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【ファングプラスはおすすめしない?】iFreeNEXT FANG+の3つのデメリットと投資判断のポイントを徹底解説!

【ファングプラスはおすすめしない?】iFreeNEXT FANG+の3つのデメリットと投資判断のポイントを徹底解説!

・iFreeNEXT FANG+インデックスってどんなファンド?
・ファングプラスを「おすすめしない」と言われるのはなぜ?

このようなお悩みを解決します。

かぶリッジの結論

  • FANG+は価格変動リスクが非常に大きく、短期で25%以上暴落することも
  • セクター・カントリー・通貨の3つの面で集中投資となっており分散が効いていない
  • 信託報酬が年率0.77%と高く、長期投資では大きなコスト差になる
  • ポートフォリオの10〜20%以内に抑えることが重要

iFreeNEXT FANG+インデックスは、過去10年で約19倍という驚異的なリターンを記録してきました。

一方で、短期で25%以上暴落する局面もあり、「おすすめしない」と言われることもあります。

ですが実際は、デメリットやリスクを正しく認識して対策をしておけばとても魅力的なファンドです。

今回はそんなiFreeNEXT FANG+インデックス(ファングプラス)のデメリットや特徴、リスクから投資をする上でのポイントをご紹介します。

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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

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※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。

目次

ファングプラスを「おすすめしない」は本当?3つのデメリット

iFreeNEXT FANG+インデックス「やめとけ」は本当?3つのデメリット

💡このパートの要約

  • 価格変動リスクが非常に大きく、短期間で25%以上暴落することも
  • セクター・カントリー・通貨の3つの面で集中投資になっている
  • 信託報酬が年率0.77%と高く、長期投資では大きなコスト差に

ファングプラスは「やめとけ」と言われることもあるけど、なぜなの?

iFreeNEXT FANG+インデックスには、いくつかのデメリットが存在します。

特に「ほったらかし」を検討されている方は、長期になるほど不利になるリスクもあります。

主なデメリットは以下の3つです。

価格変動リスクが非常に大きい

最も大きなデメリットは、価格変動リスクの大きさです。

上記の青い矢印の部分などFANG+(ファングプラス)は短期(3ヵ月程度)で25%以上の暴落を数回経験しています。

ハイテク株のみで構成されているため、金利上昇局面や景気悪化に弱い性質があります。

実際、暴落局面では他の主要株価指数以上の暴落率を記録することが多々あります。

AI期待の剥落といった要因にも極めて敏感に反応するため、リスク許容度が低い方には向いていません

分散投資になっていない(3つの集中リスク)

分散投資になっておらず、3つの点で集中投資になっている点も、ファングプラスのデメリットです。

投資は分散が鉄則ですが、FANG+はそれが効いておらず、前述のボラティリティの大きさのようにハイリスク・ハイリターンな投資になっています。

以下で3つの要素から検証していきます。

テック系一色のセクター集中

銘柄数はわずか10社のみで、実質的にIT・AI・クラウド・プラットフォーム企業に集中しています。

確かにこれらの業種は他に比べて、過去10年間の成長率や時価総額は圧倒的です。

業界別時価総額変化
finviz.comより

しかし現在のAIバブルと言われる状況下、巨額投資を加速させている銘柄で構成されているため、ファングプラスは警戒感を持たれやすいです。

こうした投資回収の道筋の不透明感により、短期の売りが出ることもしばしばあるのです。

テクノロジーセクターの調整局面では、一気に資金が引き上げられるリスクがあるワン!

米国一辺倒のカントリーリスク

ファングプラスは、構成銘柄のすべてが米国企業である点が大きな特徴です。

そのため、米国経済の成長を享受できる一方で、米国の政治・地政学的要因に強く左右されやすいというリスクも抱えています。

こうした政策は、テクノロジー企業の業績見通しを一変させる可能性があります。

特に近年は、トランプ大統領の発言や政策が株式市場に与える影響が大きいよね…。

中でも、米中関係の悪化は特に重要なリスク要因です。

半導体分野では、対中輸出規制の影響を受けており、政治判断一つで売上や成長戦略が制限される可能性があります。

ファングプラスはこうしたハイテク企業への集中投資であるため、米中摩擦が激化した場合の価格変動リスクは相対的に高いといえるでしょう。

このように、FANG+は高い成長性が期待できる一方で、米国一国集中による政治・地政学リスクを十分に理解した上で投資することが重要です。

米中対立が深まると、ハイテク企業の業績に直接影響が出るワン!

