投資はギャンブルですか？

読者のギモン

投資はギャンブルと同じという印象を持っているのですが、実際はどうなのでしょうか。

編集部の回答

結論、投資とギャンブルは別物です。

中長期的な目線を持った、資産運用としての投資なら、ギャンブルのように負けて借金をする可能性はありません。

たしかに、投資で多くの報酬を得ようとすることは、ギャンブルと似ていると考える方も多いと思います。

とはいえ投資とギャンブルは、根本的に意味が異なることから、まずはそれぞれの違いを見ていきましょう。

①投資とは

投資とは、中長期的に価値を生み出すモノや事業にお金を投じ、その成長からリターン（利益）を得る行為です。

短期的ではなく、中長期的に行うのが投資だワン！

カジノや競馬など、短期的なチャンスに乗じてお金を投じ、多額の利益を追い求める行為は「投機」と呼びます。

両者を図に表してみましょう。

②ギャンブルとは

ギャンブルとは、勝者が一定割合の配分を受け取る一攫千金のゲームです。

参加者は主催者にお金を払います。

構造を図に表すと、こんな感じ。

ずっと勝負をしていると、いつかは負けて損をしてしまうんだね……

基本的にギャンブルは損をする構造となっているのです。

勝てた時には多額の利益を生み出せるものの、「今日は調子がいい、まだ勝てるはずだ」と賭け続け、負けるまでやめない中毒性があります。

筆者の見解まとめ

投資は「中長期的に行う」という点で、ギャンブルとは大きく異なります。

当然ながら投資も元本割れで損失が出ることはありますし、短期的なデイトレードといった手法はギャンブル性が高いです。

ですが投資のリスクについて学び、将来のための資産運用として行えばリスクを大きく減らせます。

「ギャンブルみたいだから投資が怖くてできない」と悩んでいた方は、安心して投資の一歩目を踏み出してみてくださいね。

今回の内容についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみましょう。

以下のリストには、投資についてはじめて学ぶ方におすすめの記事をまとめてみました。

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執筆：かぶリッジ編集部

かぶリッジは、20年以上にわたり投資家向けサービスを提供する株式会社インベストメントブリッジが運営しています。日本株投資や米国株投資を実践する編集部メンバーや、現役の証券アナリスト、元証券会社勤務の社員等で運営しています。

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