12月10日(水)☆前週末の日経平均は90円高で終了！防衛関連が買われる一方、大阪チタニウムテクノロジーズは格下げで大幅安

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前週末の日経平均は前週末比90円高、TOPIXは21P高で終了しました。

個別銘柄は、以下の防衛関連が買われました。

ヘグセス米国防長官が6日に演説し、日本などの同盟国は数年以内に国内総生産（GDP）比で5%まで国防費を引き上げる目標を導入するよう求めた事が好感されました。

フォーカスシステムズ（4662）が大幅高でした。筑波大学と出願申請をしていた「三次電池、IoT機器」が特許の認定を受けたと発表がきっかけとなりました。

以下の水処理プラント関連が上昇しました。

大和証券がインフラ老朽化が深刻な上下水道の更新需要に期待から目標価格を引き上げが好感されました。

鈴茂器工（6405）が急騰しました。「スシロー」の海外展開に関する報道が追い風となりました。すしロボットでトップシェアを誇る同社に、今後の同社製品の需要増への期待が増加しました。

一方で、大阪チタニウムテクノロジーズ（5726）が大幅安でした。大和証が「1」から「3」へ2段階格下げ。目標株価を2,600円から2,300円に引き下げた事が嫌気されました。

コマツ（6301）が売られました。SMBC日興証券が、目標株価を6,000円→5,000円に引き下げたがきっかけとなりました。米国関税影響に対する価格転嫁方針の不透明感が強いと示しています。
竹内製作所（6432）もSMBC日興証券が格下げとしました。販売数量減少や米国関税影響で大幅減益を予想しました。しかし、目標株価は4,600円から5,000円に引き上げています。

今朝のNYダウは178ドル安、ナスダックは30P高、S&P500は5P安でした。

個別銘柄は、ドラッグストアや医療保険管理など総合ヘルスケアのCVSヘルスが買われました。2023年以来となる投資家説明会を開催し、ガイダンスを更新し、通期見通しを上方修正しました。

一方で、JPモルガンが売られました。レイクCFOが米大手証券主催のコンファレンスに出席し、「消費者環境はやや脆弱」と指摘したことが嫌気されました。

今日の予定

●12/10（水）
【国内】
11月国内企業物価指数（8:50）

【決算】
ANYCOLOR、くら寿司、テンポスホールディングス、サトウ食品、pluszero、リベラウェア、あさくま、ステムリム、神島化学工業、トビラシステム

【海外】
中国11月生産者物価指数（PPI）（10:30）
中国11月消費者物価指数（CPI）（10:30）
パウエルFRB議長会見
米11月財政収支（12/11 4:00）

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