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ノースサンド(446A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、 11月21日に東証グロースに上場予定の株式会社ノースサンド(446A) をご紹介します。

株式会社ノースサンドは、 ITコンサルティング及びビジネスコンサルティングを提供する総合コンサルティング企業です。

想定時価総額は731.4億円で、サービス業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

ノースサンドのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日11月21日(金)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満)
※想定価格1,060円から、1,060円~1,377円
企業Webサイトhttps://northsand.co.jp/
取り扱い証券大和証券(主)、岡三証券、楽天証券、SBI証券、マネックス証券など

主幹事は大和証券だよ!

マネックス証券バナー

ノースサンドのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,060円
仮条件11月5日(水)発表予定
ブックビルディング期間11月6日(木)~11月12日(水)
当選発表日11月13日(木)
公開価格11月13日(木)発表予定
申込期間11月14日(金)~11月19日(水)
上場日11月21日(金)
初値11月21日(金)発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

ノースサンドのIPO初値予想

ノースサンドIPO評価

想定時価総額731.4億円、吸収金額209.9億円の大型案件です。

公募比率が52.3%と高く、VC保有比率も0%であることから、売り圧力が比較的弱い点は評価できます。

また、売上高成長率79.5%、経常利益率17.0%と業績面でも高い成長性と収益性を示しており、事業の安定性が感じられます。

一方で、オファリングレシオが28.7%とやや高めで、想定時価総額も700億円超の大型案件となっており、需給面での懸念材料となる可能性があります。

前後2週間にIPO競合がなく、日経平均の1ヶ月リターンもプラスとマーケット環境は良好な状況です。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=1,060円~1,377円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,060

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

ノースサンドの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主)%
岡三証券%
楽天証券%
SBI証券%
マネックス証券%
割当率・割当株数は11月13日に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

マネックス証券バナー

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の株式会社グーニーズが48.57%を保有しています。

また、この株式会社グーニーズは、同社の役員等により総株主の議決権の過半数を所有されている会社です。

代表取締役の前田 知紘氏も第2位の株主であり、役員とその関連会社が大半の株式を保有する構成となっています。

株主名比率
株式会社グーニーズ48.57%
前田 知紘(代表取締役)10.48%
佐々木 耕平6.67%
加藤 博己6.67%
小松 亮太6.67%
河野 智晃4.76%
コタエル信託株式会社 4.76%
株式会社ファン3.81%
株式会社リーフ3.81%
株式会社ノーヴェ3.81%
株主の状況(上位10名)

役員・従業員やその関連会社が合計で約9割を保有しているワン!

強固な経営体制が維持されているね!

ノースサンドの業績情報

northsand-data
northsand-data2
EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2021年1月2022年1月2023年1月2024年1月2025年1月
売上高1,4822,4074,4479,14716,417
成長率+62.4%+84.7%+105.7%+79.4%
経常利益953763091,1082,798
成長率+295.7%-17.8%+258.5%+152.5%
経常利益率6.4%15.6%6.9%12.1%17.0%
当期純利益62210318191,974
成長率+238.7%-85.2%+254.8%+141.0%
EPS(円)74.3210.831.813.632.9
BPS(円)183.4427.9239.717.650.5
目論見書を元に、かぶリッジ作成。単位は百万円(EPS, BPSは円)
※2025年9月8日付で普通株式1株につき60株の割合で株式分割を実施。EPS、BPSは2024年1月期期首に株式分割が行われたと仮定して算出。

株式会社ノースサンドの業績は、売上高が第6期から第10期にかけて一貫して大幅に増加しています。

特に第9期(2024年1月期)は、前年比+105.7%と倍増を達成し、圧倒的な成長ぶりを示しました。

1年で売上が倍になるなんて、すごい!

一方で、第8期(2023年1月期)には利益面で経常利益が前年比で-17.8%と一時的に減少し、経常利益率も低下しています。

これは、事業拡大に向けた積極的な人材採用や組織投資が先行した結果と考えられます。

その後の投資効果は大きく発現し、第10期(2025年1月期)は売上高、経常利益ともに過去最高益を大きく更新しました。

経常利益率は17.0%に達し、収益性も大幅に改善しています。

第8期の利益減少は、成長に向けた「戦略的な投資」だったと判断できるワン!

第9期以降の爆発的な成長に目が離せないね!

ノースサンドの事業内容

ノースサンドは、ITコンサルティング及びビジネスコンサルティングを提供する総合コンサルティング会社です。

以下のビジョン・ミッションを掲げ、「世の中にまだない新しい価値を提供する」コンサルティング会社を目指しています。

  • ビジョン:「世界をデザインする」
  • ミッション:「カッコいい会社を増やす」

同社の特徴は、高い人間力を持つコンサルタントによる「痒いところに手が届く」コンサルティングを重視している点です。

単なる課題解決ではなく、お客様の感情に寄り添いながら業務に取り組むことで信頼を獲得しています。

ノースサンド ロゴ
同社HPより

ITコンサルティング

事業戦略を実行する各業界の事業部門や情報システム部門を支援します。

IT中期計画の策定からシステム設計、運用コスト削減まで幅広く対応しているのが特長です。

  • サービス領域: IT戦略・企画から実装・運用まで
  • 対象顧客:情報サービス、保険、通信、金融、製造など
  • 主な支援: システム改善、DX推進、基幹システム刷新

