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インフキュリオン(438A)のIPO初値予想と上場概要紹介

インフキュリオン(438A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、 10月24日に東証グロースに上場予定のインフキュリオン(438A) をご紹介します。

インフキュリオンは、 さまざまな産業・企業のフィンテック・パートナーとして、決済全域をカバーする組み込み型の金融・決済基盤の開発・提供および関連コンサルティングの提供を行う企業です。

想定時価総額は304.5億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

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この記事の監修者
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執筆:かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

目次

インフキュリオンのIPO基本情報

ここでは上場日や、かぶリッジ独自の初値予想を見てみましょう。

上場日10月24日(金)
かぶリッジ独自の初値予想C(1.0倍以上1.3倍未満
仮想定価格1,495円(※)から、1,450円~1,942円
※想定仮条件1,450円 ~ 1,540円の平均価格
企業Webサイトhttps://infcurion.com/
取り扱い証券SBI証券(主)、SMBC日興証券、野村證券、楽天証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券 など

主幹事はSBI証券だよ!

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インフキュリオンのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格1,495円
仮条件10月8日 決定予定
ブックビルディング期間10月9日~10月15日
当選発表日10月16日
公開価格10月16日 発表予定
申込期間10月17日~10月22日
上場日10月24日
初値10月24日 発表予定

まずは仮条件がどうなるか注目だよ。

インフキュリオンのIPO初値予想

インフキュリオンIPO評価

想定時価総額304.5億円、吸収金額104.0億円とやや大型の案件です。

事業内容はフィンテック領域で成長性の高いトレンド分野にあり、直近の日経平均リターンが6.59%と良好な点も市場環境としてプラスに働きます。

一方でオファリングレシオが32.4%とやや高く、公募割合が28.1%と低いため、売り圧力の強さが懸念されます。

またVC保有比率が23.72%と比較的高めで、業績面も売上高成長率22.9%、経常利益率1.5%と成長余地はあるものの突出した水準ではなく、初値の上昇は限定的となる可能性があります。

これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍以上1.3倍未満=1,450円~1,942と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,495

IPO初値予想
詳しい評価項目を知りたい方はこちら
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

ちなみに

初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

インフキュリオンの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

スクロールできます
証券会社名割当率割当株数
SBI証券(主)%
J.P.モルガン証券%
SMBC日興証券%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券%
野村證券%
マネックス証券%
水戸証券%
楽天証券%
岩井コスモ証券%
岡三証券%
Jトラストグローバル証券%
割当率・割当株数は10月16日に発表

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

スクロールできます
SBI証券マネックス証券楽天証券SMBC日興証券松井証券岡三証券
取扱数765054525549
主幹事数11002200

抽選方法
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
完全平等抽選完全平等抽選完全平等抽選: 10%
ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て
配分予定数量の70%以上を抽選取引実績に応じて優遇抽選
事前入金必要必要必要必要不要不要
詳細公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※取扱数、主幹事数は2024年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

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大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主は三井住友カード株式会社(12.52%)、第2位は株式会社三井住友銀行(12.52%)です。

また第3位の丸山 弘毅氏は同社の代表取締役社長です。

スクロールできます
株主名比率
三井住友カード株式会社12.52%
株式会社三井住友銀行12.52%
丸山 弘毅11.26%
来田 武則9.87%
神澤 順8.16%
Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities L.P.5.65%
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合4.86%
株式会社りそな銀行3.41%
JPインベストメント1号投資事業有限責任組合3.30%
NTTドコモビジネス株式会社2.39%
上位10名を記載

上位は事業会社・金融機関と経営陣が中心で、VCも複数参画しているね!

