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・コモディティETFって何?
・おすすめのコモディティETFは?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
投資をしていると、企業の株だけでなく、資産防衛策としてコモディティ投資もするべきとの意見をよく聞きます。
コモディティ投資とは、金や原油といった時価変動が激しい商品へ対する投資を指しますが、自分で直接このような商品を買うのは難しいところ。
そこでコモディティ投資の手段として活用したいのが時価に連動するコモディティETF。
近年加速するインフレや地政学的リスクへ対する防御手段として注目が集まっています。

でも具体的にどのETFに投資すればいいのかわからないよ…。
ということでこの記事では、コモディティETFの概要からメリットやリスク、おすすめ銘柄を分析していきます。
正しい情報をお伝えするために随時更新を実施しますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。
※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。
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おすすめを早く知りたいという方へ向けて、以下では各資産ごとのおすすめ銘柄をランキング形式でご紹介します。
コモディティETFについて詳しく知りたい方は「コモディティETFとは?」からお読みください。
貴金属のおすすめETFトップ3は以下の銘柄です。
| ETF | 運営会社 | 投資先 | 直近1年の利回り | 手数料 | 新NISA | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | iシェアーズ ゴールドETF (314A) | ブラックロック | 金(現物) | +73% | 0.220% 程度 | 利用可能 |
| 2位 | NEXT FUNDS 金価格連動型ETF (1328) | 野村アセットマネジメント | 金(先物) | +68% | 0.176% 程度 | 利用可能 |
| 3位 | 純銀上場信託(銀の果実) (1542) | 三菱UFJ信託 | 銀(現物) | +202% | 0.648% 程度 | 利用可能 |
それぞれの特徴は以下の通り。
エネルギーのおすすめETFトップ3は以下の銘柄です。
| ETF | 運営会社 | 投資先 | 直近1年の利回り | 手数料 | 新NISA | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | NEXT FUNDS NOMURA 原油インデックス連動型上場投信 (1699) | 野村アセットマネジメント | 原油先物 | -9% | 0.550% 程度 | 利用可能 |
| 2位 | WTI原油価格連動型上場投信 (1671) | シンプレクス | WTI原油先物 | -6% | 0.935% 程度 | 利用可能 |
| 3位 | エネルギー・セレクト・セクターSPDR ファンド(XLE) | ステート・ストリート | エネルギー関連株 | +7% (+配当利回り3%) | 0.080% 程度 | 利用可能 |
それぞれの特徴は以下の通り。
農産物のおすすめETFトップ3は以下の銘柄です。
| ETF | 運営会社 | 投資先 | 直近1年の利回り | 手数料 | 新NISA | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Wisdom Tree 穀物上場投資信託(1688) | ウィズダムツリー(ETF SEC) | 穀物先物 | -10% | 0.539% 程度 | 利用不可 |
| 2位 | インベスコDBアグリカルチャー・ファンド(DBA) | インベスコ | 農産物先物 | -4% | 0.930% 程度 | 利用可能 |
| 3位 | ヴァンエック・アグリビジネスETF(MOO) | ヴァンエック | 農業関連株 | +16% (+配当利回り2%) | 0.550% 程度 | 利用可能 |
それぞれの特徴は以下の通り。


そもそもコモディティETFってなに?
コモディティETFとは、金や原油といった時価変動の大きい商品(=コモディティ)の価値に連動するよう設計された上場投資信託のこと。
細かい仕組みは省略しますが、基本的には金融機関が一定のコモディティを所有し、それに裏付けられた株式を発行するという形で運用されます。

簡単に言えば証券化されたコモディティってことだワン!
従来のコモディティ投資では先物取引が主流でしたが、コモディティETFの登場で株式と同様、証券取引所での売買が可能に。
より身近なリスクヘッジの手段としてポートフォリオに組み込まれる例が増えています。
以下では、コモディティETFの主要なメリットとデメリットを見ていきましょう。
コモディティETFに投資するメリットは大きく以下の3つ。

資産防衛の手段としても用いられることがあるワン!
実際、コロナショックで多くの銘柄が20%以上下落した中、金に連動するコモディティETFの下落率は3%程度に留まりました。
また、ロシア・ウクライナ情勢やガザ情勢を受けて、2022年初頭から3倍強まで高騰しているコモディティETFの銘柄も存在します。
株や債券にとってリスクとなるような要因をプラスに変えられるというのは、コモディティETFの大きな魅力だと言えるでしょう。
メリットがある一方で、コモディティETFには注意すべきリスクも存在します。
代表的なリスクは以下の3つ。

