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9月26日(金)☆昨日の日経平均は前日比124円高で終了!オリオンビール新規上場で公開価格2.2倍の初値、パラマウントベッドは創業家によるTOB発表でストップ高

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昨日の日経平均は前日比124円高、TOPIXは14P高で終了しました。

個別銘柄は、住友金属鉱山(5713)が大幅高でした。鉱山大手フリーポート・マクモランがインドネシアの鉱山において泥流事故を受け操業停止に追い込まれました。これによる需給のひっ迫を受けて、今後の銅や金価格の上昇期待が思惑視されました。
以下の非鉄株も物色されました。

  • 三菱マテリアル(5711)
  • 三井金属鉱業(5706)

パラマウントベッド(7817)がストップ高でした。創業家の資産運用会社の傘下であるTMKRが1株3530円でTOBを実施する事が材料視されました。
東証プライム市場に新規上場したオリオンビール(409A)は公開価格850円の2.2倍に相当する1863円で初値をつけ、一時2262円まで買われる場面がありました。引け値は1950円でした。幅広い層からの買い注文を集めました。

ネクストウェア(4814)は、ドローンを活用した次世代型の施設点検手法の確立に向けて、自動自律型ドローンの飛行制御および撮影制御技術に関する技術プロジェクトの実地検証を開始を公表し上昇しました。
日本精鉱(5729)がストップ高でした。好調な決算を公表しました。家電や自動車などに使われるアンチモン及びその化合物の製造を手掛けていますが、中国のアンチモン関連製品の輸出管理の影響などを背景に、販売価格が急上昇していることが収益を押し上げました。

一方で、助川電気(7711)が大幅安でした。前日日々公表銘柄に指定された事が嫌気されました。
河西工業(7256)は、25年3月期の有価証券報告書を延長承認後の期限である26日までに提出できない見込みだと開示し、上場廃止となる恐れがあると認めたため13%安となりました。

朝日インテック(7747)が売られました。大和証券がレーティングを「2」から「3」に格下げしました。目標価格も2800円から2700円に引き下げが嫌気されました。

今朝のNYダウは73ドル安、ナスダックは113P安、S&P500は33P安でした。
週間の米新規失業保険申請件数は21万8000件と、7月以来の低水準だった事や、4~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は前期比年率3.8%増と、改定値(3.3%増)から上方修正から、FRBが利下げを急ぐ必要はないとの観測から売りが広がりました。

個別銘柄は、IBMが買われました。HSBCが同社の量子プロセッサー「ヘロン」を活用し、金融市場での量子コンピューティング導入で世界初の成果を上げたと発表が好感されました。
一方で、フリーポート・マクモランが続落となりました。インドネシアのグラスバーグ鉱山で事故が発生し、契約供給についての不可抗力であるフォース・マジュールを宣言したことが引き続きネガティブ視されました。

今日の予定

●9/26(金)
【国内】
9月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
配当・優待権利付き最終売買日

【海外】
米8月個人所得(21:30)
米8月個人消費支出(PCE)(21:30)
米8月個人消費支出(PCEデフレーター)(21:30)

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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