インフキュリオンの業績情報

インフキュリオン業績データ
インフキュリオン業績データ

EPSは左軸、BPSは右軸
スクロールできます
決算期2024年3月2025年3月
売上高5,8367,174
成長率+22.9%
経常利益-598107
成長率
経常利益率0%1.5%
当期純利益-55774
成長率
EPS-33.14.1
BPS-125.7-111.8
目論見書(有価証券届出書)の「連結経営指標等」を元に、かぶリッジ作成。
※2025年8月20日に普通株式1株につき400株の株式分割を実施。EPS・BPSは目論見書の注記に基づき算定。

売上高は2期連続で拡大し、2025年3月期は7,174百万円(前年+22.9%)と堅調に伸長しました。

損益面では経常利益が107百万円と黒字転換し、経常利益率も1.5%へと改善が進んでいます。

親会社株主に帰属する当期純利益も74百万円の黒字となり、財務面では自己資本比率が15.6%から46.1%へ大幅に上昇するなど、収益性・安全性ともに改善が確認できます。

マイナスだった指標もほどんどがプラスに転じているね!

インフキュリオンの事業内容

インフキュリオンは、企業や金融機関に向けて決済・金融機能を提供する「決済イネーブラー」として成長を続けるフィンテック企業です。

消費者決済(BtoC)から企業間決済(BtoB)まで、次世代の決済インフラをクラウドベースのオープンプラットフォームで提供しています。

インフキュリオンサービス1
同社HPより
インフキュリオンサービス2
目論見書より

ペイメントプラットフォーム事業

インフキュリオンサービス3
目論見書より

金融機関や事業会社のサービスに対して、クラウド上の決済・金融ソリューションをAPI接続で組み込むサービスを提供しています。

クレジットカード発行やアプリへのキャッシュレス決済機能搭載など、柔軟な拡張性と低コスト・短納期を強みとし、企業の競争力向上を支援しています。

  • 主なプロダクト: 次世代カード発行プラットフォーム「Xard」など
  • 導入対象: 金融機関、SaaS企業、大手事業会社
  • 特徴: 高い拡張性と短期間・低コストでの実装が可能

マーチャントプラットフォーム事業

インフキュリオンサービス4
目論見書より

店舗や加盟店向けに、キャッシュレス化・デジタル化を推進するプラットフォームを展開しています。

あらゆるキャッシュレス手段に対応するマルチ決済機能を単一デバイスで提供し、加盟店の決済処理やアクワイアリングシステムの開発・運営を支えます。

  • 主なプロダクト: 店舗向けマルチ決済ソリューション「Anywhere」
  • 特徴: 多様な決済手段への迅速な対応と運営コスト削減
  • 導入効果: 店舗や加盟店のキャッシュレス化・データ活用を一気通貫で支援

コンサルティング事業

インフキュリオンサービス5
目論見書より

金融機関や大手企業を対象に、決済・金融領域における事業開発コンサルティングを提供しています。

新規事業開発における課題抽出から企画立案、実行支援までをトータルにカバーし、先端テクノロジーと決済ノウハウを活用して顧客企業の成長を後押しします。

  • 対象顧客: 銀行、カード会社、大手リテール企業など
  • 提供価値: 戦略立案からプロダクト導入支援までの一貫サービス
  • 強み: フィンテックとAIを活用した革新的ソリューション

インフキュリオンは、これらの事業を通じて顧客基盤拡大と付加価値の向上を両立させ、日本の決済・金融システムを次のステージへ導くことを目指しています。

キャッシュレス化率の上昇や法人カード市場の成長を背景に、持続的な決済経済圏の拡大に挑戦しています。

決済から金融まで一気通貫の仕組みをクラウドで提供する、まさに次世代型のフィンテック企業だワン!

直近IPOの初値予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

スクロールできます
企業名上場日初値予想初値騰落結果
アクセルスペースホールディングス8/13A(1.5倍~1.7倍未満)2.0倍
山忠7/29C(1倍~1.3倍未満)1.0倍
フラー7/24S(1.7倍以上)4.44倍
みのや7/18C(1倍~1.3倍未満)1.64倍
ヒット7/4B(1.3倍~1.5倍未満)1.44倍
リップス6/30C(1倍~1.3倍未満)1.02倍

上場時期が重なり資金が分散され、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄も複数ありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

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