適正価格を計りづらいんだね…。
資産防衛先としてポートフォリオに入れられる例がありますが、買いすぎはむしろリスキー。
一般的にはポートフォリオの5~15%程度に抑えるのが安定的と言われています。

コモディティETFと一口に言っても、投資対象となる商品の種類によって、価格の変動要因は大きく異なります。
ここでは、コモディティETFの主要な投資先となっている貴金属・エネルギー・農産物について、それぞれの特徴と価格を動かす要因を見ていきましょう。
貴金属ETFとは金、銀、プラチナ、パラジウムといった貴金属の現物価格に連動するよう設計された上場投資信託のこと。
主な特徴は以下の5つです。
貴金属ETFには基本的に利息や配当が付かないため、金利上昇は貴金属ETFの相対的な魅力を下げます。
逆に、金利が下がった場合は金利商品を保有するメリットが薄れるため、貴金属ETFの価格は上昇する傾向にあります。
貴金属ETFの中でも、特に金は国際通貨である米ドルの代替資産として見なされます。
したがって、米ドル高の局面になると相対的な魅力が低下し価格が下落する可能性が高いです。
また、金の国際価格は米ドル建てで表示されるため、円安局面も金価格上昇につながります。
地政学的リスクが高まると、国に依らない安全資産として貴金属ETFにマネーを移す傾向が強くなります。
結果的に資産の逃避先として需要が高まるため、貴金属ETFの価格は上昇しやすくなります。
貴金属は景気に左右されにくく、通貨不安が強まる時期でも価値を維持しやすい傾向にあります。
むしろ、インフレにより物価が上昇する場合、現物資産へ投資する貴金属ETFの価格は上昇する可能性が高いです。
プラチナや銀、パラジウムは工業用途での需要が大きいため、特定産業の動向から影響を受けやすい特徴があります。
特に、プラチナ・パラジウムは自動車の排ガス浄化、銀は電子基板や半導体に用いられることが多く、こうした工業用品の需給に合わせて価格も変動します。
エネルギーETFとは原油、天然ガス、石炭といったエネルギー資源の現物価格に連動するよう設計された上場投資信託のこと。
主な特徴は以下の2つです。
エネルギー系コモディティの中でも、特に原油の需給はアンバランスになりがちなため、OPECとロシア等の非加盟産油国(OPECプラス)が協調減産を行い、需給調整・価格維持を図っています。
価格設定には政策的意図が含まれる可能性もあるため、原油供給国の情勢には注意が必要です。
原油価格の大きな変動要因の一つになっているのが、中東や北アフリカの政情不安、テロなどの地政学的リスクです。
原油は供給国が中東に偏っているため、中東での軍事的衝突や供給不安が高まると、リスク回避の動きが強まり、原油価格に大きなボラティリティをもたらします。
天然ガスや石炭といったコモディティも、代替エネルギーとして基本的には原油に連動して動きます。
一方で、原油に比べて供給国にばらつきがある為、原油に比べるとリスクは抑えめです。
農産物ETFとは米・小麦・トウモロコシ・大豆といった食料・飼料資源の価格に連動するよう設計された上場投資信託のこと。
主な特徴は以下の5つです。
農産物ETFは天候に大きく左右されるという性質があります。
例えば、トウモロコシは5月頃に米国で作付けが始まり、7〜8月の夏場に受粉期を迎えるため、この時期の天候が生産量を大きく左右します。
「天候相場」と呼ばれ、日々の産地の天候により相場が乱高下しやすい時期となります。
インドや中国、アフリカ諸国といった新興国での人口増加は農産物ETFにとって追い風です。
単なる食糧需要増加に加えて、牛や豚、鳥の飼料としても需要が増し、価格が上昇しやすくなります。
原油価格の変動に影響されるバイオエタノール需要にも注意が必要です。
原油価格が上昇すると、代替燃料としてのバイオエタノールの需要が高まり、その原料となるトウモロコシの価格も上昇する傾向があります。
日々の生活に直結する物資である分、新型コロナウイルスといった流行病による物流への影響も農産物ETFの価格を左右します。
また、米におけるいもち病やトウモロコシにおける黒穂病、台風や蝗害など、穀物間での流行病や自然災害も供給に影響を与え、価格変動をもたらします。
農産物価格を予測する上で、米農務省(USDA)が発表する在庫率や輸出量の推移、作付け進捗状況などの統計データが重要な指標となります。
これらのデータは市場参加者によって注視され、価格変動の材料となります。

