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10月9日(木)☆昨日の日経平均は前日比215円安で終了!SOX指数が2%強下落の影響を受け半導体株の一角が売られる、ナスダックやS&P500は過去最高値更新

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昨日の日経平均は前日比215円安、TOPIXは7P高で終了しました。

個別銘柄は、住友金属鉱山(5713)が大幅高でした。同社とトヨタ自動車は、バッテリーEV(BEV)に搭載する全固体電池の正極材量産に向けて共同開発契約を結ぶと発表が好感されました。トヨタでは2027~2028年の実用化を目指しています。
古河電気工業(5801)が買われました。午後2時、最高電圧である500キロボルト級の高電圧直流送電(HVDC)ケーブル製造ラインの稼働を目指し、設備投資を実施すると発表、中期的な業績貢献を見込んだ買いが入りました。

わらべや日洋ホールディングス(2918)がストップ高でした。上期において、商品規格の見直しにより国内食品関連事業の販売が好調に推移していることに加えて、国内新工場や海外事業が想定よりも順調に推移し、上方修正及び増配がポジティブ視されました。
河西工業(7256)がストップ高でした。提出が遅れていた25年3月期の有価証券報告書を関東財務局に提出しました。また、過年度の有価証券報告書の訂正も行い、上場廃止リスクが後退したと受け止めた投資家の買いが集めました。

一方で、データセクション(3905)が大幅安でした。調査リポートの公表とともに空売りを仕掛けるショートセラーとして知られる米調査会社のウルフパック・リサーチが8日、データセクションに関する調査リポートを公表しました。ウルフパックは今回、調査リポートのなかで、データセクションの顧客について言及し、中国軍とのつながりを理由に米国からブラックリストに指定されているテンセントの存在について触れ、国際的なスキャンダルに発展する恐れがある、などと指摘しました。

SOX指数が2%強下落したことがきっかけとなり、以下の半導体株の一角が売られました。

  • 東京エレクトロン(8035)
  • ディスコ(6146)

今朝のNYダウは1ドル安、ナスダックが255P高、S&P500は39P高でした。
ナスダック、S&P500は過去最高値を更新しました。

個別銘柄は、低軌道衛星を利用したブロードバンド・ネットワークを構築するASTスペースモバイルが買われました。ベライゾンとの衛星通信契約を発表が好感されました。同社はベライゾンと提携し、2026年から必要に応じて携帯電話への直接接続サービスを提供する契約を締結しました。この契約により、米本土全域で衛星経由のセルラーブロードバンド通信の提供を目指すとしています。
一方で、空飛ぶタクシーのジョビー・アビエーションが売られました。5億ドル規模の新株発行増資を発表が嫌気されました。

今日の予定

●10/9(木)
【国内】
9月都心オフィス空室率(13:00)
5年国債入札

【決算】
ファーストリテイリング、セブン&アイ・ホールディングス、スギホールディングス、イオンフィナンシャルサービス、久光製薬、吉野家ホールディングス、OSG、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、コーナン商事、乃村工藝社、コジマ、松屋、トレジャー・ファクトリー、CSP、クリーク・アンド・リバー社など

【海外】
ノーベル文学賞
米30年国債入札

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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