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10月15日(水)☆昨日の日経平均は前週末比1241円安で終了!米中摩擦への懸念などで幅広い銘柄に売りが出る、中国のレアアース輸出規制強化でアサカ理研など大幅高

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昨日の日経平均は前週末比1241円安、TOPIXは63P安で終了しました。

個別銘柄は、内海造船(7018)がストップ高でした。先週末に業績予想の上方修正を発表し、26年3月期営業利益は従来予想の7億円から26億円、前期比83.7%増が好感されました。為替相場が円安傾向で推移していることから、外貨建て工事の売上高が増加する見込みとなったほか、資機材価格の見直し、経費削減などが上振れしました。
以下のレアアース関連が大幅高でした。

  • アサカ理研(5724)
  • 東洋エンジン(6330)

中国がレアアースの輸出規制を強化する方向に動いたことで、トランプ米大統領がその報復として中国への輸出関税を強化する方針を表明した事がきっかけとなりました。

ソフトバンク(9434)が買われました。同社のキャッシュレス決済アプリ子会社PayPayが、12月にも米国で新規株式公開(IPO)する見通しとなり、投資家からは時価総額が3兆円を超えるとの試算が評価されました。
良品計画(7453)は、25年8月期の連結経常利益は前の期比29.6%増の723億円になり、26年8月期も前期比5.1%増の760億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しが好感されました。

一方で、ジンズホールディングス(3046)が大幅安でした。26年8月期の営業利益は130億円で前期比7.5%増の見通しで、コンセンサスは137億円程度であり、同水準を下回っていることが売り材料となりました。
モビルス(4370)がストップ安でした。25年8月期の連結経常損益は8100万円の黒字(前の期非連結は3億6100万円の赤字)に浮上しましたが、26年8月期は1億2000万円の赤字に転落する見通しが嫌気されました。

中国商務省は、韓国の造船大手ハンファオーシャン子会社の米企業5社に対して中国との取引を禁じる制裁を発表した事を受け、米中摩擦への懸念などで幅広い銘柄に売りが出ました。

今朝のNYダウは202ドル高、ナスダックが172P安、S&P500は10P安でした。

個別銘柄は、キャタピラーが買われました。アナリストが目標株価を従来の505ドルから650ドルに引き上げた事が好感されました。
ウェルズ・ファーゴが7%高でした。第4四半期のNIIは予想を上回る見通しを示し、通期では従来予想を維持しました。また、有形普通株自己資本利益率(ROTCE)が15.2%と予想を上回った事が評価されました。

今日の予定

●10/15(水)
【国内】
立民・維新・国民民主が15日党首会談へ
9月訪日外客数(16:15)
20年国債入札

【決算】
東宝、ベイカレント、マネーフォワード、サイゼリヤ、松竹、ウイングアーク、ウエストホールディングス、日置電機、パソナグループ、ティーケーピー、グローバルインフォメーション、トランザクション、ベクトル、アクセルスペースホールディングス、FPパートナーなど

【海外】
中国9月生産者物価指数(PPI)(10:30)
中国9月消費者物価指数(CPI)(10:30)
米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)(10/16 3:00)
G20財務大臣・中央銀行総裁会議(~10/16 ワシントン)

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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