具体的な支援事例を見ていきましょう。

情報サービス業

ITインフラチームの運用課題を可視化し、対応ロードマップを策定。

システム面とオペレーション面の両方から改善を支援しています。

外資系保険業

中期ITロードマップ作成を支援。

アプリケーション開発計画とインフラ導入計画を統合しました。

国内通信業

ビッグデータ分析とマーケティング施策を立案。

顧客の行動を分析し、可視化ツールを構築することで、顧客体験向上につながる戦略を提案しています。

ビジネスコンサルティング

マーケティング、セールス、人事などのNon-IT領域を支援します。

業務改善から戦略策定、実行支援まで一貫してサポート。

デジタルやIT領域との連携により、より効果的な支援を実現しています。

単なる提言にとどまらず、お客様のビジネス成果を最大化。

実行フェーズまでしっかりサポートします。

  • サービス領域: マーケティング、セールス、人事など
  • 対象顧客: 製造業、不動産業、建設業、小売業など
  • 主な支援: 業務改善、予算管理、組織立上げ、働き方改革

具体的な支援事例はこちらです。

製造業

部門予算と投資のガバナンス強化を支援。

投資評価基準や予算編成方針を整備し、予実管理とレポーティングの仕組みを確立しています。

建設業

コーポレートデジタル推進グループの立上げを支援。

組織の役割定義やプロジェクト企画など、立上げ全般をサポートしました。

外資系小売業

全社的なワークスタイル改善を実施。

コラボレーションツールの浸透支援と全社サーベイによる改善を推進しています。

Notionサービス

ノースサンドは、「Notion」の世界初の販売代理店です。

Notionとは?

Notionは、米国Notion Labs, Inc.が提供するオールインワンの情報共有ツール。

バーチャルオフィス、リモートコラボレーション、ノーコードツールとして進化するプラットフォームです。

ノースサンド ノーション
同社HPより
  • サービス内容: ライセンス提供から運用定着まで
  • 特徴: 専任部署による自社ノウハウの提供
  • 強み: コンサルと組み合わせた総合支援

コンサルティングサービスとは別に、Notion導入専任部署を設置。

ライセンス提供から導入設計、運用定着支援まで一貫してサポートします。

DX時代に必要な情報共有とコミュニケーション基盤を整備し、自社での導入経験に基づくナレッジを提供できる点が強みです。

コンサルティングで培ったノウハウと組み合わせ、業務プロセスの最適化まで含めた総合的なサービスを展開しています。

ノースサンドの事業の特徴

ノースサンドの事業には3つの大きな特徴があります。

1. 人間力を重視したコンサルティング

当社は、コンサルタントのスキルを2つの軸で評価しています。

1つ目は「コンサルティングスキル」。

思考力、知識、経験など、一般的に求められるスキルです。

2つ目は「人間力」。

人間力こそ、同社が最も重視しているポイントです。

同社は、人間力を「愛嬌・素直さ・しつこさ」の3要素と定義しています。

人間力を重視しているからこそ、「痒いところに手が届く」コンサルティングが提供できているんだね!

2. サービス提供と案件開拓の分業体制

一般的なコンサル会社では、上位職が営業活動も兼務する体制が主流です。

一方、同社では営業要員と案件開拓支援チームを別に設置

以下のような三位一体の体制で取り組んでいます。

  • コンサルタントはサービス提供と品質向上に専念。
  • 営業要員はお客様開拓活動に集中。
  • 案件開拓支援チームがその双方をサポート。

これにより、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客への最適なコンサルタント配置も実現。

結果として、コンサルタントの稼働率向上など、経営効率を高めることに成功しています。

効率的で安定した組織体制を構築できているワン!

3. 総合的なコンサルティングサービス

同社は幅広いスキルと経験を持つコンサルタントを抱え、総合的なサービスを提供しています。

コンサルタントを業界やサービス領域で区分せず、お客様のニーズに応じて柔軟にプロジェクトチームを編成できる体制です。

この体制により、幅広い業界のお客様に継続的・長期的にサービスを提供できています。

その成果として、2023年1月期から2025年1月期まで売上高CAGRは92.1%と高い成長を遂げています

CAGRとは

Compound Annual Growth Rateの略。

一定期間における初年度と最終年度の数値から、毎年一定の割合で成長したと仮定した場合の年平均成長率を示す指標です。

今回の場合は2023年1月期から2025年1月期までの売上高成長率を示しています。

人間力を重視したコンサルティングで、お客様に寄り添った支援を行っているんだワン!

ITとビジネスの両面から総合的にサポートできる体制が強みだね!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日市場かぶリッジ予想初値(公開価格比)
ユーソナー10/17グロースC(1倍〜1.3倍未満)1.18倍
テクセンのフォトマスク10/16プライムC(1倍〜1.3倍未満)1.19倍
ライオン事務器10/15スタンダードC(1倍〜1.3倍未満)1.76倍
サイプレス・ホールディングス10/8スタンダードD(1倍未満)0.95倍
ウリドキ10/7名証ネクストD(1倍未満)1.08倍
ムービン・ストラテジック・キャリア10/6グロースC(1倍〜1.3倍未満)1.20倍
オーバーラップホールディングス10/3グロースC(1倍〜1.3倍未満)0.93倍

ライオン事務器は事前予想がC評価と控えめでしたが、初値は公開価格を大きく上回る1.76倍となりました。

予想外の好結果に注目が集まっています。

その他は大方「かぶリッジの予想」通りだね!

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