米ドルのみの通貨構成で為替リスクが大きい

円建てで投資しても中身はドル資産のため、為替リスクは避けられません

円高局面では、株価が横ばいでも円ベースではマイナスになる可能性があります。

ドル円推移(2026/02/18時点)
TradingViewより

直近3年程度で約30円の幅で推移しており、こうした為替の影響はかなり大きいです。

逆に円安局面では為替差益が得られますが、為替の動きは予測が難しく、コントロールできないリスク要因となります。

為替の影響で、実質的なリターンが大きく変わってしまうワン!

信託報酬が高く長期投資で不利

iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬は年率約0.775%です。

インデックスファンドとしては明確に高コストといえるでしょう。

スクロールできます
指数ETF / 投信経費率/信託報酬備考
eMAXIS Slim 米国株式(S&P5000.0814%米国株の代表指数(超低コスト)
FANG+(iFreeETF)0.605%専門性高く割高傾向
FANG+(投信)0.7755%投資信託はさらに高め
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式0.10725%算出方式は違えど、10社中7社がFANG+と重複
ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド0.385%算出方式は違えど、10社中6社がFANG+と重複

このように似たような銘柄を扱っているものでも、信託報酬は大きく異なります。

例えば、人気のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬が0.08140%であることを考えると、約9倍のコスト差があります。

長期投資になるほど、この差は複利効果によって大きな影響を及ぼすワン!

仮に30年間運用した場合、この手数料差だけで最終的なリターンに数十・百万円単位の差が生まれる可能性があります。

この高い信託報酬を上回るリターンが得られるかどうかが、投資判断の重要なポイントになります。

そもそもiFreeNEXT FANG+インデックス(ファングプラス)とは?

FANG+とは

💡このパートの要約

  • 大和アセットマネジメントが運用する米国主要テック企業10社に投資するファンド
  • 運用残高は1兆円超、設定来パフォーマンスは750%超
  • Meta、Amazon、Netflix、Alphabetなど米国テック業界のスター企業で構成

そもそもファングプラスってどんなファンドなのかな?

iFreeNEXT FANG+インデックスとは、大和アセットマネジメントが運用する投資信託です。

FANG+という米国主要テック企業10社の株式指数を基準として作成されたファンドとなっています。

FANGは、Meta(旧Facebook)・Amazon・Netflix・Googleの4社(FANG)の頭文字です。

ここに、成長の著しいApple・Microsoft・NVIDIAなどのテック企業を含めた10社で「FANG+指数」としています。

スクロールできます
銘柄名読み業種比率
Alphabetアルファベットコミュニケーション・サービス10.9%
Metaメタコミュニケーション・サービス10.9%
Nvidiaエヌビディア情報技術10.8%
Amazonアマゾン一般消費財・サービス10.5%
Broadcomブロードコム情報技術9.7%
Appleアップル情報技術9.1%
Crowdstrikeクラウドストライク情報技術9.1%
Microsoftマイクロソフト情報技術8.7%
Netflixネットフリックスコミュニケーション・サービス8.4%
Palantir Technologiesパランティア・テクノロジーズ情報技術8.2%
iFreeNEXT FANG+インデックス 月次レポートより

いわば米国テック業界のスター企業に集中投資できる商品と言えるでしょう。

運用残高は1兆円近くまで積み上がっており、基準価額は10年間で約19倍まで成長しています。

圧倒的なパフォーマンスで投資家の注目を集めているワン!

それでも投資したい人が知るべき4つのポイント

それでも投資したい人が知るべき4つのポイント

💡このパートの要約

  • ポートフォリオの10〜20%以内に抑えることが重要
  • 「夢を見る商品」として余裕資金で投資する
  • 信託報酬を抑えたいならETFの活用も検討
  • 取扱商品が豊富な証券会社を選ぶ

デメリットは分かったけど、それでも投資したい場合はどうすればいいの?