コモディティETFという響きや性質を見るとかなり上級者向けの商品なんじゃないかと感じますが、実態は異なります。
ここでは、これまでの特徴を踏まえた上で、実際どんな人にコモディティETFが向いているか見ていきましょう。
保有している資産が特定の企業や国に偏っている場合、コモディティETFを用いたリスク分散が有効となります。
特に貴金属ETFは国や企業に依存することなく価格が変動するので、株や債券のリスクヘッジとしてかなり魅力的。
リスク分散目的の場合、目安としてポートフォリオの5〜15%程度組み入れるのが適切と言われています。
コモディティETFは値動きが大きくなりやすい特性があるため、短期間で利益を狙いたい投資家にも選択肢となり得ます。
前述のデメリットでも触れたように、コモディティは地政学的リスク、気候変動、産出国の政策変更など複数の要因に左右されやすく、価格変動が大きめ。
リスクは高いですが、裏を返せば、タイミングを見極めた短期取引で大きな利益を得られる可能性があることも意味します。

ハイリスクハイリターンの取引ができるんだね…!
ただし、短期間で利益を上げたい場合、株式の信用取引なども選択肢として考えるべきでしょう。
株式市場の方が流動性が高く、企業業績や経済指標といった分析材料も豊富で、値動きが比較的予測しやすい側面があります。
したがって、コモディティETFへの短期投資は、コモディティの値動きの要因(OPEC会合の結果、天候不順、地政学リスクなど)に精通している場合にのみ使うのが無難です。
株式投資では企業の倒産リスクが常に存在しますが、コモディティ投資にはこのリスクがありません。
株は会社が倒産すれば価値がゼロになってしまう可能性があり、現金も極端なことですが国がなくなれば無価値になってしまいます。
一方、金はそれ自体に価値があり、世界中のどこでも通用する安全な資産です。
歴史において、金は一度も「無価値」になったことがなく、資産としての価値は一定程度底堅いと言えるでしょう。

特に、貴金属ETFは持っておくだけでお守りになるような資産だワン!
また、50・60年スパンでみればインフレに付随して金価格も自然に上がっていくものと考えられます。
したがって、投資はしてみたいけど、原価割れが極端に怖いという方にはおすすめの資産だと言えるでしょう。

おすすめランキングでも見た通り、コモディティETFの多くは海外の運用会社が出しており、扱える証券会社は限られます。
最後に、コモディティETF取引におすすめの証券会社を3つほど見ていきましょう。

SBI証券は国内株式個人取引シェアトップの実績を誇っています。
ETFの取扱数も業界最大級。
貴金属・エネルギー・農産物それぞれ取り揃えており、コモディティETFでは計33銘柄が取引可能です。

口座開設数トップのネット証券だワン!
マネックス証券は米国株式に非常に強いネット証券です。
コモディティETFの取扱銘柄数は計36銘柄で、SBI証券と同様、貴金属・エネルギー・農産物ETFそれぞれ取り揃えています。
また、単元未満株やIPOにかかわる制度が充実しており投資初心者から上級者まで幅広くおすすめできる証券会社だと言えるでしょう。

楽天証券の魅力は、やはり楽天ポイントの活用でしょう。
楽天経済圏で貯めたポイントを使って株や投資信託を購入でき、お得に投資が行えます。
また楽天カードによるクレカ積立も対応している上、サービスの使いやすさも人気の点です。
コモディティETFの取扱銘柄数は24件とやや少なめでほとんどが貴金属ETFで構成されています。

いかがだったでしょうか?
最後に重要なポイントを振り返っていきましょう。
かぶリッジの結論
難しそうに見えますが、意外にもコモディティETFは投資初心者から上級者まで幅広くおすすめできる商品となっています。
特に、資産のリバランスが必要な方や短期で儲けたい方、元本割れが怖い方などはこの機会に検討して見るのも手でしょう。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任にてお願い致します。