日の予定

●11/28（金）
【国内】
10月失業率（8:30）
10月有効求人倍率（8:30）
11月東京都区部消費者物価指数（CPI）（8:30）
10月鉱工業生産指数（8:50）
10月小売業販売額（8:50）
2年国債入札

【海外】
米ブラックフライデー

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