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10月31日(金)☆昨日の日経平均は前日比17円高で終了!レーザーテックはアナリスト目標株価引き上げでストップ高、東海旅客鉄道はリニア工事費増で大幅安

本記事はバックナンバーです。最新のブログは「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」をご覧ください。

昨日の日経平均は前日比17円高、TOPIXは22P高で終了しました。

個別銘柄は、レーザーテック(6902)がストップ高でした。アレテイアキャピタルと会社が目標価格を35000円にしたとの報道が追い風となりました。
住友理工(5191)は住友電気工業(5802)がTOBした事でストップ高となりました。

住友電設(1959)は大和ハウス工業(1925)がTOBした事でストップ高となりました。
日本アビオニクス(6946)は、26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比73.1%増の19億円に拡大した事や通期上方修正が好感され買われました

日本電気(6701)が大幅高でした。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回った事がポジティブ視されました。
三井海洋開発(6269)が13%高でした。UBS証券が「Buy(買い)」を継続。目標株価は8800円から11000円が好感されました。

一方で、東海旅客鉄道(9022)が大幅安でした。リニア中央新幹線の品川-名古屋間の工事費が、従来見込みの7兆円から11兆円に増える見通しだと発表しました。着工時点での想定5.5兆円からは2倍の水準に膨らむ模様です。労務費を含め物価高騰の影響で2.3兆円、トンネルなど難工事への対応で1.2兆円と説明しています。
ディスコ(6146)が売られました。10-12月期の出荷額見通し1016億円はほぼ想定線でしたが、営業利益は328億円を想定しており、コンセンサスを80億円程度下振れが嫌気されました。

今朝のNYダウは110ドル安、ナスダックが377P安、S&P500は68P安でした。

個別銘柄は、アルファベットが上昇しました。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った事が好感されました。
一方で、メタが大幅安でした。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回りましたが、アナリストは「今回の決算はAIインフラへの巨額投資と投資家の短期収益期待との間に広がる緊張関係を浮き彫りにした」との報道が嫌気されました。

今日の予定

●10/31(金)
【国内】
9月失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
10月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
2年国債入札

【決算】
東京エレクトロン、三菱電機、HOYA、第一三共、デンソー、村田製作所、豊田自動織機、住友商事、豊田通商、大塚ホールディングス、TDK、ファナック、住友電気工業、SBIホールディングス、レーザーテック、アイシン、マキタ、SCREENホールディングス、三菱ケミカルグループ、日本特殊陶業、ZOZO、東洋水産、ソシオネクストなど

【海外】
中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:30)
米9月個人所得(21:30)
米9月個人消費支出(PCE)(21:30)
米9月個人消費支出(PCEデフレーター)(21:30)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(~11/1 韓国・慶州)

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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