昨日の日経平均は前日比62円安、TOPIXは11P安、グロース250は変わらずで終了しました。
個別銘柄は、KADOKAWA(9468)が大幅高でした。引き続きソニーグループが同社を買収に向けて検討の報道が好感されました。アニメやゲームなどエンターテインメントの事業を強化する狙いがあるとしています。
東京ガス(9531)が12%高でした。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントによる大量保有が判明し、同社が保有する不動産や有価証券の削減を巡って協議している事が伝わりました。
SOMPOホールディングス(8630)が買われました。政策保有売却益などで上方修正や増配を公表しました。また、発行済み株式数の7.44%にあたる7200万株、金額ベースで1550億円を上限の自社株買いを発表しました。
小林製薬(4967)は、オアシス・マネジメントの株式保有割合が増加した事が好感され、6.2%高となりました。
オルツ(260A)がストップ高でした。AI技術を活用して新たに不動産マッチング事業「Clone RE Matching」を開始が好感されました。
反面、東京海上ホールディングス(8766)が大幅安となりました。政策保有株益を除いた純利益が予想を下回りました。
HENNGE(4475)が9%安でした。SBI證券が「買い」から「中立」に格下げ事が嫌気されました。
ロート製薬(4527)は、ジェフリーズ証券が「Buy」から「アンダーパフォーム」へ2段階格下げが嫌気され売られました。
公募増資を公表している関西電力(9503)が続落となりました。
今朝のNYダウは139ドル高、ナスダック21P安、S&P500が0.1P高でした。
ユナイテッドヘルス・グループが4%超上昇し、ダウを牽引しました。
反面、エヌビディアやクアルコムなどの半導体関連が下落しました。ディスカウントストアを展開するターゲットは、通期の業績見通しを引き下げが嫌気され22%安となりました。
エヌビディア
第3四半期の売上高は、前年同期比93.6%増の351億ドル(予想332億ドル)、営業利益は2.1倍の218億ドルと大幅に増加。
第4四半期の売上高を予想より高い水準を見通す。
ブラックウェルの生産出荷は2025年第4四半期に開始予定で、2026会計年度に向けて徐々に増加していく見込み。
今日の予定
●11/21(木)
【国内】
20年国債入札
【海外】
米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(22:30)
米10月中古住宅販売件数(24:00)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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