先週の日経平均は、前週末比1194円安、TOPIXは46P安、マザーズ250は28P安で終了しました。
個別銘柄は、中東情勢悪化から原油週間で9%高となり、以下などが買われました。
- ENEOSホールディングス(5020)
- INPEX(1605)
- 石油資源開発(1662)
石破氏が自民党総裁となり、防災庁の発足を提言した事で、以下などが物色されました。
- モリタホールディングス(6455)
- 能美防災(6744)
また、以下のメガバンクが買われました。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- みずほフィナンシャルグループ(8411)
米原油先物相場の上昇を背景に、インフレ圧力が強まるとの見方も加わり、米長期金利が上昇した事が好感されました。
さらに、以下など医療DXの上昇も目立ちました。
- エムスリー(2413)
- メドレー(4480)
ローム(6963)が大幅高となりました。デンソーと車載用半導体分野で提携が好感されました。
反面、以下の海運株が下落しました。
- 商船三井(9104)
- 日本郵船(9101)
- 川崎汽船(9107)
国際港湾労働者協会と米国海事同盟では、10月1日に開始された米国東海岸とメキシコ湾における主要港湾におけるストライキを一旦終了することで合意と発表が嫌気されました。
また、以下などの半導体関連が大幅安となりました。
- レーザーテック(6920)
- 東京エレクトロン(8035)
- ソシオネクスト (6526)
住友林業(1911)は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き下げた事が嫌気され、売られました。
先週末のNYダウは341ドル高、ナスダックは219P高、S&P500は51P高でした。
NYダウは9月30日以来、4日ぶりに最高値を更新しました。
9月の雇用統計は非農業部門の就業者数が前月から25万4000人増え、市場予想 (14万~15万人増)を大きく上回りました。
外国為替市場では対ドルの円相場が下落し、一時1ドル=149円をつけました。
今日の予定
【国内】
8月景気動向指数(14:00)
【海外】
ノーベル賞受賞者発表(生理学・医学賞)
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
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執筆者:たけぞう
合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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