デメリットを理解した上でFANG+に投資する場合、適切な付き合い方を知っておくことが重要です。

リスクをコントロールしながら、テクノロジーセクターの成長を取り込む方法を解説します。

以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

ポートフォリオの10〜20%以内に抑える

最も重要なのは、ファングプラスをポートフォリオのコア資産にしないことです。

主力は全世界株式やS&P500などの分散されたインデックスファンドとし、FANG+は最大でも資産の10〜20%程度に抑えるべきでしょう。

しかし上記のインデックスファンドも、FANG+と同様の銘柄を多く組み入れています。また米国の割合も6割前後と高いです。

そのためファングプラスを組み込むなら、金や債券など幅広いアセットクラスも選んで以下のような構成をすると分散できます。

ポートフォリオの例

FANG+は「攻めの投資」として、バランスよく組み入れるワン!

「夢を見る商品」として余裕資金で投資

FANG+インデックスは、ハイリスク・ハイリターンの「夢を見る商品」だと理解することが大切です。

過去のパフォーマンスが優れていても、将来も同様のリターンが得られる保証はありません

テクノロジー企業の成長性に賭ける「攻めの投資」として位置づけ、損失が出ても生活に影響がない余裕資金で投資することが重要です。

生活防衛資金(生活費の6ヶ月分程度)を確保した上で、余裕資金の一部をファングプラスに振り向けるべきでしょう。

「なくなっても困らないお金」で投資するのが鉄則だワン!

信託報酬を抑えたいならETF・ETNも検討

信託報酬を抑えたい場合は、投資信託ではなくETF・ETNの活用も検討しましょう。

米国市場に上場している「FNGS」(MicroSectors FANG+ Index ETN)などのETNは、投資信託よりも低コストで投資できる可能性があります。

ただし、ETFの場合は購入時に為替手数料や取引手数料がかかる点、分配金の再投資が自動ではない点など、別の注意点もあるでしょう。

また、レバレッジ型のETFは値動きがさらに激しくなるため、リスク管理には十分な注意が必要です。

ETFと投資信託のメリット・デメリットを比較して選ぶワン!

スクロールできます
投資信託ETF
信託報酬やや高い低い場合が多い
購入手数料無料(ノーロード)取引手数料が発生
分配金再投資自動手動
少額投資100円から可能1株単位

取扱商品が豊富な証券会社を選ぶ

投資を始める際は、取扱商品が多い証券会社を選ぶことをおすすめします。

SBI証券、マネックス証券などの主要ネット証券なら、iFreeNEXT FANG+インデックスはもちろん、関連するETFや他の投資信託も幅広く取り扱っています。

将来的にポートフォリオを見直す際にも、選択肢が多い方が柔軟に対応できるでしょう。

また、NISA口座での投資も可能なため、税制優遇を受けながらFANG+に投資することもできます。

証券会社選びは投資の自由度を左右する重要なポイントだワン!

SBI証券

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【まとめ】FANG+(ファングプラス)のデメリットを理解して賢く投資

FANG+のデメリットと投資する上でのポイント、よくわかったよ!

今回はiFreeNEXT FANG+インデックスのデメリットや投資する上でのポイントを解説してきました。

最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。

かぶリッジの結論

  • FANG+(ファングプラス)は価格変動リスクが非常に大きく、短期で25%以上暴落することも
  • セクター・カントリー・通貨の3つの面で集中投資となっており分散が効いていない
  • 信託報酬が年率0.77%と高く、長期投資では大きなコスト差になる
  • ポートフォリオの10〜20%以内に抑えることが重要
  • 「夢を見る商品」として余裕資金で投資する

iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国テクノロジーセクターの成長性に賭ける魅力的な商品です。

しかし、高リスク・高コスト・集中投資というデメリットも抱えています。

投資判断は、自身のリスク許容度と資産全体のバランスを踏まえて行いましょう。

このインデックスのようなリターンの大きなものは確かに夢がありますが、同時にリスクがあるのを正しく認識し、自身のリスク許容度や期待リターンを明確にした上でこうした攻めの投資を考えましょう。

デメリットを理解した上で、賢く投資していくワン!

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