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・iFreeNEXT FANG+インデックスってどんなファンド?
・ファングプラスを「おすすめしない」と言われるのはなぜ?
このようなお悩みを解決します。
かぶリッジの結論
iFreeNEXT FANG+インデックスは、過去10年で約19倍という驚異的なリターンを記録してきました。
一方で、短期で25%以上暴落する局面もあり、「おすすめしない」と言われることもあります。
ですが実際は、デメリットやリスクを正しく認識して対策をしておけばとても魅力的なファンドです。
今回はそんなiFreeNEXT FANG+インデックス(ファングプラス)のデメリットや特徴、リスクから投資をする上でのポイントをご紹介します。
正しい情報をお伝えするために随時更新を実施しますが、掲載内容には古い情報、誤った情報が含まれることがございます。
また、本記事でご紹介する企業や投資商品はすべて情報提供目的であり、投資を推奨・勧誘する目的はございません。
情報の取捨選択や投資判断は各ユーザー様のご判断・責任にてお願いいたします。
※掲載内容へのご指摘につきましては、お問い合わせフォームより受け付けております。

💡このパートの要約

ファングプラスは「やめとけ」と言われることもあるけど、なぜなの?
iFreeNEXT FANG+インデックスには、いくつかのデメリットが存在します。
特に「ほったらかし」を検討されている方は、長期になるほど不利になるリスクもあります。
主なデメリットは以下の3つです。
最も大きなデメリットは、価格変動リスクの大きさです。
上記の青い矢印の部分などFANG+(ファングプラス)は短期(3ヵ月程度)で25%以上の暴落を数回経験しています。
ハイテク株のみで構成されているため、金利上昇局面や景気悪化に弱い性質があります。
実際、暴落局面では他の主要株価指数以上の暴落率を記録することが多々あります。
AI期待の剥落といった要因にも極めて敏感に反応するため、リスク許容度が低い方には向いていません。
分散投資になっておらず、3つの点で集中投資になっている点も、ファングプラスのデメリットです。
投資は分散が鉄則ですが、FANG+はそれが効いておらず、前述のボラティリティの大きさのようにハイリスク・ハイリターンな投資になっています。
以下で3つの要素から検証していきます。
銘柄数はわずか10社のみで、実質的にIT・AI・クラウド・プラットフォーム企業に集中しています。
確かにこれらの業種は他に比べて、過去10年間の成長率や時価総額は圧倒的です。
しかし現在のAIバブルと言われる状況下、巨額投資を加速させている銘柄で構成されているため、ファングプラスは警戒感を持たれやすいです。
こうした投資回収の道筋の不透明感により、短期の売りが出ることもしばしばあるのです。

テクノロジーセクターの調整局面では、一気に資金が引き上げられるリスクがあるワン!
ファングプラスは、構成銘柄のすべてが米国企業である点が大きな特徴です。
そのため、米国経済の成長を享受できる一方で、米国の政治・地政学的要因に強く左右されやすいというリスクも抱えています。
こうした政策は、テクノロジー企業の業績見通しを一変させる可能性があります。

特に近年は、トランプ大統領の発言や政策が株式市場に与える影響が大きいよね…。
中でも、米中関係の悪化は特に重要なリスク要因です。
半導体分野では、対中輸出規制の影響を受けており、政治判断一つで売上や成長戦略が制限される可能性があります。
ファングプラスはこうしたハイテク企業への集中投資であるため、米中摩擦が激化した場合の価格変動リスクは相対的に高いといえるでしょう。
このように、FANG+は高い成長性が期待できる一方で、米国一国集中による政治・地政学リスクを十分に理解した上で投資することが重要です。

米中対立が深まると、ハイテク企業の業績に直接影響が出るワン!
円建てで投資しても中身はドル資産のため、為替リスクは避けられません。
円高局面では、株価が横ばいでも円ベースではマイナスになる可能性があります。
直近3年程度で約30円の幅で推移しており、こうした為替の影響はかなり大きいです。
逆に円安局面では為替差益が得られますが、為替の動きは予測が難しく、コントロールできないリスク要因となります。

為替の影響で、実質的なリターンが大きく変わってしまうワン!
iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬は年率約0.775%です。
インデックスファンドとしては明確に高コストといえるでしょう。
| 指数ETF / 投信 | 経費率/信託報酬 | 備考 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | 米国株の代表指数(超低コスト) |
| FANG+(iFreeETF) | 0.605% | 専門性高く割高傾向 |
| FANG+(投信) | 0.7755% | 投資信託はさらに高め |
| Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式) | 0.10725% | 算出方式は違えど、10社中7社がFANG+と重複 |
| ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド | 0.385% | 算出方式は違えど、10社中6社がFANG+と重複 |
このように似たような銘柄を扱っているものでも、信託報酬は大きく異なります。
例えば、人気のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬が0.08140%であることを考えると、約9倍のコスト差があります。

長期投資になるほど、この差は複利効果によって大きな影響を及ぼすワン!
仮に30年間運用した場合、この手数料差だけで最終的なリターンに数十・百万円単位の差が生まれる可能性があります。
この高い信託報酬を上回るリターンが得られるかどうかが、投資判断の重要なポイントになります。

