【動画コンテンツ】注目企業インタビュー|ちょる子氏xシンデン・ハイテックス鈴木社長

10月23日(木)☆昨日の日経平均は前日比8円安で終了!金相場の下落率が12年ぶり大幅安でJX金属など非鉄金属大手が売られる、SBGは売買代金が初の1兆円超

本記事はバックナンバーです。最新のブログは「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」をご覧ください。

昨日の日経平均は前日比8円安、TOPIXは16P高で終了しました。
ソフトバンクグループ(9984)は売買代金が1兆332億円となり、初めて1兆円を超えました。個別銘柄として初の1兆円超えでした。

個別銘柄は、東洋エンジニアリング(6330)がストップ高でした。個別の好材料が特に浮上したわけではありませんが、トランプ米大統領がアルバニージー豪州首相と会談し、レアアースを中心とした重要鉱物の開発で合意文書に署名したことが伝えられ、買い材料視されています。
第一稀元素化学工業(4082)もストップ高でした。レアアース(希土類)を使わずに安定供給できる、耐久性と透明度を両立したセラミックスの材料としてカルシア安定化ジルコニア材料「DURAZR-Sシリーズ」を開発が好感されました。

古野電気(6814)が大幅高でした。丸三証券が中国の造船キャパシティー拡大が事業環境の追い風になるとして、目標価格を5600円から1万800円に増額した事がきっかけとなりました。
以下のステーブルコイン関連の値上がりが目立ちました。

  • アステリア(3853)
  • インタートレード(3747)

今月27日にはトランプ米大統領が来日する事で、今年7月には暗号資産ステーブルコインに関する規制の枠組みを整備するための初の連邦法「ジーニアス法」を成立させたことなどが思惑されています。

一方で、以下の非鉄金属大手が売られました。

  • 住友金属鉱山(5713)
  • JX金属(5016)

金価格が下落幅としては過去最大、下落率も約12年ぶりの大きさとなった事が嫌気されました。
SCREENホールディングス(7735)が売られました。モルガンMUFG証券が「オーバーウエート」から「イコールウエート」へ1段階格下げが影響しました。

今朝のNYダウは334ドル安、ナスダックは213P安、S&P500は35P安でした。
トランプ米政権が米国製のソフトウェアを搭載した製品の対中輸出規制を検討すると発言し、米中対立への警戒から下落しました。

個別銘柄では、手術ロボットを手掛けるインテュイティブ・サージカルが大幅高でした。7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回りました。同社のロボット手術システム、ダヴィンチの手術件数も予想を上回りました。

一方で、次世代高速核分裂発電所を手掛けるオクロが続落となりました。著名評論家のクレイマー氏がオンエアで「売上がないにもかかわらず同社に投資家の熱狂が集まっている」と報じた英FT紙の記事に言及したことが背景にあります。

今日の予定

●10/23(木)
【決算】
信越ポリマー、未来工業、KOA、サーティワンアイスクリーム、石塚硝子、大丸エナウィンなど

【海外】
米9月中古住宅販売件数(23:00)

【海外決算】
インテル、サウスウェスト航空、ブラックストーン、ダウ、ハネウェル・インターナショナル、ハズブロ、プール、T-モバイル

>>より詳しいニュースや市場のポイントは『元証券ディーラー【たけぞう】が毎朝配信する株式情報』をチェック!
※CAMPFIREコミュニティ内の詳細ページに遷移します

>>バックナンバー一覧はこちら

たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
書籍:50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資