6月9日(月)☆先週の日経平均は前週末比224円安で終了！ispaceは月着陸失敗の見解表明が嫌気され大幅安、ナスダック指数は約3カ月半ぶりの高値で終了

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先週の日経平均は前週末比224円安、TOPIXは32P安で終了しました。

個別銘柄は、世界的に防衛力強化に向けた新たな動きが表面化がきっかけとなり、以下の防衛関連が上場来高値を更新する場面がありました。

ラウンドワン（4680）は週間で16%高でした。ヘッジファンド業界の年次会合において、一部運用会社が選好するアジアの有望株として取り上げられた事が好感されました。
井関農機（6310）は、2030年までに同社売上高全体に占める大型農機の割合を、現在の40%から50%以上へと引き上げるとの報道で買われました。

メルカリ（4385）は週間で8%高でした。大和証券が投資判断「2」を継続して、目標株価を2400円から2700円に引き上げがポジティブ視されました。
EduLab（4427）が大幅高でした。文部科学省が実施する「セキュアな環境における生成AIの校務利用の実証研究事業」で、グループ会社の教育測定研究所が業務を受託した事が好感しました。

一方で、　ispace（9348）が大幅安でした。同社の月面着陸船「レジリエンス」は６日未明、月面への着陸を試みたものの、その後通信が確立できない状態となった事が嫌気されました。
アインホールディングス（9627）は、25年4月期の決算を発表、営業利益は169億円で前期比17.4％減となり、従来計画の194億円を下振った事が嫌気され週間で11%安でした。

豊田織機（6201）は、トヨタグループのトヨタ不動産から非公開化を目的としたTOB価格1万6300円が足もとの株価より下回った事がネガティブ視され売られました。
スズキ（7269）が週間で9%安でした。中国によるレアアースの輸出規制を受けて、小型車『スイフト』の生産を停止が嫌気されました。

週末のNYダウは443ドル高、ナスダックが231P高、S&P500は61P高でした。
5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比13万9000人市場予想（12万5000人増）が好感され上昇しました。

ナスダック指数は、2月20日以来、約3カ月半ぶりの高値で終了しました。

今日の予定

●6/9（月）
【国内】
1-3月期GDP改定値（8:50）
4月国際収支・貿易収支（8:50）
5月景気ウォッチャー調査（14:00）

【決算】
学情、萩原工業、アルトナー、ビューティガレージ、LeTech、ランドネットなど

【海外】
中国5月生産者物価指数（PPI）（10:30）
中国5月消費者物価指数（CPI）（10:30）
中国5月貿易収支
アップルが年次開発者会議「WWDC」開催（～6/13）

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