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11月5日(水)☆昨日の日経平均は前週末比914円安で終了!ソシオネクストは業績下方修正でストップ安、レーザーテックは大幅反発

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昨日の日経平均は前週末比914円安、TOPIXは21P安で終了しました。

個別銘柄は、住友ファーマ(4506)がストップ高でした。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は962億円で前年同期82億円の赤字から大幅に回復が好感されました。抗がん剤オルゴビクスや過活動膀胱治療薬ジェムテサが好調に推移しました。
CIJ(4826)もストップ高でした。カブタンで「フィジカルAI」特選銘柄に挙げられたことが追い風となりました。

レーザーテック(6902)が大幅高でした。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は267億円で前年同期比67.9%増となり、200億円程度であった市場予想を大きく上回りました。ACTISの新製品であるA200のリリース発表もポジティブ視されました。
住友電気工業(5802)が買われました。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.8%増の1555億円に伸び、従来予想の1260億円を上回って着地が好感されました。自動車関連や環境エネルギー関連、情報通信関連の各事業で需要が堅調に推移しました。

一方で、ソシオネクスト(6526)がストップ安でした。26年3月期連結業績予想について営業利益を140億円から100億円へ下方修正するとの発表が嫌気されました。原価率改善の遅れによる製品粗利率の悪化、加えて先行開発費の増加が響く見通しがネガティブ視されました。
SCREENホールディングス(7735)が大幅安でした。第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は221億円で前年同期比27.6%減となり、市場予想を100億円程度下振れが嫌気されました。半導体製造装置の一部案件で期ずれが発生しました。

今朝のNYダウは251ドル安、ナスダックが486P安、S&P500は80P安でした。
人工知能(AI)関連銘柄や相場の割高感が意識され、ハイテク株を中心に売りが広がりました。

特に、AI銘柄であるデータ分析プラットフォームのパランティアの下げが大きくなりました。2008年の金融危機前に住宅市場の崩壊に賭けた「世紀の空売り」で有名になったマイケル・バーリ氏が率いるヘッジファンド会社サイオン・アセット・マネジメントが同社株とエヌビディアに対する弱気のポジションを開示したことが嫌気されました。
また、ウォール街の最高経営責任者(CEO)たちは、今後12-24カ月の間に株式市場が10%以上下落する可能性があるとして、投資家に備えを呼びかけたことも下げのきっかけとなりました。

今日の予定

●11/5(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合の議事要旨(9/18~19開催分)
10月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札

【決算】
トヨタ自動車、伊藤忠商事、三井物産、ソフトバンクグループ、日本製鉄、大林組、サンリオ、旭化成、川崎汽船、エーザイ、ヤマハ発動機、シスメックス、AGC、アズビル、セイコーエプソン、九州旅客鉄道、BIPROGY、三菱自動車工業、メディパルホールディングス、ALSOK、カカクコム、東武鉄道

【海外】
米10月ADP雇用統計(22:15)
米10月ISM非製造業景況指数(24:00)

【欧州】
アーム・ホールディングス

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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