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・ノーリツ鋼機の株価は今後どうなるんだろう?
・写真機器から大幅な事業転換をしたけど将来性はあるの?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
ノーリツ鋼機は、かつて世界のミニラボ市場で50%超のシェアを誇った写真現像機器メーカーでしたが、デジタル化の波を受けて劇的な事業転換を実行しました。
現在はDJ機器で世界トップのAlphaTheta(Pioneer DJ)や、ペン先で世界シェア50%超のテイボーを擁する企業に変貌を遂げています。
そこで今回は、ノーリツ鋼機の株価の今後の見通しと、事業転換後の将来性について詳しく解説します。
正しい情報をお伝えするために随時更新を実施しますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。
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💡このパートの要約
ノーリツ鋼機の株価が今後上昇する可能性について、以下の3つの理由から考察していきます。
ノーリツ鋼機の最大の強みは、各事業分野において「No.1/Only1」の地位を確立していることです。
同社傘下の主要企業は、それぞれがニッチ分野で圧倒的な競争優位性を持っています。
これらの事業は単なる市場参加者ではなく、それぞれの分野における「ニッチトップ」として高い収益性と安定した市場地位を確保しています。

ニッチな分野でトップを取れば、価格決定権を持てるから利益率も高くなるんだね!
ノーリツ鋼機は過去の事業売却により蓄積した潤沢な資金を保有しており、これが今後の成長戦略実行の大きな原動力となっています。
特に2022年のJMDC(日本医療データセンター)売却により940億円の売却益を獲得し、これらの資金を新たな成長投資に振り向けています。
中期経営計画(2025-2030年)では、以下の資本配分戦略を明示しています。
この戦略的な資本配分により、売上高年平均成長率10%以上という野心的な目標達成を目指しています。

残りの金額は借入金返済の300憶円と株主還元原資600億円を想定しているワン
現在のノーリツ鋼機は、株主還元に対して明確な方針を掲げています。
中期経営計画では以下の株主還元目標を設定しており、これが市場での再評価につながる可能性があります。
現在のPBRは1倍を下回っており、質の高い事業ポートフォリオに対して市場が「ホールディング・カンパニー・ディスカウント」を適用している状況です。
しかし、計画通りの業績向上と株主還元が実現されれば、この割安評価は徐々に解消されると期待されます。
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💡このパートの要約
ノーリツ鋼機の事業内容は以下の通り
ここでは、ノーリツ鋼機の事業内容や業績について詳しく見ていきます。
ノーリツ鋼機は現在、音響機器関連事業と部品・材料事業の2つのセグメントに経営資源を集中させています。
かつて世界の写真現像機器市場で50%超のシェアを誇った同社ですが、デジタル化の波を受けて2018年から岩切隆吉CEOの下で大胆な事業転換を実行し、現在の事業ポートフォリオを構築しました。
音響機器関連事業は、現在のノーリツ鋼機の成長エンジンとして位置づけられています。
2023年12月期の業績では売上収益945億円、事業EBITA220億円を計上し、事業EBITDAマージン23.3%という極めて高い収益性を実現しています。
この事業は、プロフェッショナル市場とコンシューマー市場の両方をカバーする2つの主要子会社で構成されています。
AlphaTheta株式会社(旧パイオニアDJ)
2020年に買収したAlphaThetaは、「Pioneer DJ」ブランドでプロフェッショナルDJ/CLUB機器市場において世界トップシェアを誇ります。
JLab(PEAG, LLC)
2021年に買収したJLabは、米国のコンシューマー向けオーディオブランドです。

プロ市場のAlphaThetaとマス市場のJLabで、音響市場の両面を攻略しているんだね!
部品・材料事業は、ノーリツ鋼機の安定した収益基盤として機能しています。
2023年12月期の業績では売上収益119億円、事業EBITA32億円を計上し、事業EBITDAマージン27.3%という高い収益性を維持しています。
テイボー株式会社
2015年にグループ入りしたテイボーもニッチ分野でトップの事業を複数保有しています。
フェルト・繊維ペン先事業
化粧品用部材事業
MIM(金属射出成形)事業

どれも「なくてはならない」部品だから、安定した需要があるワン!

