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8月8日(金)☆昨日の日経平均は前日比264円高で終了!エムスリーは増益決算でストップ高、シスメックスは減益で大幅安

本記事はバックナンバーです。最新のブログは「元証券ディーラー・たけぞうの『かぶリッジブログ』」をご覧ください。

昨日の日経平均は前日比264円高、TOPIXは21P高で終了しました。

個別銘柄は、エムスリー(2413)が一時ストップ高でした。第1四半期の決算を発表し、営業利益は198億円で前年同期比17.0%増が好感されました。製薬マーケや医療現場DXが堅調な推移をしました。
インターメスティック(262A)が14%高でした。7月度の国内月次売上速報を公表し、既存店売上高が前年同月比24%増が材料視されました。UVカット率100%の「SUNCUT Glasses」の販売が好調に推移しています。

資生堂(4911)が大幅高でした。2025年1~6月期の連結決算は、営業損益が180億円の黒字に転換が好感されました。中国・トラベルリテール、欧州、米州事業などの減益を、日本事業での構造改革効果および全社を挙げたコストマネジメントにて一部相殺しました。
ロート製薬(4527)は、今期の経常利益予想を従来の見通しから25億円引き上げて430億円に変更し、2期ぶりに最高益を更新する見通しで買われました。

フジクラ(5803)が上昇しました。26.3期通期の連結営業利益予想を1220億円から1420億円に上方修正が好感されました。情報通信事業部門が、生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンター向けの需要が引き続き伸長したことにより、大幅な増益となりました。エネルギー事業部門が増益となったことも寄与しました。

一方で、古河電気工業(5801)が大幅安でした。26.3期1Q(4-6月)の連結純利益が51.6億円と公表しました。市場コンセンサスが60.0億円で下回った事が嫌気されました。
栗田工業(6370)が16%安でした。前期にあった中国向けの大型装置案件の反動が出たほか、バイオガス関連での追加コストが発生で、4~6月期最終減益となった事がネガティブ視されました。

シスメックス(6869)が売られました。第1四半期決算を発表し、営業利益は106億円で前年同期比36.5%減が嫌気されました。上半期予想は従来の445億円から360億円から下方修正となりました。中国における市場環境の悪化に加えて、基幹システム切り替えによる受注制限や償却費増、海外棚卸資産見直しの影響が響きました。
トヨタ自動車(7203)は、決算を発表し、26.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の3兆8000億円から3兆2000億円に下方修正した事で反落しました。

今朝のNYダウは224ドル安、ナスダックが73P高、S&P500は5P安でした。
ナスダックは過去最高値を更新しました。

個別銘柄は、マーケティングと収益化の支援ソフトを手掛けるアップロビンが大幅高でした。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、売上高も77%の増収が好感されました。
一方で、サイバーセキュリティのフォーティネットが大幅安でした。通期のガイダンスは上方修正していたものの、サービスの売上高見通しを下方修正が嫌気されました。

今日の予定

●8/8(金)
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見(7/30~31開催分)
6月家計調査(8:30)
6月国際収支・貿易収支(8:50)
7月景気ウォッチャー調査(14:00)
オプションSQ

【決算】
ゆうちょ銀行、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、ブリヂストン、第一生命ホールディングス、日本郵政、SMC、日本ペイントホールディングス、INPEX、セコム、ENEOS、オリンパス、T&Dホールディングス、楽天グループ、東レ、三菱HCキャピタル、大成建設、大林組、サンリオ、かんぽ生命保険、キオクシアホールディングス、ゼンショーホールディングス、スクウェア・エニックス・ホールディングス、出光興産、大日本印刷、TOPPANホールディングス、SGホールディングス、日本通運、東京センチュリー、三越伊勢丹ホールディングス

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たけぞうさん 株式投資専門家 かぶリッジ監修担当

執筆者:たけぞう

合同会社 Next Meeting 代表取締役。1988年に証券会社へ入社し約30年間勤務。
東京証券取引所において、4年間の“場立ち”を経て20年間以上証券ディーラーとして活躍。多い時には約10億円の資金運用を託され、重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。
現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわりラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように専門家として日々活動を行っている。
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