先週の日経平均は前週末比140円高、TOPIXは26P高、グロース250は30P高でした。
個別銘柄では、コニカミノルタ(4902)の上昇が目立ちました。エフィッシモの大量保有や証券会社のレーティング引き上げなどが好感されました。
富士電機(6504)が大幅高でした。9月期営業利益は231億円で前年同期比13.5%増とコンセンサス予想を上回った事が好感されました。
商船三井(9104)は、今期の増益と増配及び大型な自社株買いを公表した事が好感され、買われました。
半導体関連のアドバンテスト(6857)とスクリーン(7735)の上昇が目立ちました。
アドバンテスト(6857)は、今期の上方修正と自社株買いが好感されました。
AI投資の活発化を背景に、関連する装置需要の好調に推移しています。
スクリーンも、今期の上方修正と増配を発表しています。
反面、レーザーテック(6920)やソシオネクスト(6526)が大幅安でした。
レーザーテックはコンセンサス予想を大幅に下回った事や、今期から四半期ごとの受注高、受注残高などの開示は廃止した事が嫌気されました。
ソシオネクストは、中国5G向け特需終了で4~9月期減収減益が嫌気されました。
富士通(6702)が週間で9%安でした。社員の転職を支援する「セルフ・プロデュース支援制度」の拡充に伴う影響で、下方修正した事が要因となりました。
京セラ(6971)は、半導体部品有機材料想定下回り25年3月期業績予想を下方修正が嫌気され下落しました。
今週の予定
●11/3(日)
米国サマータイム終了
●11/4(月)
【海外】米9月製造業新規受注(11/5 0:00)米3年国債入札
●11/5(火)
【国内】東証が株式の売買時間を延長、10月マネタリーベース(8:50)
【海外】米大統領選挙、投開票日米9月貿易収支(22:30)、米10月ISM非製造業景況指数(11/6 0:00)
【決算】任天堂、三菱重、LINEヤフー、川崎船、横河電、、東ソー、ヤマトHD、ニチレイ
●11/6(水)
【国内】日銀金融政策決定会合の議事要旨(9/19~20開催分)
【海外】FOMC(~11/7)、米30年国債入札
【決算】トヨタ、伊藤忠、ホンダ、ダイキン、NTTデータG、郵船、ニトリHD
●11/7(木)
【国内】9月毎月勤労統計(8:30)、10月都心オフィス空室率(13:00)
【海外】中国10月貿易収支、パウエルFRB議長 定例記者会見
【決算】NTT、富士フイルム、テルモ、日本製鉄、花王、味の素、菱地所、キリンHD、フジクラ
●11/8(金)
【国内】9月家計調査(8:30)、9月景気動向指数(14:00)、オプションSQ
【決算】ソニーG、ソフトバンク、オリックス、三井不、オリンパス、スズキ、セコム
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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