ノーリツ鋼機の業績はどうなのかな?
ノーリツ鋼機の近年の業績は、事業転換の成果が明確に現れている状況です。
2024年12月期の業績
2025年12月期の業績予想
2025年度は増収減益の予想となっていますが、これは為替影響に加えて、研究開発費や体制強化などの成長に向けた先行投資を計画通りに実行することによるものです。
財務面では、自己資本比率74.4%と極めて健全な財務基盤を維持しており、潤沢な現金を成長投資や株主還元の原資として活用する方針です。


ノーリツ鋼機の強みは何だろう?
ノーリツ鋼機の強みと将来性について、以下の観点から分析していきます。
ノーリツ鋼機の最大の強みは、「No.1/Only1」という明確な戦略コンセプトにあります。
同社は、参入する分野で必ずトップシェアを取ることを徹底しており、これが高い収益性と安定した市場地位の確保につながっています。
この戦略は単なる事業運営の方針ではなく、M&Aによる買収判断の基準としても機能しています。
同社が買収するのは「その分野で既にNo.1の地位にある企業」または「No.1になる潜在能力を持つ企業」に限定されており、これが質の高い事業ポートフォリオの構築につながっています。

中途半端な事業は持たない、という明確な方針があるワン!
2018年に就任した岩切隆吉CEOによるプロフェッショナル経営が、同社の価値創造の大きな推進力となっています。
岩切CEOは、IT・投資業界出身の外部人材として招聘され、これまでの同社の歴史にはない視点で事業戦略を構築しています。
特に注目すべきは、成長事業であったJMDCを売却し、得られた資金を音響機器事業の買収に振り向けた戦略的判断です。
これは短期的な利益を犠牲にしてでも、長期的な企業価値向上を優先する経営姿勢の表れと言えるでしょう。
ノーリツ鋼機は、潤沢な資金力と柔軟な資本配分能力を強みとしています。
事業売却により蓄積した資金を背景に、以下のような戦略的な資本配分を計画しています。
この資本配分戦略により、年平均成長率10%以上という野心的な目標達成を目指しており、持続的な企業価値向上が期待されます。

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ノーリツ鋼機は今後はどうなっていくのかな?
将来性や今後の見通しについて分析していきます。
ノーリツ鋼機が2025年2月に発表した中期経営計画は、同社の将来性の成否を最もはかる指標です。
この計画で掲げられた目標は非常に野心的ですが、これまでの実行力を考えると実現可能性は高いと評価できます。
特に注目すべきは、1,000億円規模の大型M&Aを計画していることです。
これまでのAlphaTheta、JLab買収の成功実績を踏まえると、新たな成長エンジンとなる事業の獲得が期待できます。
現在のノーリツ鋼機は、「ホールディング・カンパニー・ディスカウント」により割安に評価されている可能性があります。
しかし、以下のカタリストにより市場評価の改善が期待されます。

質の高い事業ポートフォリオが正当に評価されれば、株価上昇の余地は大きいワン!
一方で、ノーリツ鋼機への投資には以下のリスク要因も存在します。
主要なリスク要因
特に、創業家が大株主として経営に影響力を持つという点は、投資家として十分に理解しておく必要があります。
現在は経営陣と創業家の利害が一致していますが、この関係性が変化した場合のリスクは考慮すべきでしょう。
総合的に見ると、中長期的な成長ストーリーは魅力的だが、短期的な変動や経営リスクには注意が必要な銘柄と言えます。


ノーリツ鋼機の今後の株価について、よくわかったよ!
最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。
かぶリッジの結論
ノーリツ鋼機は、日本企業史上でも稀に見るほど劇的な事業転換を成功させた企業として注目に値します。
かつてのミニラボ世界王者から、DJ機器とペン先でそれぞれ世界トップシェアを誇る企業群を束ねる事業持株会社へと完全に生まれ変わりました。
ノーリツ鋼機は今後もニッチトップな企業のM&Aなどを通して成長する将来性がある企業といえそうです。
一方で、岩切CEOへの依存や特殊な株主構造などのリスク要因も存在するため、長期的な視点での投資判断が重要です。
ノーリツ鋼機への投資を検討する際は、同社の変革ストーリーの継続性と、中期計画の実行進捗を注意深く見守ることが大切でしょう。