💡このパートの要約

そもそもファングプラスってどんなファンドなのかな?
iFreeNEXT FANG+インデックスとは、大和アセットマネジメントが運用する投資信託です。
FANG+という米国主要テック企業10社の株式指数を基準として作成されたファンドとなっています。
FANGは、Meta(旧Facebook)・Amazon・Netflix・Googleの4社(FANG)の頭文字です。
ここに、成長の著しいApple・Microsoft・NVIDIAなどのテック企業を含めた10社で「FANG+指数」としています。
| 銘柄名 | 読み | 業種 | 比率 |
|---|---|---|---|
| Alphabet | アルファベット | コミュニケーション・サービス | 10.9% |
| Meta | メタ | コミュニケーション・サービス | 10.9% |
| Nvidia | エヌビディア | 情報技術 | 10.8% |
| Amazon | アマゾン | 一般消費財・サービス | 10.5% |
| Broadcom | ブロードコム | 情報技術 | 9.7% |
| Apple | アップル | 情報技術 | 9.1% |
| Crowdstrike | クラウドストライク | 情報技術 | 9.1% |
| Microsoft | マイクロソフト | 情報技術 | 8.7% |
| Netflix | ネットフリックス | コミュニケーション・サービス | 8.4% |
| Palantir Technologies | パランティア・テクノロジーズ | 情報技術 | 8.2% |
いわば米国テック業界のスター企業に集中投資できる商品と言えるでしょう。
運用残高は1兆円近くまで積み上がっており、基準価額は10年間で約19倍まで成長しています。

圧倒的なパフォーマンスで投資家の注目を集めているワン!

💡このパートの要約

デメリットは分かったけど、それでも投資したい場合はどうすればいいの?
デメリットを理解した上でFANG+に投資する場合、適切な付き合い方を知っておくことが重要です。
リスクをコントロールしながら、テクノロジーセクターの成長を取り込む方法を解説します。
以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
最も重要なのは、ファングプラスをポートフォリオのコア資産にしないことです。
主力は全世界株式やS&P500などの分散されたインデックスファンドとし、FANG+は最大でも資産の10〜20%程度に抑えるべきでしょう。
しかし上記のインデックスファンドも、FANG+と同様の銘柄を多く組み入れています。また米国の割合も6割前後と高いです。
そのためファングプラスを組み込むなら、金や債券など幅広いアセットクラスも選んで以下のような構成をすると分散できます。


FANG+は「攻めの投資」として、バランスよく組み入れるワン!

FANG+インデックスは、ハイリスク・ハイリターンの「夢を見る商品」だと理解することが大切です。
過去のパフォーマンスが優れていても、将来も同様のリターンが得られる保証はありません。
テクノロジー企業の成長性に賭ける「攻めの投資」として位置づけ、損失が出ても生活に影響がない余裕資金で投資することが重要です。
生活防衛資金(生活費の6ヶ月分程度)を確保した上で、余裕資金の一部をファングプラスに振り向けるべきでしょう。

「なくなっても困らないお金」で投資するのが鉄則だワン!
信託報酬を抑えたい場合は、投資信託ではなくETF・ETNの活用も検討しましょう。
米国市場に上場している「FNGS」(MicroSectors FANG+ Index ETN)などのETNは、投資信託よりも低コストで投資できる可能性があります。
ただし、ETFの場合は購入時に為替手数料や取引手数料がかかる点、分配金の再投資が自動ではない点など、別の注意点もあるでしょう。
また、レバレッジ型のETFは値動きがさらに激しくなるため、リスク管理には十分な注意が必要です。

ETFと投資信託のメリット・デメリットを比較して選ぶワン!
| 投資信託 | ETF | |
|---|---|---|
| 信託報酬 | やや高い | 低い場合が多い |
| 購入手数料 | 無料(ノーロード) | 取引手数料が発生 |
| 分配金再投資 | 自動 | 手動 |
| 少額投資 | 100円から可能 | 1株単位 |
投資を始める際は、取扱商品が多い証券会社を選ぶことをおすすめします。
SBI証券、マネックス証券などの主要ネット証券なら、iFreeNEXT FANG+インデックスはもちろん、関連するETFや他の投資信託も幅広く取り扱っています。
将来的にポートフォリオを見直す際にも、選択肢が多い方が柔軟に対応できるでしょう。
また、NISA口座での投資も可能なため、税制優遇を受けながらFANG+に投資することもできます。

証券会社選びは投資の自由度を左右する重要なポイントだワン!
主要ネット証券の特徴

SBIグループは2025年11月に1,500万口座を達成し、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇っています。
そんなSBI証券のNISAでは、毎日と毎週コースがあるので、基本の毎月コースよりもきめ細かく「時間分散投資」ができます。
クレカ積立をすればVポイントも貯まるので、お得に老後の資産形成ができます。
低コストな商品を多く取り扱っているSBI証券は、あなたの資産を増やすパートナーになってくれるでしょう。
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クレカ積立によるポイント還元サービスは主要ネット証券で実施していますが、年会費(実質)無料のクレジットカードのなかでマネックスカードの還元率はトップレベルに高いです。

FANG+のデメリットと投資する上でのポイント、よくわかったよ!
今回はiFreeNEXT FANG+インデックスのデメリットや投資する上でのポイントを解説してきました。
最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。
かぶリッジの結論
iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国テクノロジーセクターの成長性に賭ける魅力的な商品です。
しかし、高リスク・高コスト・集中投資というデメリットも抱えています。
投資判断は、自身のリスク許容度と資産全体のバランスを踏まえて行いましょう。
このインデックスのようなリターンの大きなものは確かに夢がありますが、同時にリスクがあるのを正しく認識し、自身のリスク許容度や期待リターンを明確にした上でこうした攻めの投資を考えましょう。

デメリットを理解した上で、賢く投資していくワン!