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8月1日(金)☆昨日の日経平均は前日比415円高で終了!アステラスは第1四半期決算の大幅増益が好感され買われる、オルツは不正会計発覚で民事再生手続きへ

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昨日の日経平均は前日比415円高、TOPIXは22P高で終了しました。

個別銘柄では、ディスコ(6146)が大幅高でした。ゴールドマンが今後生成AIに加え、ハイブリッドボンディングなど新たな成長ドライバーが業績を牽引し、今~来期にかけてコンセンサスを上回るとのレポートがきっかけとなりました。
以下の電線株が上昇しました。

  • フジクラ(5802)
  • 古河電気工業(5801)

世界的なデータセンターの建設ラッシュを背景に、光ファイバーや光コネクターなどの光関連製品への需要が拡大するとの見通しがポジティブ視されました。

アステラス製薬(4503)が買われました。前日に第1四半期の決算を発表し、コア営業利益は1423億円で前年同期比61.1%増が好感されました。重点戦略製品の売上高が順調に拡大しました。
アイ・ピー・エス(4390)がストップ高でした。日本とフィリピン、シンガポールを結ぶ新たな海底通信ケーブルの共同建設事業に参画すると発表が材料視されました。

一方で、JCRファーマ(4552)が大幅安でした。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は6.1億円の赤字で、前年同期比3.1億円の損益悪化した事が嫌気されました。
大和工業(5444)が10%安でした。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比57.7%減の104億円に大きく落ち込む事がきっかけとなりました。

アンリツ(6754)が売られました。通信計測の受注高も同14.3%減となり、市場想定を大きく下回った事がネガティブ視されました。
オルツ(260A)がストップ安でした。売上が過大に計上されている可能性が明らかになったことから第三者委員会を設置、調査の結果、不適切な会計処理があることが明らかになり、民事再生手続開始の申立てを行うと発表した事が嫌気されました。

今朝のNYダウは330ドル安、ナスダックは7P安、S&P500は23P安でした。

個別銘柄は、マイクロソフトは、前日引け後に4-6月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った事が好感され上昇しました。一時、時価総額が4兆ドルを超える場面がありました。
メタが大幅高でした。前日引け後に4-6月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った事がポジティブ視されました。

一方で、半導体設計の英アームが大幅安でした。前日引け後に4-6月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となりました。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る1株利益の見通しを示した事が嫌気されました。

今日の予定

●8/1(金)
【国内】
6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
7月新車販売台数(14:00)

【決算】
任天堂、伊藤忠商事、KDDI、三井物産、HOYA、丸紅、TDK、日本製鉄、西武ホールディングス、三菱ケミカルグループ、大塚商会、AGC、イビデン、小野薬品工業、山崎製パン、八十二銀行、住友化学、ヤマハ、日本ハム、DMG森精機、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス、太陽ホールディングス、カルビー、ダイセル、寿スピリッツ、あおぞら銀行、カシオ計算機、日東紡績、エイチ・ツー・オー リテイリング

【海外】
中国7月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
米7月雇用統計(21:30)
米7月ISM製造業景況指数(23:00)
米政府が関税発動を予定

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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