11月27日(木)☆昨日の日経平均は前日比899円高で終了！助川電気は政府が核融合開発加速に1000億円超を投じる方針との報道を受けストップ高、キオクシアは売られる

本記事はバックナンバーです。最新のブログは「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」をご覧ください。

日経平均は前週末比899円高、TOPIXは64P高で終了しました。

個別銘柄は、北海道電力（9509）が9.3%高でした。泊原子力発電所3号機を巡って、北海道の鈴木知事が26日開会する定例道議会で、再稼働を容認する考えを示した事が好感されました。
助川電気工業（7711）がストップ高でした。共同通信が、次世代エネルギーとして期待される核融合発電の研究開発を加速するため、政府が総額1千億円超を投じる方針を固めた事がきっかけとなりました。新興企業支援のほか、企業や大学が研究設備を共同で利用できる拠点の整備、国際プロジェクトの推進するとの内容でした。神島化学工業（4026）なども買われました。

日本たばこ産業（2914）は、大和証券が投資判断を「3（中立）」から「2（アウトパフォーム）」に引き上げが好感されました。株主還元姿勢に加え、利益の成長性を高く評価しました。
Link-U（4446）がストップ高でした。サウジアラビアの翻訳・ローカリゼーション企業Tarjamaと、アラビア語圏向けのコンテンツの事業展開で合意の発表が評価されました。日本の漫画やアニメについて、翻訳などのローカライズを行った上で中東・北アフリカ地域に配信する方向です。

一方で、キオクシアホールディングス（285A）が売られました。米投資ファンドのベインキャピタル系が保有株式の一部をブロックトレードで売却が嫌気されました。9,000円でのクロス取引が確認されるなどディスカウント率が高いほか、追加の保有株売却懸念が残ることなども警戒されました。
ディア・ライフは、公募増資と第三者割当増資の実施を発表が嫌気され5%安でした。

今朝のNYダウは315ドル高、ナスダックが189P高、S&P500は46P高でした。

個別銘柄は、デル・テクノロジーズが買われました。8-10月期決算（第3四半期）を発表し、1株利益が予想を上回りました。データセンター向けAIサーバーの需要が引き続き強いことを受け、通期のAIサーバー市場の見通しを引き上げが好感されました。
一方で、クラウドによる給与計算など統合基幹業務システムを手掛けるワークデイが大幅安でした。営業利益率は際立っており、生産性向上と顧客あたりの支出増は見られるものの、顧客企業のIT支出が弱く、採用も低調な環境下が嫌気されました。

今日の予定

【海外】
米休場（感謝祭）

＞＞より詳しいニュースや市場のポイントは『元証券ディーラー【たけぞう】が毎朝配信する株式情報』をチェック！
※CAMPFIREコミュニティ内の詳細ページに遷移します

＞＞バックナンバー一覧はこちら