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8月7日(木)☆昨日の日経平均は前日比245円高で終了!三井E&Sが大幅高、東京エレクはAMD決算発表での時間外急落などが嫌気され3.7%安

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昨日の日経平均は前日比245円高、TOPIXは30P高で終了しました。

個別銘柄は、ダイヘン(6222)がストップ高でした。第1四半期決算を発表し、営業利益は31.6億円で前年同期比3.5倍の水準が好感されました。電力インフラ関連・半導体関連投資が堅調に推移しました。
三井E&S(7003)が大幅高でした。2025年4~6月期の連結決算は、営業利益が106.9%増の88億9000万円でした。舶用推進システムと物流システムの両部門で豊富な手持ち工事が着実に進捗しました。

内海造船(7018)がストップ高でした。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比85.5%増の4.1億円に拡大しました。複数の顧客との間で新燃料船の商談がまとまり、重油燃料船を含む新造船6隻を受注した事が材料視されました。
ダイワボウ(3107)は、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の101億円に急拡大し、大幅上昇でした。中堅・中小企業向けに本格化したWindows10更新需要を着実に獲得しました。

養命酒(2540)がストップ高でした。米ブルームバーグ通信がこの日、「薬用酒メーカーの養命酒製造が非公開化を検討していることが6日、分かった」と報じた事がきっかけとなりました。

一方で、アドウェイズ(2489)が大幅安でした。25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は7600万円の赤字に転落した事が嫌気されました。国内エージェンシー事業で大手クライアント3社の広告に対する方針変更の影響から広告需要が減少し、赤字転落となりました。
ヨコオ(6800)が売られました。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比84.6%減の3.1億円がネガティブ視されました。労務費の増加や事業構造改善費用の計上で利益は押し下げられました。

東京エレクトロン(8035)が3.7%安でした。みずほ証券がレーティングを引き下げたほか、米株市場の取引終了後に決算を発表した半導体設計・開発大手のAMDが急落した事がきっかけとなりました。

今朝のNYダウは81ドル高、ナスダックが252P高、S&P500は45P高でした。
ホワイトハウス当局者は6日、米国が新たな相互関税の一環として、7日未明(日本時間7日午後)に発効する追加関税として、日本に対し15%の追加関税を課すと表明しました。

個別銘柄では、アップルが大幅高でした。同社は、米国生産などに1000億ドル(約14兆7300億円)を追加投資する方針を固めたと報じられました。スマートフォン「iPhone」への追加関税が回避できるとの期待が材料視されました。
一方で、半導体のAMDが売られました。全体的に好調な決算ではあったものの、中国市場へのアクセスについて依然不透明だと警告したことが嫌気されました。

今日の予定

●8/7(木)
【国内】
7月都心オフィス空室率(13:00)
6月景気動向指数(14:00)
30年国債入札

【決算】
トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、東京海上ホールディングス、オリックス、テルモ、三菱地所、アサヒグループホールディングス、住友不動産、フジクラ、SUBARU、キリンホールディングス、レーザーテック、ニトリホールディングス、ダイフク、サントリー食品インターナショナル、いすゞ自動車、トレンドマイクロ、東急、静岡銀行、住友金属鉱山、島津製作所、住友林業、TBSホールディングス、KOKUSAI ELECTRIC、ふくおかフィナンシャルグループ、リコー、ホシザキ、SANKYO、三井化学、レゾナック・ホールディングス

【海外】
中国7月貿易収支
米6月消費者信用残高(8/8 4:00)

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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