先週の日経平均は前週末比277円高、TOPIXは13P安でした。
個別銘柄は、エヌビディアがインテルに約7,400億円出資したという報道から、以下の半導体関連が買われました。
- アドバンテスト(6857)
- 東京エレクトロン(8035)
- SCREENホールディングス(7735)
- KOKUSAI ELECTRIC(6525)
レゾナック(4004)は週間で14%高でした。野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げし、目標株価も3,300円から5,400円に引き上げが好感されました。高い競争力を有する半導体・電子材料の拡大と黒鉛電極の採算改善が見込めると説明しています。
さくらインターネット(3778)は大幅高となりました。政府が自国のデータや技術をもとにした国産AIの開発に乗り出し、同社の国内データセンターを通じて提供することを想定すると報じられた事が材料視されました。
セレス(3696)が上昇しました。25年12月期の配当予想を増額すると発表しました。従来の普通配当60円に特別配当20円を上乗せし、年80円が好感されました。
一方で、くら寿司(2695)が大幅安でした。24年11月~25年7月期連結決算を発表し、最終利益は同22.1%減の34億6,100万円が嫌気されました。米などの原材料価格や人件費の上昇が逆風となりました。
東京瓦斯(9531)が週間で6.7%安でした。大和証券の投資判断引き下げが売り材料視となりました。足元株価は総還元額から、割安感が見出しにくい水準にあると説明しています。
ラクスル(4384)が売られました。営業利益の市場コンセンサスは55億円近い水準だったものの、営業利益は38.2億円と下振れとなった事が嫌気されました。
今日の予定
●9/22(月)
【決算】あさひ
>>より詳しいニュースや市場のポイントは『元証券ディーラー【たけぞう】が毎朝配信する株式情報』をチェック!
※CAMPFIREコミュニティ内の詳細ページに遷移します

執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
書籍:50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資

