【12/16(火)19:00~生配信】申込受付中!LIFULL事業説明会/DAIBOUCHOUx伊藤社長トークセッション

11月13日(木)☆昨日の日経平均は前日比220円高で終了!三井海洋開発は大幅上方修正で大幅高、KOKUSAI ELECTRICは下方修正でストップ安

本記事はバックナンバーです。最新のブログは「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」をご覧ください。

昨日の日経平均は前日比220円高、TOPIXは37P高で終了しました。

個別銘柄は、三井海洋開発(6269)が大幅高でした。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比49.6%増の365億円に拡大し、併せて、通期の同利益を従来予想の427億円から520億円に上方修正が好感されました。浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の建設工事について当初想定より高い進捗が見込まれるうえ、操業中の設備の稼働も総じて好調に推移しました。
三井金属(5706)が買われました。第2四半期の決算を発表し、営業利益は283億円で前年同期比84.8%増となり、通期予想は従来の460億円から780億円に上方修正が追い風となりました。機能材料セグメントで主要製品であるキャリア付極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔などの需要が堅調に推移しました。

昭和電線ケーブルシステム(5805)がストップ高でした。26年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比59.3%増の113億円に拡大がポジティブ視されました。通信・コンポーネンツ事業の通信ケーブル・モビリティ・半導体事業の拡大を見込んでいます。
エクサウィザーズ(4259)がストップ高でした。26年3月期の営業損益予想を従来の10.00億円の黒字から13.50億円の黒字が評価されました。AIプロダクト事業が大きく成長したことに加え、AIソリューションサービス事業でも構造改革の成果が着実に現れています。

一方で、SUMCO(3436)が大幅安でした。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比91.6%減の21.7億円に大きく落ち込んだことが嫌気されました。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)がストップ安でした。通期予想は従来の492億円から388億円、前期比24.4%減に下方修正したことがネガティブ視されています。中国DRAMメーカー向け期ずれ、NAND投資抑制、ロジック・ファウンドリーの回復遅れなどが背景にあります。

キッツ(6498)が売られました。2025年12期3Q累計の連結営業利益は119億円でしたが、市場コンセンサスは129億円を下回ったことが嫌気されました。

今朝のNYダウは326ドル高、ナスダックが61P安、S&P500は4P高でした。
NYダウは連日も過去最高値更新でした。

個別銘柄は、半導体のAMDが大幅高でした。11日にアナリスト向けの説明会を開きました。AI半導体の市場規模が2030年に1兆ドル(約155兆円)に達するとの見方を示しました。AMDはデータセンター向けAI半導体の事業では年平均で80%以上の増収率を目指すことが好感されました。
一方で、ステーブルコインのサークル・インターネットが売られました。リザーブ資産の運用利回りが前年比で低下したことを明らかにしたほか、アナリストが第4四半期の配信コスト差引後利益率(RLDCマージン)の低下を指摘したことが嫌気されました。

今日の予定

●11/13(木)
【国内】
10月国内企業物価指数(8:50)
5年国債入札

【決算】
キオクシアホールディングス、INPEX、大和ハウス、SMC、楽天グループ、荏原、西武ホールディングス、ニトリホールディングス、横浜フィナンシャルグループ、マツキヨココカラ、レゾナックホールディングス、TOPPANホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、明治ホールディングス、GMOペイメントゲートウェイ、すかいらーくホールディングス、アマダ、東京建物、小田急電鉄、ロート、上組、博報堂DYホールディングス、スズケン、GMOインターネットなど

【海外】
米10月消費者物価指数(CPI)(22:30)
米10月財政収支(11/14 4:00)
米30年国債入札

【決算】
アプライド・マテリアルズ

>>より詳しいニュースや市場のポイントは『元証券ディーラー【たけぞう】が毎朝配信する株式情報』をチェック!
※CAMPFIREコミュニティ内の詳細ページに遷移します

>>バックナンバー一覧はこちら

たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
書籍:50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資