売れるネット広告社（9235）株式分割と株主優待制度の変更を発表。来年2月末から1株を2株に分割

2024年12月16日

かぶリッジのピックアップニュースでは、IRニュースや決算発表を元に、市場で注目を集めそうな企業を主観でご紹介します。

ニュース内容

売れるネット広告社（9235）が12月16日に開催した取締役会において、上場後初の株式分割を行うことと株主優待制度を変更することを決議しました。

売れるネット広告社は、DtoC事業者向けのネット広告商品販売ページ制作支援サービスや、広告出稿、通信機器貸与を手掛ける企業です。

今回の株式分割の概要は以下の通り。

今回の株式分割で同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、同社株式の流動性の向上を図り、投資家層の更なる拡大を目的としています。

また、株式分割に伴い、株主優待制度の変更も発表されました。

変更内容は以下の通りです。

今回の株式分割の背景には、同社の直近の取り組みが関係していると考えられます。

同社は上場から1年間で、6社のM&A・2社のグループ会社新設・ 4つの新規事業・ 2社への出資・4社との業務提携契約を行うなど提供サービスを増加中です。

また、2025年7月期の通期業績予想を上方修正し、黒字化も計画しています。

2025年7月期の売上高については前期比216.2％の1,653百万円となり、2024年7月期に実行した投資について2025年7月期は黒字化を実現する想定です。

株式分割により、同社株式を100株購入するための資金は約*15万円→7.5万円へと引き下げられるため、売上高拡大・黒字化に魅力を抱く投資家にとって、より投資しやすい銘柄となりました。
※2024年12月13日の終値1507円で算定

詳細は同社IR情報をご確認ください。