インタビューしました:グローバルM&AでAIサーバー販売開始!過去最高の売上・利益を見込むレカム(3323)
昨日の日経平均は前日比1284円安、TOPIXは41P安で終了しました。
人工知能(AI)関連株の最近の急上昇による過熱感が意識され、半導体株を中心に利益確定売りが膨らみました。下げ幅は一時2400円を超える場面もありました。
個別銘柄は、大林組(1802)が大幅高でした。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比72.2%増の845億円に拡大が評価されました。通期も上方修正しています。海外の建設子会社における手持ち工事の順調な進捗や採算性の改善によるものです。
三井物産(8031)が年初来高値を更新しました。最終利益予想は前回予想の7700億円から8200億円へ上方修正及び取得総数8000万株、取得総額2000億円を上限とする自社株買いがポジティブ視されました。
東京電力ホールディングス(9501)が7%高でした。新潟県の花角英世知事は5日、同社の柏崎刈羽原子力発電所(同県)の再稼働の是非について「近いうちに私の考え方を示す」と発言した事や高市首相が柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が極めて重要と発言された事が評価されました。
スカパーJSATホールディングス(9412)が買われました。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比29.2%増の181億円が好感されました。宇宙事業は地上設備を活用したソリューションサービスの増加で増収増益となりました。
一方で、米株式市場で、米著名投資家や米大手金融機関首脳らからAI相場への過熱感を指摘する声が相次ぎ、以下の半導体関連株が大幅下落となりました。
- ソフトバンクグループ(9984)
- アドバンテスト(6857)
- ディスコ(6146)
日立建機(6305)が売られました。日立製作所が同社株式1500万株を売却すると発表、所有割合は議決権ベースでこれまでの25.4%から18.4%に低下が嫌気されました。TOB期待などもあったとみられ、ネガティブな反応となりました。
MARUWA(5344)が一時ストップ安でした。上半期決算を発表。営業利益は108億円で前年同期比15.2%減となり、従来予想の128億円を下振れがネガティブ視されました。
今朝のNYダウは225ドル高、ナスダックが151P高、S&P500は24P高でした。
個別銘柄は、サンディスクやマイクロンテクノロジーなどのストレージ関連株の上昇が目立ちました。また、世界中の光ネットワークとレーザーアプリケーションを実現する光学及びフォトニック製品の設計及び製造会社のルメンタムホールディングスが大幅上昇でした。第1四半期は売上高は前年同期比58.4%増の5億3380万ドル、営業損益は670万ドルの黒字に転換が好感されました。
今日の予定
●11/6(水)
【国内】
9月毎月勤労統計(8:30)
10月都心オフィス空室率(13:00)
【決算】
リクルートホールディングス、スズキ、富士フイルムホールディングス、味の素、IHI、花王、日本郵船、日産自動車、ミネベアミツミ、スクウェア・エニックス・ホールディングス、JFEホールディングス、日本テレビホールディングス、ローム、SANKYO、日油、ニコン、参天製薬、KADOKAWA、太陽誘電、リンナイ、太陽ホールディングス、アルフレッサ ホールディングス、GSユアサ、長瀬産業など
【海外決算】
モデルナ、ラルフ・ローレン、タペストリー、デュポンなど
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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