12月4日(水)☆昨日の日経平均は前日比735円高で終了！ディスコなど半導体関連の上昇目立つ、韓国の非常戒厳宣言を受けウォンは一時2年ぶり安値

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昨日の日経平均は前日比735円高、TOPIXは38P高、グロース250は5P高で終了しました。

個別銘柄では、以下など半導体関連の上昇が目立ちました。

NY市場でTSMC（台湾積体電路製造）やアプライド・マテリアルズが買われた事などが好感されました。

川崎重工業（7012）が6.6%高でした。開発パートナーである中国海螺創業グループなどと車載用廃リチウムイオンバッテリーから純度99.5％以上の高純度炭酸リチウムを継続的かつ安定的に回収する運転に成功したと発表が材料視されました。
サイゼリヤ（7581）が買われました。11月度既存店売上高23％増で前月から伸び率拡大した事が好感されました。

エイチーム（3662）がストップ高でした。毎年1月末と7月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、ＱＵＯカードを各１万円分、計２万円分贈呈の株主優待を新設すると発表した事が好感されました。
ニデック（6594）が上昇しました。同社のサーバー用水冷モジュールは米スーパー・マイクロ・コンピューター向けに採用されいますが、同社の不正行為の証拠は見つからなかったとの報道が追い風となりました。

反面、テクノマセマティカル（3787）がストップ安でした。謎上げが帳消しとなりました。
ユニチカ（3103）が売られました。引き続き優先株発行による希薄化が嫌気されています。

関西電力（9503）が3%安となりました。公募・売出株の受渡期日を迎えており、需給悪化が顕在化する形となりました。

今朝のNYダウは76ドル安、ナスダック76P高、S&P500が2P高でした。
ナスダック、S&P500が連日の過去最高値を更新しました。

韓国の尹錫悦大統領は、3日夜に「非常戒厳」を宣言しました。緊急のテレビ演説で「憲政の秩序を踏みにじり、憲法と法によって建てられた正当な国家機関をかく乱させるもので、内乱を企てる明白な反国家行為だ」と述べました。「北朝鮮の主張に従う反国家勢力を一挙に撲滅する」とも主張しました。

韓国ウォンは2年ぶりの安値となりました。
しかし、韓国国会が4日未明に可決した非常戒厳の解除要求決議に従い、「非常戒厳」を解除する方針を発表しました。

今日の予定

●12/4（水）
【海外】
米11月ADP雇用統計（22:15）
米10月製造業新規受注（24:00）
米11月ISM非製造業景況指数（24:00）
米地区連銀経済報告（ベージュブック）（12/5 4:00）

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