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10月10日(金)☆昨日の日経平均は前日比845円高で終了!ノーベル化学賞・北川氏と共同研究のレゾナックHDが買われる、東京電力は1年3カ月ぶりの高値

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昨日の日経平均は前日比845円高、TOPIXは22P高で終了しました。

個別銘柄は、ソフトバンクグループ(9984)が上場来高値となりました。前日の米国市場での半導体株上昇に加え、ロボティクス分野への投資領域拡大の動きが材料視されました。スイスのABBからロボット事業を8000億円超で買収すると発表しています。
ロボット関連で以下の銘柄も物色されました。

  • 安川電機(6506)
  • ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)

東京電力ホールディングス(9501)が1年3カ月ぶり高値となりました。柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に向けて、資金を寄付する基金の設立を新潟県に提案する事がきっかけとなりました。基金は1000億円規模を見込み、東京電力ホールディングスは地元支援を打ち出すことで再稼働への理解を求めると説明しています。
また、以下の銘柄が買われました。

  • レゾナック・ホールディングス(4004)
  • 三井金属鉱業(5706)

ノーベル化学賞が京都大学の北川進特別教授らに贈られることが材料視されました。三井金属鉱業はMOF素材の量産化へ向けて、北川氏の研究を基盤とする京大発ベンチャーのアトミスに出資して業務提携し、レゾナック・ホールディングスは、北川氏との共同研究で実績がある企業です。
キオクシアホールディングス(285A)が大幅高でした。米国市場でサンディスクが10%上昇した事に加え、2026年に第10世代NAND型フラッシュメモリーを量産する方針を固めたの報道がきっかけとなりました。

一方で、エービーシー・マート(2670)が大幅安でした。上半期の決算を発表、営業利益は336億円で前年同期比1.2%減となりました。第1四半期の同1.9%増に対し、6-8月期は同4.8%減と減益に転じた事が嫌気されました。
ラウンドワン(4680)が5%安でした。9月度の国内既存店売上高は速報値で前年同月比1.1%減だったと発表がネガティブ視されました。米国の既存店売上高は同4.9%減でした。

シグマ光機(7713)が売られました。26年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比17.1%減の1.8億円に減少が嫌気されました。

今朝のNYダウは243ドル安、ナスダックは18P安、S&P500は18P安でした。
個別銘柄は、ペプシコが上昇しました。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回りました。同社はコスト削減と製品ポートフォリオの再編に取り組んでおり、同時にアクティビストのエリオットとの協議も進めていると発表も好感されました。

今日の予定

●10/10(金)
【国内】
9月企業物価指数(8:50)
オプションSQ

【決算】
良品計画、ツルハホールディングス、ローツェ、ビックカメラ、竹内製作所、Sansan、JINSホールディングス、古野電気、フジ、ベルク、ニッケ、コシダカホールディングス、ワキタ、近鉄百貨店、QPS研究所、マルゼン、大有機化学、リンガーハット、キャンドゥ、松竹、エーアイテイー、北興化学工業、モリト、ヨンドシーホールディングス、技研製作所など

【海外】
ノーベル平和賞
米10月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)
米9月財政収支(10/11 3:00)

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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